2.14.1 基準線を描画する
基準線を描画するには:
- 基準線を引くプロットをダブルクリックします。
- Properties リストで、Plot > Reference Lines を選択します。
- チェックボックスを選択することで描画する基準線を選択します。 基準線はプロット毎に最大5本まで追加することができます。デフォルトの名称と計算法は、品質管理チャートの基準線で一般に使用される名称が設定されています。
- 基準線の名称を変更するには、リストからラインを選択し、そのラインの Label ボックスの内容を編集します。
- 基準線の隣にラベルを表示させるには、基準線が水平の場合は Left または Right を、垂直の場合は Top または Bottm を選択します。
- 基準線を引く値または統計値を変更するには、Calc ドロップダウンリストから選択肢のいずれかを選択します。
基準線の計算に平均 (mean) を使用しない場合は、Calc ドロップダウンリストの隣にある multiply the statistic by (統計値の倍数) または constant (定数) として値を入力します。Calculation オプションは、Graph Properties ダイアログボックスのリストで選択状態にある基準線にのみ適用されます。
基準線の値を特定の値に設定するには、Constant Calc オプションを選択し、右側にその値を入力します。
統計値はプロットデータを元に自動的に計算されます。基準線の計算には、グラフとして表示されている複数のデータ列を含むデータポイントのすべてを使用します。
- Appearance オプションを使用すれば、選択された基準線の線種、太さ、色を設定することができます。基準線にはそれぞれ個別のライン属性を設定できます。
- Direction ドロップダウンリストを使えば、基準線を引く方向を水平または垂直に変更できます。
- Layering ドロップダウンリストを使えば、基準線を選択したプロットより前 (Front) または後 (Behind) に引くことができます。