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GWB 9 で追加された機能 |
Release 9.0 の The Geochemist’s Workbench には、サクッと使える洗練された新しいグラフィカルユーザーインターフェースが装備されました。全面的に改訂された GUI によってこれまで以上に作業を効率化できます。
デスクトップや Windows エクスプローラから任意の GBW プログラムにファイルをドラッグできます。マウスの左クリックでドラッグできるのは以下の通りです:
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GWB User’s Guides の PDF 版に記載されたテキストデータを選択状態して、左クリックで GWB のモデリングプログラムにドラッグすることもできます。
GWB アプリケーション間でデータをドラッグすることができます。また、外部アプリケーションとデータを交換することも可能です。マウスの右ドラッグでサンプル (試料データ) をやり取りできるのは以下の通りです:
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左ドラッグでは以下の通りです
GWB のモデリング・アプリケーションの配置が新しいペインになりました。
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ペインをデスクトップに左ドラッグすると切り離すことができます。
ペインを右ドラッグするとデータを転送できます。
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ダイアログボックスの内容を右ドラッグで他のダイアログへ転送できます。
ダイアログが新しくなり、作業を手早く簡単にできるようになりました。
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入力ファイルを任意の GWB プログラムに左ドラッグすることができます。Excel スプレッドシートや MS Word や PowerPoint 内のテーブルデータを GSS のデータシートに左クリックすることができます。GWB プログラム間では、データを右ドラッグ (マウスの右ボタンを押しながら移動する) でやり取りすることができます。
デスクトップや Windows エクスプローラから任意の GBW プログラムにファイルをドラッグできます。マウスの左クリックでドラッグできるのは以下の通りです:
GWB User’s Guides の PDF 版に記載されたテキストデータを選択状態して、左クリックで GWB のモデリングプログラムにドラッグすることもできます。
マウスの右ドラッグでサンプル (試料データ) をやり取りできるのは以下の通りです:
左ドラッグでは以下の通りです
ペインをデスクトップに左ドラッグすると切り離すことができます。
ペインを右ドラッグするとデータを転送できます。
ダイアログボックスの内容を右ドラッグで他のダイアログへ転送できます。
GWB の各バージョン Essentials、Standard、Professional はお使いのコンピュータに DLL (dynamic load library) としてインストールされます。GWB のアプリケーションプログラムのいずれかを起動すると、実行時に関係する DLL にリンクするグラフィカルユーザーインターフェース、すなわち GUI が立ち上がります。
例えば、React を開くと、React の DLL にリンクする GUI が起動します。関心のある問題を設定するときはこの GUI を使用しますが、解を求める実際の計算では DLL が使用されます。別の言い方をすると、DLL が GUI にプラグとして差し込まれているわけです。
任意の GWB アプリケーションにリンクするプログラムを同様に作成することでこのアーキテクチャを利用することができます。この方法を使えば、自身の作成したプログラムに GWB アプリケーションをシームレスに、しかも、裏で動作するプラグインとして利用することができます。
GWB アプリケーションにリンクするソフトウェアを配布するには、開発者ロイヤリティは掛りません。エンドユーザーは作成されたアプリケーションで必要とされるバージョンのレベル以上の GWB のコピーに対してライセンス料を支払うだけです。
例えば、プロセス・シミュレーション用のソフトウェアを開発するとしましょう。このソフトウェアでは、シミュレーションするプロセス内の様々なポイントにおける化学種の分布、鉱物飽和度、気体の散逸度 (フガシティ) を数式化するのに SpecE8 を使用し、その結果をシミュレーターに渡すようにします。
このケースの場合、エンドユーザーは、GWB の Essentials レベル以上のコピーをインストールし、そのライセンス料を支払うことになります。詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。
The Geochemist’s Workbench の Standard および Professional エディションに含まれる React、X1t、X2t プログラムでは、溶解、沈殿、酸化還元変換、微生物の代謝と成長など時間と共に変化する各種反応 (kinetic reactions) をトレースすることができます。GWB の Release 9.0 では、以下に示す3つの反応を速度論的に考慮できます。
GWB9 では、錯体種の解離はもちろん、溶解種の会合が水溶液錯体となる速度式を評価できます。
錯体形成の反応の速度則を設定するには、以下を指定します。
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図は F– の Al3+ との錯体形成をトレースする React の実行例です。
React、X1t そして X2t は、溶存化学種の鉱物表面への吸着や交換、および、表面から脱離する際の水溶液内への放出をシミュレーションに加えることができます。
表面のキネティック反応を設定するには以下を指定します。
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図は、オキシ水酸化鉄 (ferric oxyhydroxide) から Ca2+ の脱離をあらわす React のシミュレーション例です。
GWB 9 では気体の外部貯水池からの溶解、および、外部貯水池への離溶をあらわす速度式を評価できます。
気体輸送のキネティック反応を設定するには以下を指定します。
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図は、液体からの CO2 の離溶をあらわす React のシミュレーション結果の例です。