17.10 実験の検出力とサンプルサイズを決定する

検出力 (Power)、すなわち、統計的仮説検定の感度は、そのアルファ (α) 水準、すなわち、正しい結論を誤って棄却するリスク、検出したい効果や差のサイズ、元になる母集団の変動、および、そのサンプルサイズによって変わります。

対象とする実験のサンプルサイズは、その検出力、アルファ (α)、差のサイズ、および、母集団の変動によって決まります。詳しくは、検出力とサンプルサイズの計算 をご覧ください。

 

1. 検出力とサンプルサイズを計算する場合

実験を行う前に対象とする実験のパラメータを決定するには、検出力とサンプルサイズの計算を使います。これらのプロシージャを使えば、目的とする仮説を検定する実験の能力を改善するのに役立ちます。

検出力またはサンプルサイズを決定できる検定は以下のとおりです:

 

1.1 対象とする検定の検出力を決定するには

  1. Analysis タブをクリックして、SigmaStat グループにある Power をクリックして、検定のいずれかを選択します。

  2. Power ダイアログボックスが表示されたら、必要なデータのパラメータを指定します。詳しくは、検出力とサンプルサイズの計算 をご覧ください。

 

1.2 希望する検出力の実現に必要なサンプルサイズを見積もるには

  1. Analysis タブをクリックして、SigmaStat グループにある Sample Size をクリックして、検定のいずれかを選択します。

  2. Sample Size ダイアログボックスが表示されたら、検出力と必要なデータのパラメータを指定します。詳しくは、検出力とサンプルサイズの計算 をご覧ください。