8.8 List メニュー

List メニューを選択すると、リスト項目を操作することができます。全てのリストファイルは、GCK Data フォルダに保存されます。GCK Data フォルダの外にあるリストファイルは、このプログラムから利用することはできません。リストファイルに関しては、Chapter 4: “リストウィンドウ” で詳しく説明してあります。Edit メニューの CutCopyPaste オプションと組み合わせて使うことで、ひとつまたは複数のリストエントリをリスト間で移動したり、任意のリストから削除することができます。

  1. New List Entry
  2. Define Cut Site
  3. Alphabetical List

 

New List Entry

New List Entry (command-E/ctrl-E) については、すでに “リストの新規エントリ” で説明してあります。これを選択すると、空のエントリーフォームが表示されるので、そこに、リストの新規エントリに関連付ける名称 (Name)、塩基配列 (Sequence)、およびコメント (Comment) を入力します (図 4.4 参照)。新規リストのエントリは、一時的に点と三点リーダー (…) で左側のリストに表示されます。このエントリーが部位をマークする際に使用される新規エントリの名称、このエントリで表したい塩基配列、および、このコンストラクトの部位に関連付ける任意のコメントを入力します。

 

Define Cut Site

制限酵素が DNA を切断する実際の部位を定義するには、Define Cut Site (command-D) オプションを使用します。これを選択すると、図 4.5 に示すダイアログボックスが表示されます。表示された三角形のアイコンを使用して切断部位を定義します。

 

Alphabetical List

Alphabetical List メニュー項目にチェックが入っていれば、リストはアルファベット順で管理されます。また、リスト内の新規エントリーもアルファベット順に配置されます。