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Payments (支払い) 変数は、購入とリースを比較するのにこれまでのところあまり役に立っていません。リース費用は、1度限りではなく毎月支払うもので、所有者に帰属する純価 (Ownership equity) も考慮します。Payments 配列に新たな次元を追加し、時間と共に流動するキャッシュフローとして支払いをあらわす必要があります。
Period というタイトルで変数を新規作成し、0 から 24 月までの数列 (sequence) としてこれを定義します。
Index Period := Sequence(0,24)
※ Tip: シーケンスのステップサイズが1の場合は、特別なショートカット構文があります。開始値のあとに、ピリオドを2つ追加して (..)、終了値を入力するものです。例えば、Period インデックスなら Index Period := 0..24 という具合に定義することができます。 |
次に、Payments の定義内容を編集して、先ほど作成したインデックスをこれに含めます。編集テーブルを使用して実際に入力してください:
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Edit Table の左上に平行四辺形のラベルのついたボタンがあります。このボタンをクリックして、Indexes ウィンドウを開きます。Selected indexes リストに Period を追加します。
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Edit Table は現在以下のようになっているはずです:
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単一のインデックス値に対応する部分配列をスライス (slice) といいます。Payments 配列に新たなインデックスを含めて拡張すると、元々あった値 (この事例では式) が Period のインデックス番号それぞれについて新規スライスの全てにコピーされます。
Payments 配列の内容はまだ正確ではありません。Purchase 列の Period 0 を除く全ての期間をゼロにする必要があります。リース費用は、Period 0 を除く 1 から 24 の間にする必要があるからです。全てのセルを希望する内容になるように編集するには、さほど苦労はいりません。配列の定義内容は、最終的に以下のようになります:
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この内容でも動作はしますが、あまり効果的なアプローチであるとはいえません。一般に、スプレッドシートを編集するのと同じやり方でテーブルを自ら編集する場合、配列抽出 (array abstraction) 機能のメリットが損なわれてしまいます。
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