5.15 配列縮約関数

単一または複数のインデックスからなる配列を縮約する関数を、配列縮約関数 (array reducing function) といいます。配列縮約関数のアウトプットは、インプット配列より次元が少なくなります。例えば、以下の式は、期間全体のキャッシュフローの合計を決定するものです:

 

インプット配列は、Car type, Finance option および Period の3つでインデックス化されています。アウトプットは、 Car typeFinance option でインデックス化された2次元配列になります。この例では、Period の次元が縮約されています。

Sum() 関数によって Period インデックスが縮約されます。

 

この例では、単一のインデックスに対して Sum を使いました。

配列を縮約する同様の関数には、Max(), Min(), Product() および Average() があります。