8 モデルを複数人で共有する
Sharing Models with Others

オリジナルのモデルを作成したら、Analytica の無償バージョン 101 を使用するか、Analytica Cloud Player (ACP) を使ってモデルをウェブ上に公開することで、他の人にも同じ内容を示すことができます。

この章では、モデルを複数人で共有する方法を紹介します。具体的な内容は以下のとおりです:

  1. Analytica Free 101 を使って表示する
  2. Analytica Cloud Player (ACP)
  3. まとめ:モデルを共有する

Analytica モデルを作成したら、他の人々ともそれを共有したい場合があります。計算結果として示される静的なレポートよりも、Analytica モデルの方が遥かに内容豊富で為になることが他の関係者の方々にもお分かりいただけるはずです。視覚的に訴える影響ダイアグラムを使えば、どのようにしてその結果が算出されたのか、どのような前提条件が使用されたのか、あるいは、分析に影響を及ぼす変数や相互関係が何であるかを上手に伝えることができます。関係者と共にインプットを変更したり、結果を再計算できる機能をインタラクティブに使うことができれば、前提条件について質問したり、関係者自身で試したり、前提条件を変えた場合の影響の理解が容易になります。また、結果が多次元のテーブルやグラフでもインタラクティブに回転 (ピボット) させることができるので、静的なレポートでは容易に実現できないような結果も簡単に他の関係者に示すことができます。

作成したモデルを共有する直接的な手段は次の2つがあります:

最初のケースで作成したモデルを閲覧するためには、すでに Analytica をインストールされている方か、もしくは、フリーの 101 エディションをインストールされている方である必要があります。2つめのケースでは、Flash 対応のブラウザでインターネットにアクセスできる環境であれば、ソフトウェアをインストールする必要はありません。