3 Notebook Manager の基礎

SigmaPlot を起動すると先ず Quick Start ダイアログボックスが Open notebook タブが選択された状態で表示されます。このダイアログボックスにはグラフの作成を開始するさまざまなオプションが用意されています。最も単純な方法は最初の選択肢 Create new blank notebook を選択することです。そして OK をクリックしてください。

Quick Start ダイアログボックスを閉じると、SigmaPlot のデスクトップ画面に空のワークシートが表示されます。

SigmaPlot の初期画面で開くすべてのウィンドウと同じように Notebook Manager をウィンドウにドッキングさせたり、フローティングウィンドウにすることができます。取り扱うデータやグラフはいずれも Notebook ファイルとして保存され、これらは Notebook Manager 内で管理します。Notebook ファイルは Notebook Manager 内にあり、同時に多数の Notebook ファイルを開いて作業することが可能です。

Notebook Manager の初期画面では Notebook ファイルが一つ表示され、これには Section が一つ含まれています。そして、この Section には白紙の Worksheet が一つ含まれます。Notebook Manager の内容は、Windows Explorer と同様にツリー構造で表示されます。

ツリー構造の最上位には現在開いている各ノートブック、第二レベルには一つ以上の Section、第三レベルに一つ以上のアイテムが表示されます。各 Section 内には Worksheet を一つ作成することができます。また、グラフページ、レポート、方程式とマクロは数に制限なく作成することが可能です。Notebook Manager の最上位には、直前に開かれた Notebook ファイルが表示されます。

 

変更された Notebook の名前

Notebook Manager 内のアイテムの隣のアスタリスク (* 記号) は、最後に Notebook を保存してからアイテムが変更されたことを意味します。

 

Notebookのアイテム名

デフォルトでは起動時の Notebook の名前は Notebook1 で、これには Section 1 (一つの Notebook Section) および、Data 1 (一つの Worksheet) が含まれています。Notebook ファイルを保存すると、ファイル名が Notebook Manager ウィンドウの最上部に表示されます。Notebook ファイルには、拡張子 (.jnb) が使用されます。Notebook の Section で使用されるデフォルトの名前は、Section (番号)、Data (番号) または Excel (番号) および Report (番号) です。回帰方程式が作成された場合、名前が付けられます。新規アイテムは連番で番号付けされます。

Topics:

  1. ノートブックを保護する
    1. パスワードを設定する
    2. パスワードの変更と削除
    3. Notebook 監査リストを作成する
  2. Notebook Manager におけるセクションの操作
    1. Notebook Managerで新規アイテムを作成する
    2. コピー&ペーストして新規 Section を作成する
    3. Notebook ファイルおよびアイテムの名前を変更する
    4. Section および アイテムの名前を直接編集する
    5. ワークシートなしでページを Section にコピーする
  3. Notebook Manager におけるアイテムのドラッグ&ドロップ NEW
  4. Notebook Manager にファイルを開く
    1. Worksheet、Report、Page を開く
    2. Notebook Manager でアイテムをコピーおよびペーストする
    3. Notebook Manager のアイテムを削除する