5.1 凡例

ゲルのちょうど右側に表示されている凡例 (legend) は、各レーンのバンドパターンを生成するのに使用されたコンストラクトと制限酵素をそれぞれあらわしています。不完全消化 (partial digest) の場合は、指定された消化の程度が表示されます (例:レーン 4 は7つの部位のうち6つが切断されていることを示す)。凡例は、レーン番号と実際の凡例がゲルに隣接する形で構成されます。凡例は Gel > Show/Hide Gel Legend を使用することで表示と非表示を切り替えることができます。

各レーンの下には、ゲルの下に隠れている断片の数が表示されます。Gel > Show/Hide Runoff Count メニューオプションを使用することで、この数の表示・非表示を切り替えることができます。

左端のゲルに並んでいるのは (レーン1の左側) は、基準となるサイズ・インジケーターのセットです。Gel > Show/ Hide Standard Sizes を使用することで、サイズ標準の数の表示と非表示を切り替えることができます。サイズ標準の各実線のバンドは、ゲルの閾値の倍数をあらわしています (“Threshold” を参照)。2つの点線は、閾値の 1.5 倍と 15 倍をそれぞれあらわします。標準ダイジェストも多数用意してあり、Tutorial フォルダの “standards gel” から調査したい特定のゲルにコピーすることができます。