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製品概要 新しい機能

StarDrop 6.5 新しい機能

バージョン履歴

StarDrop 6.5 における新機能と強化された機能は次の通りです。

 

データの可視化

データ可視化機能が強化されました。グラフの種類およびフォーマットオプションの追加と共に、ユーザインターフェイスの合理化がなされました。わずか数回のクリックのみで、印刷品質のグラフを作成することが可能です。

新たに Dashboard 機能が追加されました。Dashboard 機能では複数のインタラクティブな図の統合、Dashboard 画面内での自由なレイアウト、Dashboard 画面の保存が可能です。チーム内での解析結果の共有促進を図るとともに、チームリーダーやマネージャーにおいては、ひと目でプロジェクトの進捗状況を確認することが可能となります。

詳細は、開発元の Hint and Tip video をご覧ください。

 

WhichP450™ モデル追加

新機能として、P450 モジュールに WhichP450 モデルが追加されました。WhichP450 では、ターゲット化合物が phase I 代謝において、どの Cytochrome P450 アイソフォームによって最も代謝されやすいかに関する情報を提供します。各アイソフォームによる代謝部位の位置選択制モデルとの統合により、P450代謝における主代謝物を予測することが可能となります。化合物がどのように代謝されるかを理解することは、その潜在的代謝物質の同定や分析、患者集団全体への投薬における Drug-Drug 相互作用または変化のリスクを低減させながらの化合物デザインを可能とします。

詳細は、開発元の Hint and Tip video をご覧ください。また、WhichP450 の詳細につきましては、コミュニティサイトの Paper をご覧ください。

 

R-group clipping

StarDrop の新しい R-Group clipping 機能は、合成原料をそれらの関連置換基グループに、すばやく変換することを可能とします。Nova モジュールの利用により、即座にバーチャルライブラリを作成し、新しいデザイン仮説の探求を可能とします。最良の化合物合成に利用する原料発注支援のために、列挙された化合物と各原料の在庫状況や価格などの関連データはリンクされます。

フラグメントライブラリには、R-Group データおよび対応する合成原料の関連データを保存することが可能であり、簡単に同僚と情報共有することが可能です。各研究室や各ユーザが最も一般的に利用する置換基グループを用いたバーチャルライブラリを、迅速に作成することが可能となります。

Clipping 機能および R-Group 定義に基づいたバーチャルライブラリ作成手順は、開発元の Hint and Tip video をご覧ください。

 

その他の機能強化や変更点

StarDrop 6.5 では、その他にも多くの機能追加や強化が行われました。

  • データセットや CardView に、定量的なデータと共に、イメージ図を埋め込むことが可能となりました。
  • データセットから構造的に類似したものを探索する際、さらに柔軟性のある置換基探索が可能となりました。
  • Refresh 機能が強化され、StarDrop project ファイルを開く際の自動データ更新、複数データソースからマージしたデータセットの更新が可能となりました。
  • BIOSTER モジュールが更新されました。約 30,000 件の前例のある変換ルール(オリジナル文献参照情報あり)が含まれ、Nova モジュールにて利用可能です。