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グラフの種類

Grapher には 70 種以上のグラフタイプが用意されています。これらを元に任意のグラフを作成できます。グラフの種類を問わず全ての要素をカスタマイズできるため、ユーザーは目的に適った完全にユニークなグラフを作成できます。

  1. 基本グラフタイプ
  2. 棒グラフタイプ
  3. 統計グラフタイプ
  4. 極座標グラフタイプ
  5. 3成分グラフ
  6. 特殊グラフ
  7. 等高線図とサーフェスマップ

 

基本グラフタイプ

基本グラフでは、デフォルトで指定された軸の全範囲、または、グラフに表示させたい部分のみを限定的に指定することで、任意の軸範囲にわたってグラフを表示させることができます。さらに、Grapher を使えば、プロット間の色を塗りつぶすことで、お持ちのデータを魅力的に表示させることも可能です。

基本グラフのタイプ

  • 折れ線、散布図、折れ線/散布図プロット
  • ステッププロット
  • 関数プロット
  • パラメトリック関数プロット
  • バブルプロット
  • 分類プロット
  • 3D リボン、3D ウォール、3D リボン/ウォールプロット
  • 3D リボンステッププロット
  • 3D XYZ 折れ線/散布図プロット
  • 3D 関数プロット
  • 3D パラメトリック関数プロット
  • 3D バブルプロット
  • 3D 分類プロット
グラフには複数の軸と複数の曲線を表示できます。個別の曲線ごとにラインと塗りつぶしのプロパティを変更できます。

基本グラフの特徴

  • ラインは任意のカラー、幅、透明度、スタイルで表示できます。
  • ワークシートの列を使用して曲線内のラインカラーを変更できます。
  • シンボルは、任意の形状、カラー、透明度で表示できます。
  • シンボルは、コンピュータ内の任意の TureType フォントを使って表示できます。
  • シンボル境界線のライン幅の設定など、シンボルの塗りつぶしと境界線のプロパティは、それぞれ分けて設定することができます。
  • シンボルの頻度を変更して、各曲線にプロットするシンボルの数を制御することができます。
  • シンボル用テーブルを使用して、すべての点に異なるシンボルを設定することができます。
  • シンボル用の列を使用して、ワークシート列からシンボルの形状を指定することができます。
  • 分類散布図では、シンボルサイズをすべて同じにすることも、クラス毎に増分させることもできます。
  • 分類散布図の各シンボルに対してカラーグラデーションを割り当てることができます。
  • 分類散布図のクラスの設定では、数値またはテキスト型のクラスを選択できます。
  • シンボルカラーを自動的にラインカラーと同じにすることができます。
  • 各ポイントのラベルは、ドラッグすることで思い通りの位置に配置することができます。
  • 曲線の下側、上側、左側、右側、または、2つの曲線の間を塗りつぶすことができます。
  • 塗りつぶしには、ソリッド、パターン、グラデーションカラーを使用できます。
  • 曲線を当てはめと、信頼区間を追加することができます。
  • エラーバーを追加して、データに関する統計的情報を表示させることができます。エラーバーは、ワークシートの列データを元に表示させることも可能です。
  • エラーバーには、正と負の方向にそれぞれ異なる統計情報を設定したり、異なる列データを設定することができます。
  • エラーバーの値をエクスポートして、ワークシートで編集することができます。
  • エラーバーどうしを直線でつなげることができます。
  • 表示できるラインとシンボルは、表示させたいデータのサブセクションにのみ依存します。
  • ワークシート列のクリップ機能を使えば、表示させるポイント数を制御できます。
  • グラフタイトルや凡例を追加して、グラフの質を高めることができます。
  • グラフ内のすべてのオブジェクトは、その透明度を調整することができます。
  • 3D グラフは任意の方向に回転させることができます。

折れ線、散布図、および、折れ線/散布図プロットでは、お持ちのデータが折れ線、シンボル、または、折れ線とシンボルの組み合わせで表示されます。ラインカラー、シンボルカラー、曲線間の塗りつぶし色についてはそれぞれ変更が可能です。3D リボン、3D ウォール、3D リボン/ウォールプロットでは、同じデータが 3D で表示されます。

分類散布図の各シンボルにはそれぞれ個別のプロパティがあります。シンボルのサイズ、形状、カラーは、ワークシートのクラス用の列の値に応じて変わります。

 

関数プロットは、数学的関数を表示するものです。Y を X の関数としてプロットしたり、X と Y が第3の変数 T の関数となるパラメトリック方程式をプロットすることができます。

グラフを作成する関数または方程式を指定できます。軸はページ上の任意の位置に配置できます。軸を切断して、データの関心領域の傾向をあらわすこともできます。

 

ステッププロットでは、線形データが折れ線/散布図プロットと同様の表現手段で表示されます。ただし、ステッププロットでは、垂直と水平方向のみで直線がつながっている点がことなります。ステッププロットのその他の部分は、折れ線/散布図プロットとまったく同様に編集可能です。

基本プロットタイプは、お持ちのデータの表現にふさわしい 2D または 3D 形式を選択できます。

 

バブルプロットは、線形データを散布図と同様の手法で表示します。バブルプロットを使えば、シンボルのサイズが第4の変数としてあらわされます。必要があれば、シンボルのカラーを第5の変数としてあらわすことも可能です。それ以外の部分はいずれも、折れ線・散布図と全く同様に編集できます。

作成したグラフにカラーやシンボルサイズを使った新しい次元を加えることができます。

 

棒グラフタイプ

棒グラフは、ワークシートの XY データ (3D XYZ の場合は XYZ データ) を元に作成されます。表示される棒の高さで、ワークシートのセルを表します。ラインカラー、塗りつぶしカラー、方向、棒グラフの形状を変更できます。棒グラフの値に複数のデータがある場合は、複数の棒グラフを積み重ねたり、隣り合わせに並べることができます。

棒グラフのタイプ

  • 水平および垂直型の棒グラフ
  • 水平および垂直型の浮動棒グラフ
  • 水平および垂直型の分類棒グラフ
  • 3D 形式の水平および垂直型棒グラフ
  • 3D 形式の水平および垂直型浮動棒グラフ
  • 3D 形式の XYZ 水平および垂直型棒グラフ
  • 3D 形式の XYZ 水平および垂直型浮動棒グラフ
棒グラフでは、異なるカラーで塗りつぶしたり、ラベルを表示したり、要求や好みに応じて幅を変化させることができます。

 

棒グラフの特徴

  • 複数の棒の表示には、積み重ね、または、隣り合わせて並置することができます。
  • 複数の棒のグループを積み重ね、または、隣り合わせて並置することができます。
  • 棒の幅は、ワークシート列に基づいて変化させることができます。
  • 棒の幅は、軸の割合、または、固定幅で設定することができます。
  • 棒と棒の間は、間隔を空けることも、一方の棒と重ね合わせることもできます。
  • 棒の表示は、垂直または水平方向を指定できます。
  • ラインの表示には、任意のカラー、幅、透明度、スタイルを指定できます。
  • 塗りつぶしの表示には、任意のカラー、グラデーション、スタイル、透明度を指定できます。
  • グラデーションの塗りつぶしに、特定の X または Y 値の特定の色を使用するよう設定できます。
  • 塗りつぶしカラーの設定には、ワークシートの列を使用することができます。
  • 塗りつぶしカラーの設定には、カラーテーブルを使用できます。
  • 棒の形状には、長方形、円錐形、スピンドル形、ダイアモンド形を選択するか、または、任意の画像を指定することができます。
  • 作成した棒にラベルを追加できます。
  • 点のラベルをドラッグして、思い通りの位置に配置することができます。
  • エラーバーを追加して、データに関する統計的情報を表示させることができます。エラーバーは、ワークシートの列データを元に表示させることも可能です。
  • エラーバーには、正と負の方向にそれぞれ異なる値を設定できます。
  • エラーバーの値をエクスポートして、ワークシートで編集することができます。
  • エラーバーどうしを直線でつなげることができます。
  • 表示できる棒は、表示させたいデータのサブセクションにのみ依存します。
  • ワークシート列のクリップ機能を使えば、表示させるポイント数を制御できます。
  • グラフタイトルや凡例を追加して、グラフの質を高めることができます。
  • グラフ内のすべてのオブジェクトは、その透明度を調整することができます。
複数の積み重ね棒グラフをグループ分けし、グループ毎に横に並べることで、
選択した項目を素早く比較できます。

 

カテゴリ別の棒を隣り合わせに並べることで、それらを直接比較することができます。
棒は水平または垂直方向に表示させることができます。テキストラベルを追加したり、複数の棒を重ね合わせたり、あるいは、日付データを使用して、思い通りの表示を実現することができます。お持ちのデータを浮き彫りにする手段が Grapher には用意されているのです!

 

たとえば、分類散布図と棒グラフを組み合わせれば、お持ちのデータをより効果的に見せることができます!

 

グラフのカラー定義にデータ値を使えば、その情報を際立たせることができます。

 

統計グラフタイプ

統計グラフのタイプ

  • 水平または垂直ヒストグラム
  • 3D 形式の水平または垂直ヒストグラム
  • 水平または垂直方向の箱ひげ図 (Box-Whisker Plots)
  • ノッチ付き箱ひげ図
  • Q-Q プロット
  • 円グラフ
  • 3D 円グラフ
  • ドーナッツプロット
  • 3D ドーナツプロット
  • 正規 Q-Q プロット

ヒストグラムでプロットされるデータは、ワークシート内にある1つのデータ列です。ヒストグラムのデータは、デフォルトの級数 (ビン数) か、ユーザー定義の級数で分けられます。各ビンの範囲にある全ての値はひとつにまとめられ、その度数をあらわす棒として表示されます。ラインカラー、塗りつぶしカラー、方向を変更することができます。

この 3D XYY ヒストグラムでは、各ビンの値が水平方向にシリンダー状で表示されています。3D XYY 棒グラフではいずれのタイプも棒の形状を変えて垂直または水平方向で表示させることができます。

 

箱ひげ図で表示されるのは、統計データです。ワークシート内の各列がそれぞれのボックスに割り当てられます。ボックスの一番上と一番下の値は、それぞれ、第1四分位数と第3四分位数で定義されます。ひげ (whiskers) の上下には、百分位数、または、最大値/最小値を表示するよう設定できます。ボックス内の横線で表示されるのは中央値 (メジアン) です。ボックスにノッチを付けると、中央値の信頼度をあらわすことができます。ラインのプロパティ、シンボルのプロパティ、塗りつぶしカラー、ひげの定義、および、ラベルなど、このグラフのあらゆる側面に変更を加え、分かり易さを最大限に引き出すことができます。

箱ひげ図に外れ値をシンボルまたはひげ線として表示したり、箱ひげ図のすべての部分をラベルとして表示することができます。複数のセットを比較したら、それぞれのプロパティを変更します。

 

ノッチを付けたり、水平方向にボックスを表示させることで、
お持ちのデータを思い通りに表示できます。

 

円グラフで表示されるのは、各データの占める割合でひとつの円を分割したものです。各データの値はいずれも、データ全体の値で割り算されることでスライスのサイズが決まります。スライスの吹き出し表示を利用すれば、特定の項目を目立たせることができます。各スライスはいずれも個別にそのプロパティを変更することができます。凡例を追加すれば、各スライスを識別しやすくなります。

円グラフには複数のスライスを表示させることができます。それぞれのスライスは、ラベル、塗りつぶしカラー、吹き出し率などを指定して完全にカスタマイズすることができます。

 

3D XYY 円グラフを使えば、作成した円グラフにプレゼンテーションを可能な限り視覚的に見せるための特別な魅力が加わります。

ドーナツプロットは、ひとつの円をそのデータの占める割合で分割したものです。各データの値はいずれも、データ全体の値で割り算されることでスライスのサイズが決まります。各スライスはいずれも個別にそのプロパティを変更することができます。凡例を追加すれば、各スライスを識別しやすくなります。2D ドーナツプロットを積み重ねれば、複数のデータを比較することができます。

複数のドーナツプロットを積み重ねて表示すれば、データを比較することができます。この例では、内側のドーナッツが外側のドーナツの内訳をあらわしています。

 

Q-Q プロットとは、2つのデータセットの確率分布をお互いの四分位点 (quantile) に対してプロットすることによって比較する確率プロットの一種です。プロットされる各点は、2つのデータセットにおける同じ分位点をあらわします。2つのデータセットが線形的に相関しているか、同じ分布に由来するものであるかが一目でわかるように直線 y=x がプロットされます。

Q-Q プロットは、データが正規分布に従っているかどうか、または、複数のデータセットが同じ分布に由来するものかを判定する簡単な手段を提供します。

 

極座標グラフタイプ

Grapher のすべてのグラフタイプと同様、極座標グラフについても、あらゆる側面を完全に制御することができます。極座標の折れ線/散布図プロットでは、折れ線、シンボル、または、折れ線とシンボルの組み合わせでデータが表示されます。ラインカラー、シンボルカラーを変更したり、ラベルを追加することができます。

極座標グラフのタイプ

  • 極座標の折れ線、散布図、折れ線/散布図プロット
  • 極座標の分類プロット
  • 極座標のベクトルプロット
  • 極座標の関数プロット
  • 極座標のパラメトリック関数プロット
  • 極座標の棒グラフ
  • 極座標のローズチャート
  • 極座標のウィンドチャート
  • レーダーチャート
極座標の折れ線/散布図プロットでは、すべて同一のシンボルを使うことも、ポイントの位置によって異なるシンボルを使うこともできます。点どうしを直線で結ぶことも、シンボルのみを表示することもできます。

 

極座標グラフの特徴

  • 極座標プロットの任意の部分を表示できます。
  • 極座標の棒グラフでは、複数の棒を積み重ねることも隣り合わせて横に並べることもできます。
  • 棒の幅は、ワークシートの列に基づいて変化させることができます。
  • ラインの表示には、任意のカラー、幅、透明度、スタイルを指定することができます。
  • シンボルの表示には、任意のカラー、サイズ、形状、透明度を指定することができます。
  • シンボルの境界線と塗りつぶしのプロパティはそれぞれ個別に設定することができます。
  • シンボルの頻度を変更して、各曲線にプロットするシンボルの数を制御することができます。
  • 塗りつぶしの表示には、任意のカラー、グラデーション、スタイル、透明度を指定することができます。
  • 塗りつぶしカラーの設定には、ワークシートの列を使用することができます。
  • 塗りつぶしカラーには、カラーテーブルを使用することができます。
  • プロットにラベルを追加できます。
  • 各ポイントのラベルは、ドラッグすることで思い通りの位置に配置することができます。
  • 1点または2点のベクトルプロットを表示できます。
  • 数値またはテキスト列を元にした極座標の分類プロットを表示できます。
  • ワークシート列のクリップ機能を使えば、表示させるポイント数を制御できます。
  • グラフタイトルや凡例を追加して、グラフの質を高めることができます。
  • グラフ内のすべてのオブジェクトは、その透明度を調整することができます。

極座標の分類散布図では、シンボルをワークシート内の列の値のデータ範囲に応じて変化させることができます。分類散布図に加えて、通常のシンボルプロットの作成においても、列内の情報やシンボルテーブルに基づいてシンボルを変化させることができます。

クラス毎にカラーや形状を変えて表示できます。作成する点を極座標の範囲内に制限することも、領域の外部へのプロットを許容することもできます。軸のテキストラベルを使えば分かり易いグラフになります。

 

極座標の棒グラフであらわされる棒は、ワークシート内の半径と角度の値を使用したものです。この棒は、ワークシートのセルの長さ(半径)で表示されます。ラインカラー、塗りつぶしカラー、棒の幅を変更できます。棒グラフの値に複数のデータがそれぞれ存在する場合は、それらを積み重ねるか、隣り合わせて並べて表示することができます。

極座標の積み重ね棒グラフを使えば、極座標上にある複数のデータセットを比較することができます。

 

極座標の関数プロットは、極座標上に数学的関数のライン、シンボル、またはその両方をあらわしたものです。

ひとつのグラフに複数のプロットを作成し、曲線ごとに異なるカラーを追加した例。

 

極座標のベクトルプロットであらわされるのは、1点または2点からなるベクトルです。ベクトルは、1つの点から別の点、または、1つの点から指定された方向に向けて指定された大きさで描画されます。カラーを追加することで複数のベクトルを区別することができます。

極座標ベクトルプロットには、同一または異なるラインカラーを使用できます。カラースケールやテキスト、タイトルといった情報をグラフに加えることで、グラフに表現できる内容を充実させることができます。

 

ローズダイアグラムは、指定した角度の範囲内に収まるような事象の発生頻度を示すヒストグラムのような統計的データを表示します。ローズダイアグラムでは、級数 (ビン) を完全にカスタマイズすることができます。

ローズダイアグラムには、1方向、または、2方向のデータを表示することができます。

 

ウィンドチャートでは、風向きと頻度の関係がグラフ化されます。級数 (ビン) は、風速に従って作成します。頻度は、発生件数、相対頻度、または、相対頻度の百分率で表示できます。級数 (ビン) は完全にカスタマイズできます。

極座標のウィンドチャートに分類カラーを使用した表示例。それぞれのクラスを積み重ねることで各風向きの分布の総量が明らかになります。

 

レーダーグラフは、スパイダープロットとも呼ばれますが、他の放射状グラフと外観は似ていますが、放射状の軸が複数ある点と、角度軸がない点が異なります。レーダーグラフは、複数の変数を表示するためのグラフ作成手段のひとつです。一般に複数のレーダープロットを比較することで、お持ちのデータの傾向がわかります。

レーダープロットには、変数毎に軸が追加されます。ひとつのグラフに複数のデータセットのプロットを重ね合わせて、塗りつぶしを部分的に透明にすれば、すべてのオプションを表示させることができます。

 

3成分グラフタイプ

Grapher の他の全てのグラフと同様、このグラフの全ての側面を完全に制御することができます。Ternary line/scatter プロットは、折れ線、シンボル、または、折れ線とシンボルの組合せでデータを表示します。ラインのカラーやシンボルを変更したり、ラベルを追加することができます。

3成分グラフの種類

  • Ternary Line Plot
  • Ternary Scatter Plot
  • Ternary Line/Scatter Plot
  • Ternary Class Plot
  • Ternary Bubble Plot

3成分グラフの機能

  • 3成分ダイアグラムの任意の一部を表示可能
  • ラインを任意のカラー、幅、透明度、スタイルで表示可能
  • シンボルを任意のカラー、サイズ、形状、透明度で表示可能
  • シンボルラインと塗りつぶしのプロパティを個別に設定可能
  • シンボルの頻度を変更することで、曲線ごとにプロットするシンボルの数を調整可能。
  • 成分の百分率ラベルをプロットに追加。ワークシートラベルをプロットに追加。
  • ポイントラベルをドラッグして、任意の位置に配置可能。
  • 数値またはテキスト列のデータを元に3成分分類プロットを表示可能。
  • グラフタイトルや凡例を追加してグラフを向上可能。
  • グラフ内の全てのオブジェクトの透明度を調整可能。
  • カラーとシンボル形状のいずれかまたは両方を変化させたバブルを表示可能。

3成分バブルプロット (Ternary bubble plot) を使えば、ワークシート列のデータの値の範囲に基づいてシンボルを表示させることができます。バブルプロットと分類散布図に加えて、列やシンボルテーブルの情報に基づいてシンボルが変わる通常のシンボルプロットを作成することができます。

カラーと形状の異なるバブルを表示した例
三角ダイアグラムの関心領域をズームインして、その詳細を表示させることができます。

 

特殊グラフ

特殊グラフのタイプ

  • 高低終値プロット
  • ローソク足プロット
  • 2点ベクトルプロット
  • 1点ベクトルプロット
  • 3D 形式の2点ベクトルプロット
  • XYZ-dx,dy,dz ベクトルプロット
  • シュティフダイアグラム

特殊グラフの特徴

  • シンボルを任意の形状、カラー、透明度で表示できます。
  • シンボルの境界線と塗りつぶしのプロパティはそれぞれ個別に設定することができます。
  • シンボルの頻度を変更して、各曲線にプロットするシンボルの数を制御することができます。
  • シンボル用テーブルを使用して、異なるシンボルを設定することができます。
  • シンボル用の列を使用して、ワークシート列からシンボルの形状を指定することができます。
  • ラインの表示には、任意のカラー、幅、透明度、スタイルを指定できます。
  • 塗りつぶしの表示には、任意のパターン、カラー、透明度、グラデーションを選択できます。
  • 三角軸における上限と下限や、シュティフダイアグラムにおいて表示する行数など、いずれのグラフもそれぞれ特定の軸プロパティを設定できます。
  • 各点にラベルを追加して分かりやすいグラフを作成できます。
  • グラフタイトルや凡例を追加して、グラフの質を高めることができます。
  • グラフ内のすべてのオブジェクトは、その透明度を調整することができます。
  • カラースケールを使ってベクトルのラインを変えることができます。
  • 三角ダイアグラムにバブルを表示して、第4の変数をあらわすことができます。

高低終値プロットでは、各 X 値における Y 値の範囲があらわされます。こうしたプロットは、株価の高値、底値、始値、終値をあらわすのに通常利用されますが、その他の用途にも高低終値プロットは幅広く利用されています。高低終値のグラフは、標準的な折れ線や棒をつけていわゆる「ローソク足」グラフとして表示できます。

いずれのページにも複数の軸と複数のグラフを表示できます。グラフ拡大図を追加すれば、お持ちのデータの部分をハイライトで表示させることができます。

 

ベクトルプロットは、風や流れのような、ある変数の開始点と終了点をあらわすのに利用されます。Grapher では、ベクトルの XY 開始点を設定できます。終了点については、角度や大きさ、または、XY 終了位置を使って指定することができます。3D でベクトルプロットを作成するには、開始点に XYZ 座標を使います。3D の終了位置については、終了位置の XYZ 座標、または、X, Y, Z 方向の距離 (dx, dy, dz) を使って指定することができます。

作成したベクトルマップに折れ線/散布図ベースマップを追加して位置情報を追加できます。

 

3D ベクトルプロットは、ある変数の開始点と終了点を三次元空間にあらわすのに利用します。開始点の設定には XYZ 座標の位置を使います。終了点の設定には、もう一方の XYZ 座標の点か、X,Y,Z 方向のそれぞれの距離を使います。

ベクトルの色を変えて各ベクトルの長さを強調した例。

 

シュティフダイアグラムは、水質を表示するのに利用されます。シュティフダイアグラムには、陽イオンと陰イオンの相対濃度が複数表示されます。

シュティフプロットの色を塗りつぶせば、グラフを分かりやすいものにすることができます。

 

等高線図とサーフェスマップ

等高線図とサーフェスマップのタイプ

  • XY 等高線データマップ
  • XZ 等高線データマップ
  • XY 等高線関数マップ
  • XZ 等高線関数マップ
  • XY 等高線グリッドマップ
  • XZ 等高線グリッドマップ
  • サーフェスデータマップ
  • サーフェス関数マップ
  • サーフェスグリッドマップ
等高線図に色を塗りつぶしてデータをハイライトさせることができます。

 

等高線図とサーフェスマップの特徴

  • 関数、グリッド、データを等高線やサーフェスマップとして表示できます。
  • デフォルトで指定された値を使うか、等高線の最大値と最小値、および、等高線の間隔を設定することができます。
  • 等高線の間は任意の塗りつぶしカラーで表示できます。
  • ラインの表示には、等高線ごとに異なるスタイル、カラー、幅を指定できます。
  • サーフェスのカラーには、グラデーション、輝度、底面の塗りつぶし、ラインカラーを指定できます。
  • カラースケールバーの凡例を等高線またはサーフェスマップに追加できます。
  • サーフェスマップにおけるメッシュラインの頻度、カラー、スタイル、サーフェスからのオフセットを制御できます。
  • サーフェスマップにおける照明の水平および垂直方向の角度、環境光、拡散光、反射光のプロパティを設定できます。
  • 逆距離加重法を使ってグリッドデータを Grapher に直接読み込むことができます。
  • Surfer からグリッドデータをインポートできます。
  • グリッド等高線を平滑化できます。
  • 等高線図を XY または XZ 面に表示できます。
  • サーフェスマップ上に等高線図を重ねたり、任意の硬度で等高線を表示することができます。
  • マップを任意の角度に回転させることができます。
  • カスタムのラインスタイルと塗りつぶしスタイルを定義できます。
サーフェスマップに等高線図を追加して分かり易くすることができます。

 

サーフェスマップを任意の角度に回転させることができます。

 

3D 折れ線/散布図の追加例。例えば、この 3D サーフェスマップでは、露天掘りと地下の岩盤を貫通する掘削穴をあらわしています。