8.1 Analytica Free 101 を使って表示する

無償提供される Analytica Free 101 エディションは、Windows コンピュータをお持ちの方ならどなたでもダウンロードしてインストールすることができます。もし、Analytica の任意のエディションを既にインストールされている方であれば、Analytica Free 101 はすでにインストールされていることになります。

Analytica Free 101 エディションがあれば、作成したモデルを表示したり、影響ダイアグラムの階層構造を移動したり、オブジェクトウィンドウを表示したり、計算結果を表示したり、インプットを変更して結果を再評価することができます。作成したモデルのユーザーオブジェクトが 101 を超えると、そのモデルに (インプットを除く) 変更を加えたり、Analytica Enterprise 以上でしか利用できない、たとえば、モデルを読み込んだあとに動的な外部データベースからデータをインポートする機能などは利用することができません。

有償で提供される Analytica Power Player エディションは、モデルそのものを構築したり変更を加える必要のないユーザーにとって追加の機能が用意されているものです。Power Player を使えば、インプットに加えた内容を保存したり、モデルを読み込んだあとに動的なデータベースからデータを取り込むといった Enterprise レベルの機能を利用することができます。

 

作成したモデルを配布する

Windows 環境のコンピュータに Analytica をインストール済みのユーザや、Analytica Free 101 エディションのインストールを希望しているユーザーの方と、作成したモデルを共有するには、作成したモデルファイルをメールに添付するだけで済みます。ただし、送信する Email には以下のテキストを本文中に含める必要があります:

以下のような HTML コードを使用すれば、Analytica モデルをウェブページに公開することも可能です。

ウェブページに公開する場合も、Analytica のダウンロード方法に関するテキストを含める必要があります。Analytica を既にインストールしているユーザーであれば、このハイパーリンクをクリックするだけでモデルを起動させることができます。