Tuples GraphObjects コレクション

Plot オブジェクトの Tuples コレクションをあらわします。Tuple とは個々の曲線や系列で、プロットされる列や列の集合体をあらわします。例えば、散布図としてプロットされる XY 列の対、ひとつながりの棒グラフとしてプロットされる１列、あるいは、平均値としてプロットされる１列はいずれも Tuple となります。

Plot オブジェクト
Tuples GraphObjects コレクション

Tuple オブジェクト

プロパティ：Application , ChildObjects , Color , Height , Left , Name , NameObject , ObjectType , OwnerGraphObject , Parent , StockScheme, Top , Width

メソッド：GetAttribute, SelectObject, SetAttribute, SetObjectCurrent

Tuples GraphObjects コレクションを使用する

Tuples コレクションを取得するには、Plot オブジェクトの ChildObjects プロパティを使います。Tuples コレクションを使用して、特定の Tuple を取得したり、新規 Tuple を追加します。

Examples

デフォルトページの最初のグラフの Tuples コレクションに４つの Tuple を追加します。４つの Tuple の Add メソッドには、オブジェクトタイプ (Tuple では GPT_TUPLE) の指定に続いて１つまたは２つの列参照値で構成されるパラメータが Tuple ごとに必要です。
```
Dim SPGraph, PlottedCurves
Set SPGraph = ActiveDocument.CurrentPageItem.GraphPages(0).Graphs(0)
Set PlottedCurves = SPGraph.Plots(0).ChildObjects
PlottedCurves.Add(GPT_TUPLE,1,2)
PlottedCurves.Add(GPT_TUPLE,1,3)
PlottedCurves.Add(GPT_TUPLE,1,4)
PlottedCurves.Add(GPT_TUPLE,1,5)
```

現在開いているページの最初のグラフとプロットの Tuple オブジェクトで構成される配列 Tuple() を作成します。

Dim PlottedCurves, NumberTuples, Tuples()
Set PlottedCurves = ActiveDocument.CurrentPageItem.GraphPages(0).Graphs(0).Plots(0).ChildObjects
NumberTuples = PlottedCurves.Count
ReDim Tuples(NumberTuples)
Count = 0
Do While NumberTuples >= 0
Tuples(Count) = PlottedCurves.Item(Count)
Count = Count + 1
NumberTuples = NumberTuples - 1
Loop