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式の中には If...then...else 構文を使用した条件文を含めることができます。この条件文は、変数やインデックス値に基づいて作成することができます。この方法は、配列変数を定義する際にとても役立ちます。例えば、購入者のキャッシュフローは、以下のようにあらわすことができます:
If Period = 0 then Car_price else 0
同様に、リース権者のキャッシュフローは以下のようにあらわすことができます:
If Period = 0 then 0 else Lease_payment
Period に基づいて条件を指定すると、自動的に Period インデックスが配列に追加されます。前の事例と比べれば、Payments 変数に新たな次元を追加するにはこちらの方法が良いでしょう。
Payments 変数の内容を Period インデックスを追加する前の状態に戻します:
Variable Payments := Table(Finance_option)(Car_price, Lease_payment)
前のセクションで行ったように、Payments 変数を選択して Edit Table を開いたら、画面左上に表示される Index ボタンをクリックします。Selected Indexes リストにある Period インデックスを選択したら、それを左側のボックスに戻します。OK をクリックします。警告が表示されたら Yes をクリックします。
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今回は、条件式を含めることによって Period インデックスを追加することにします。2つのセルを編集して、それぞれ以下の条件式を入力します:
Variable Payments := Table(Finance_option)
(If Period = 0 then Car_price else 0,
If Period = 0 then 0 else Lease_payment)
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ここで一歩引いて、Payments 配列に現在どれだけのインデックスがあるかを検討します。
従って、Payments は3次元配列になると想像できます。
条件式は、IF...THEN...ELSE
文を入れ子にすることができます。実際に、Payments 配列を以下の単一の条件文のみで定義することも可能です:
Variable Payments :=
If Finance_Option = 'Purchase' then
if Period = 0 then Car_price else 0
else
if Period = 0 then 0 else Lease_payment
これは、先ほどテーブルで定義した内容と同じものになります。
条件の指定には論理文 (Logical statement) を使用することもできます。論理文は、丸括弧で括り、単一の等号 (=) を含めます。論理文に数式を使用する場合、その値は true であれば 1、false であれば 0 であるとみなされます。
24 * (2 + 2 = 4) → 24
24 * (2 + 2 = 5) → 0
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