GWB 7 で追加された機能

The Geochemist’s Workbench バージョン 7 は、前バージョンと比べ非常にたくさんの機能強化が施されています。

グラフィクス

• よりフレキシブルかつユーザーフレンドリーであるために、グラフ作成プログラムは一から作り直しました。マウス操作によって 以下のことが実行できます。
  • 表示させるラインの選択
  • 軸の変数、単位、範囲などの設定
  • ラベルの変更
  • グラフのサイズや位置、その他様々な要素の調整
    
    
• ラインの上にマウスのカーソルを合わせるとライン情報が表示されます。また特定のポイントに合わせると XY 座標を表示します。
  
  
• コピー＆ペースト機能の強化。ペースト先のアプリケーションに合わせて、自動的にフィアル形式を選択します。
  • Adobe Illustrator の AI 形式
  • MS PowerPoint の MS グラフ形式
  • MS Excel や Notepad などの場合は、ラインの XY 座標値
    
• ペースト先のアプリケーションでのグラフ編集機能の強化。たとえば Adobe Illustrator の場合、ラベルや目盛など様々なグラフ要素をグループ化して、簡単に編集できます。
  
  
• 多様なエクスポート機能
  • Adobe Illustrator のネイティブファイル形式
  • PDF 形式
  • SVG および SVGZ 形式 (主に Webページで使用されます)
  • 任意の解像度のビットマップ形式
  • EPS ファイルへの GWB フォントの埋め込み
    
• "Copy As" コマンドを使って、任意の形式でクリップボードにグラフをコピー
• どんな変数でも扱えるクロスプロット機能
• Xtplot におけるマップビュープロットの改良。デフォルトで垂直方向の拡張なしにプロットができます。

化学分析

• 無機物の溶解と沈殿、酸化還元反応、濃度の選択と促進・抑制作用を含む微生物反応の解析オプションを追加
• Freundlich 等温線を含む表面化学分析の強化
• 不均衡モデルなど、酸化還元反応のフレキシブルな分析機能
• 化学反応の入力単位自動記憶
• 反応中の TDS、溶液濃度の自動計算