13.8 Compute 1st Derivative

このマクロは、データ列のペアの1次微分を数値計算します。指定した隣接する1次微分の移動平均が計算されます。元データおよび計算で求めた微分値の両方を自動的にプロットできます。

数値微分に必要な x と y の1次差分の計算には、SigmaPlot のトランスフォーム言語 ’diff’ 関数を使用します。使用するデータは x についてソートする必要はありません。反復する x 値とそれに対応する y 値の行は、ゼロ除算を回避するため削除されます。

このマクロを実行するには、一番目のデータ列と結果を出力する列を選択します。移動平均の決定に使用する長さを変更することもできます。移動平均の長さに偶数値を使用すると、移動平均で使用する導関数の中点に各微分値が配置されます。奇数値を使うと、中点の左側の最初の点に配置されます。

移動平均長さが偶数の場合、微分値の最初と最後に len/2 個の空白セルができます。

最後に元データと導関数のグラフを自動的に作成することもできます。