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RockWorks 16 の新しい機能

 

新しい Google Earth プログラム

RockWorks 16 の新しいプログラムタブ EarthApps をチェックしてください。このプログラム集は、データシートから空間データを読み込み、以下に示す各種マップを作成することができます。

  • ポイントマップ (Point Maps)
    マップ上の位置をアイコン、円形、三角錐、円柱、走向傾斜記号で表示します。


  • ラインマップ (Line Maps)
    Google Earth でライン、ポリライン、チューブ、放物線、パイプラインを表示します。


  • ポリゴンマップ (Polygon Maps)
    Google Earth でポリゴン、鉱山区画 (claims)、借地区画 (leases)、PLSS 区画、および、米国の国境と州境を表示します。


  • 画像 (Images)
    Google Earth で画像を地上に重ね合わせたり、浮遊させたり、垂直に立てたり、凡例として表示します。


  • 3D 地形 (Flyovers)
    シンプルで高度なクリップボード・インプット


  • セルマップ (Cell Maps)
    空間データマップを作成して、値の高さ・低さ、平均、加重平均などをあらわします。


  • 調査マップ (Survey Maps)
    調査データを元に地図上の点位置やポリゴンを計算し、表示します。


  • 抽出ツール (Extraction tools)
    Google Earth にある点情報、線情報、ポリライン、ポリゴンなどのデータを EarthApps データシートに抽出すれば、それらを Rockworks Utilities で利用することができます。

 

座標オプション

  • プロジェクト・データベースの新規作成または更新で使用するプロジェクトの単位と座標系を定義できます。マップ (XY) と深度 (Z) では単位を混在できます (メートルとフィートなど)。


  • ユーティリティデータシートの空間データの列で使用する単位と座標系を定義できます。


  • プロジェクトの寸法が Output Dimensions としてあらわされ、その単位を指定することができます。また、面積 (area)、体積 (volume)、質量 (mass) の単位も定義できます。


  • 全てのインポートツールに、座標変換オプション機能が追加されました。


  • 既存のデータまたはプロジェクトに座標を再投影 (Reproject) することができます。
    既存のデータまたはプロジェクトで座標ラベルの付け直し (Relabel) ができます。


  • 体積レポートではプロジェクトの単位が使用されます。

 

EarthApps とユーティリティのデータシート

  • 各行にチェックボックスが付きました。チェックを外すと、その行は処理から除外されます。
    Output DimensionsPolygons に基づいて行にフィルタを掛けることができます。


  • ユーティリティデータシートに新しい列タイプが加わりました。
    座標と単位を指定できます。


  • データシートのレイアウト用テンプレートを保存したり、読み込むことができます。


  • データシートにメタデータを保存することができます。
    数値書式を定義できます (地域に合わせた番号付けシステム)。

 

ボーリング孔データベース

  • Location タブのレイアウトが新しくなり、整理しやすくなりました。


  • カスタマイズした Location フィールドをそれぞれ固有の「グループ」やタブに自由に仕分けることができるようになりました。


  • 地面やドリルカラーの標高 (elevation) に、データベースの各テーブルを参照できます。


  • ボーリング孔のソートオプションが改善しました。Enabled (利用可能) のみを一番上に表示させたり、グループ分けを容易にすることができます。
    ボーリング孔を検索し、Disabled (無効) なものは非表示にすることができます。


  • 岩相 (Lithology)、層序 (Stratigraphy)、水位 (Water Level)、井戸建設 (Well Construction) の説明文やコメントを文字数に制限なく「メモ」することができるようになりました。


  • I-Data、T-Data、P-Data、I-Text、P-Textcolumns の順序を容易に変更することができるようになりました (変更内容は保持されます)。これらを非表示にすることも可能です。

 

プロジェクトマネージャーのアップデート

  • プロジェクトマネージャーのレイアウトが刷新され、ファイルにアクセスしやすくなりました。
    新しい Google Earth 見出しにより、お持ちの KMZ ファイルを素早く表示できます。
    プロジェクトマネージャーからファイル名を変更できるようになりました。

 

補間モデル

  • 新しいファイル形式と名称拡張。単位と投影法を含む。

 

新しいダイアグラムタイプと改良点

  • Striplog 断面図における "EZ" (手軽な) P-Data、I-Data、Stratigraphy パネル


  • 新しいポリゴンマップ。複数のポリゴン、鉱山区画 (claims) マップに対応。


  • 鉱山区画 (claim) と借地区画 (lease) の計算機能


  • 改良された球状プロット (SpherePlot) と射点 (Shotpoint) マップ


  • 断面図 (profile) における断層 (fault) の表示


  • Stratigraphy Picker と Lithology Picker プログラムの改良


  • 等高線作図機能の改良


  • 断面図における距離ラベル / 座標ラベルの切り替え

 

インポートとエクスポートのアップデート

  • インポートする全てのデータで座標変換が可能。
    刷新されたメニューを使った新しいデータのインポートとエクスポート。
    LogPlot → RockWorks における岩相/層序キーワード・インポート機能の向上。
    量的な列のサポート拡大。i-text の縦書きに対応。


  • Google Earth 用のデータ、2D ダイアグラム、3D ダイアグラムのエクスポート機能の向上。
    新しく加わった AGS データ用のインポートツール。
    Tobin インポートにおける傾斜井戸のサポート。
    LAS インポート:Location フィールドタイプ (文字列以外も) の定義機能の追加と坑内調査データのインポート。
    同類のファイルを繰り返しインポートする際に便利な、テンプレート保存機能を多くのインポートに追加。

 

RockPlot2D のアップデート

  • Google Earth エクスポートツールの機能拡張。断面図を垂直パネルとしてエクスポートしたり、マップを浮遊 (floating) させたり地表に重ねる (drape) こともできます。
    rockplot2d ファイルに保存できるダイアグラムタイプ:未知の形式、マップ、セクション/プロファイル、チャート
    ダイアグラムに座標系と単位を保存。


  • RockPlot2D の新しいツール:手書き相関パネル。柱状図中の「スナップ」ノード、ラインへのスナップ機能を含む。
    ポリゴンとポリラインに頂点を追加可能。


  • 2D グラフにおけるデフォルトフォントの定義。プロットウィンドウで個別に編集可能。
    色の塗潰しまたはパターンの塗潰しが適用されたポリゴンに透明度を指定可能。


  • ベクトルパターンによる塗潰しに対応。
    2D カラー凡例に科学技術表記、および、接頭辞・接尾辞 (プレフィクスとサフィックス) を含めることが可能。

 

RockPlot3D のアップデート

  • Google Earth エクスポートツールの機能拡張。
    3D ダイアグラム用カラースキームをダイアグラム作成前に定義可能。


  • 単一または複数のビューポイントを保存可能。表示させたい位置と角度をすばやく再現できます。
    Rw3D シーンからのグリッドモデル抽出。


  • RockPlot3D ウィンドウ内で XYZ 座標はもちろん、距離 (distance) データをキャプチャー可能。
    Rw3D シーンにおける垂直強調表示の保存。

 

システムツール

  • インストールプログラムにおけるユーザーファイルとサンプルファイルの保存場所の指定。
  • 共有オブジェクトフォルダーのためのユーザー固有のメニューセッティング。
  • ファイルパスにワイルドカード名称を使用可能。
  • 新しくなったネットワークライセンスマネージャー。
  • Unicode のサポートによる非ラテン文字への対応。
  • 非 US 数値形式のサポートの強化。
  • プロジェクトノートに RTF (リッチテキスト形式) をサポート。これにより、複数フォント、フォント効果、および、画像の埋め込みができるようになります。