13.3 Batch Process Excel Files
複数の Excel ファイルから SigmaPlot の各ワークシートにデータをインポートするために使用します。インポートしたデータは自動的にプロットされ、カーブフィッティングが適用されます。このマクロは、各ファイルの最初の 2列を単純な散布図としてプロットし、4パラメータのロジスティック方程式を適用して、統計レポートを作成します。それから SigmaPlot notebook "BatchFile.jnb" に結果の保存を促すメッセージが表示されます。
使用可能なオプションを以下に示します:
- Single-step mode:マクロ内でステップが実行される度にダイアログボックスを表示します。例えば、Excel データがインポートされた後には "The data is imported from the Excel Worksheet..." と表示されます。マクロの実行を続けるには、OK をクリックしてください。デフォルトでは、各ステップで停止することなくマクロが実行されるように、このモードはオフになっています。
- Add File button:Select Excel File ダイアログボックスを開きます。Excel ファイルリストに Excel ファイルを追加するには、目的のファイルをダブルクリックします。
- Excel Files:このボタンを有効にするには、Excel ファイルリスト内のファイルを選択します。Excel ファイルリストからファイルを削除するには、目的のファイルをクリックします。
- Import Range:Excel ファイルの最初のワークシートからインポートする開始と終了の範囲を入力します。プロット および/または フィッティングされるのはインポートされた最初の2列のみです。
- Process:データを単純な散布図、または単純な棒グラフとしてプロットします。データに曲線をあてはめるには、ドロップダウンリストから方程式を選択します。
- Save notebook to:BatchFile.jnb notebook を保存する場所のパスを表示します。
- Browse:BatchFile.jnb notebook ファイルをデフォルト以外のフォルダに保存する場合に選択します。
マクロを編集して以下の内容を変更することができます。
- 別のライブラリのフィッティングに変更
- ソースデータブロックのデフォルトの位置
- データをプロットするか、フィッティングするか
- 別のファイル形式をインポートするためのファイル拡張子
制限事項
- インポートされるデータは Excel ファイルの最初のワークシートのみです。
- Excel のワークシートを指定することはできません。
- Excel ファイルは必ず選択します。
- カーブフィットをプロットするには曲線を選択する必要があります。
- デフォルトの方程式は変更することができます。変更できるのは単純散布図、および、棒グラフのみです。