![]() |
| サイトマップ | |
|
APIS IQ 6.5 で実装された機能 |
これまで、手動で objectID を故障に割り当てることのみ可能でした。しかし、他のオブジェクト形式にも objectID を割り当てることができるようになりました。
object ID は、表示、検索、フィルタリングの目的で使うことができます。
システム要素とプロセス要素は、他のオブジェクト属性、背景色を持っています。これらは表示、検索、フィルタリングの目的で使うことができます。
デフォルトのメモカテゴリに加え、他にもメモカテゴリがある場合、それらの1つを追加で表示することができます。
表示オプションだけでなく、ドキュメントとワークステーション設定も多くの入力を持っています。カテゴリはタブで表示されるのではなく、左側の階層リストか、上部のチェックボックスとなりました。新しく統合された検索ボックスは、特定のオプションや設定を見つけることをより簡単にしました。
ライセンスキーのログアウトに加え、ライセンスキーのログインも可能になりました。
構造エディタと FFA エディタでもハイライトが使えるようになりました。
以前の機能と故障と同様に、システム要素とプロセス要素も形式を持つオブジェクトになりました。カタログの入力は、これ以外の出現を認識し、インプットコレクタを使って入力できるようになりました。
すべてのエディタは操作支援のためにオプションの提案リストを表示します。
提案リストは新しいインプットコレクタで提供され、これは新しく入力されたオブジェクトに対するオプションを提案します。他の項目においても、次のことを一緒に記録するためにインプットコレクタを使用します:
これまでに拡張されたツールバーからの情報は、第3のツールバーに表示されるようになったため、十分な大きさのない画面でもアクセスできるようになりました。
Windows が提供するデフォルトの選択色は、青い背景に緑の文字などのように、あまり優れた色の組み合わせとは言えません。選択色を変更するために、Windows の色管理にアクセスする必要がなくなりました。対応する設定が IQ に統合されました。
ユーザー定義の表示も、テンプレートファイル (Normal.FMT) に保存することができるようになりました。
再構成のためのダイアログに新しいオプションが追加されました:
最初の平日に対して Windows システムの設定が使われるようになり、これまでのように月曜日である必要がなくなりました。
要求事項を製品とプロセスの特性に変換することが可能になりました。
表示オプションの追加として、構造名を原因と影響に表示できるようになりました。
これまで修正状態にオブジェクトの属性として関連付けられていたカテゴリ (開発、生産、顧客業務等) は、措置グループに関連付けられるようになりました。これらは「措置グループに対するカテゴリ」として参照されます。
原因に焦点を当てた FMEA フォーム表示が追加されました。これは各原因要素に対して表示されます。
注文開発の仕様に基づいて、FMEA フォーム (VDA 96 / VDA 06 レイアウトのみ) に列が追加されました。これは各故障に対するコスト承認や、プロジェクトの異なるフェーズにおける故障に対する定量的リスク評価を可能にします。統計エディタは定量的リスクの解析のために、「プロジェクトフェーズごとの定量的リスク」と呼ばれる新しい形式を解析を実装しました。
製品とプロセスの特性の出現リスト項目を作成する時、使用可能なデフォルト値は仕様セクションに転送されます。カタログ内のデフォルト値は一種のマスターです。
要求事項の出現リスト項目を作成する時、使用可能なデフォルト値は仕様セクションに転送されます。カタログ内のデフォルト値は一種のマスターです。
故障が、故障カタログのコンテクストメニューの「グローバル故障」で作成された場合、S 評価はすべての出現に対して同一です。S 評価はタイプを使って保存され、カタログ内でも変更することができます。故障のシンボルはグローバル故障として追加でマークされます。
分類やプロセスフォローダイアグラムに対するパレット入力に背景色を割り当てることができます。例えば、プロセスフォローダイアグラムにおいて、それぞれのシンボルを背景色で示すこともできます。
措置グループのカテゴリは背景色を割り当てることができます。それによって、分類は FMEA フォーム内で色付けによりハイライトされます。
故障ネットからのメカトロニクスオブジェクトの動作状態、故障検出、故障対応は、予防措置、検出措置として転送することができます。
措置の期限に対する属性値「説明」を FMEA フォーム内に表示できるようになりました。
マウスポインタをメモシンボルの上に移動すると、メモの内容に関する情報が表示されます。
スティッキーメモは、対応するワークステーション設定が有効になっていてメモアイコンをダブルクリックする、または、ダブルクリック時に ALT キーを押している場合に表示されます。このメモウィンドウは「編集」ボタンを持つようになりました。
アイコンを持つツールバーがメモダイアログに統合されました。
テーブル表示を直接、XLS や XLSX 形式にエクスポートできるようになりました。これまでは HTML 経由で迂回する必要がありました。XLSX ファイル形式は翻訳の部分でもインポート/エクスポートに使うことができます。
翻訳の部分のエクスポート/インポートと同様、措置のリストもエクスポート/インポートすることができるようになりました。MS Excel で措置の状態と期限を変更することができます。
印刷と Web 発行のバッチを定義するダイアログは根本的に書き換えられました。例えば、異なる表示オプションを使ってバッチ内でドキュメントを何度か統合することもできます。
FMX ブックマークはドキュメントに統合座れました。つまり、オリジナルの FME ファイルはマウスクリックで Web ブラウザから開くことができます。
メモは翻訳することができないだけでなく、次の派生に対しても翻訳することができません:
注記: オブジェクトインスペクタ内の派生固有のメモを表示、変更することができます。
ユーザー定義の属性は、次のものに対しては派生固有となりました:
注記: オブジェクトインスペクタ内の派生固有の属性を表示、変更することができます。
ユーザーが手動で割り当てた ID 番号 (IQ のオブジェクト ID ではない) は、次のものに対しては派生固有となりました:
注記:オブジェクトインスペクタ内の派生固有の ID 番号を表示、変更することができます。
次のオブジェクトに対する派生固有の分類を使うことができるようになりました:
派生固有値の使用に対してホットクリックアイコンを提供します。例えば、表示オプションを使って構造リストに表示することができます。アイコンをダブルクリックするとオブジェクトインスペクタが開きます。
操作性を向上するため、階層リスト (構造リストに類似) が実装されました。これは +/- アイコンを使ってリストの特定の部分を折りたたみ/展開することができます。
評価カタログと同様、S/O、S/D、D/O を使ったいくつかの専用マトリックスセットを使うことができます。
さらに、全 27 の可能性のある色の組み合わせをランク付けできます。ランキングは、リスクマトリックスランキング (Risk Matrix Ranking: RMR) と呼ばれます。各ランキング位置は、信号の色で割り当てることができます。リスクマトリックスセットは FME ファイル、プロジェクト、構造、派生、FMEA フォームに割り当てることができます。リスクマトリックスセットが対応するレベルで定義されていない場合、次の継承階層を使って、関連するリスクマトリックスセットが決定されます:
リスクマトリックスセットと同様、拡張リスクマトリックスに対していくつかのセットを定義することができ、必要に応じて割り当てることができます。
統計エディタは、解析タイプのリクスマトリックスと拡張リスクマトリックスに対する解析の基準として割り当てられたセット (おそらく継承を使って) を使います。セットが割り当てられていない場合、デフォルトセットが使用されます。
リスクマトリックスセットの色は、FMEA フォームレイアウトVDA96/06 で別の列に追加で表示することができます。
追加した列の色は、フィルタリングの目的で使うことができます。
FMEA には、予防措置 (PA) と検出措置 (DA) があります。コントロールプランには、コントロール手法 (CM) と対応計画 (RP) とラベルのついた列を含みます。バージョン 6 では、CM と RP は PA と DA 上に表示されていました。PA と DA の属性値を使って、PA と DA と関連しているかどうかを決定することができます。コントロールプランのこれまでの処理は、バージョン 6.5 でも維持することができます。
代替の手法が使うことができるようになり、これは「新しいコントロールプラン手法」と呼ばれます。コントロール手法と対応計画は、この手法ではそれぞれ別のオブジェクトです。
新しいコントロールプラン手法で作業すると決めた場合、ドキュメント設定の手法を変更し、データを変換しなければなりません。以前のオブジェクトやオブジェクトの属性が何も変更されていないため、最初は冗長となります。新しいオブジェクトが追加で作成されます。次の図は、古い CP、変換後の新しい CP、整理・編集された新しい CP の例です。
新しい解析手法「コンパクト・パレート図」が実装されました。この図では、重要な故障の色が塗り分けられ、累積曲線は表示されません。
パレート分析で RMR を代替的に選択することができます。
新しいコンテクストメニュー「構造ツリー」を使って構造ツリーを持つ結果リストを同期することができるようになりました。
表示の内容を、2ヶ国語を指定して表示できるようになりました。
措置が何箇所かで出現する場合、コンテクストメニューから「選択した措置に対して異なる評価」を有効にすることができるようになりました。
FMEA フォームエディタで見ることができるように、構造ツリー、機能/故障解析エディタでもフィルターをハイライトすることができるようになりました。
ワークステーション設定、ドキュメント設定、表示オプションのダイアログと同様、フィルターダイアログも修正し、必要とされる各レベル/条件を見つけやすく、何をするものかがわかりやすくなるようにしました。
これまでこのフィルターは、構造の内容と最後に作成された構造バージョンの内容を比較し、差分を表示するためだけに使用してきました。このバージョンから、構造の内容を比較したい使用可能なバージョンを定義できるようになりました。
フィルターダイアログのカテゴリ、システム定義のフィルター (「表示 | フィルタリング」メニュー) が、トップ 10 故障に対するいくつかのフィルターを持つようにしました。これらのフィルターの最悪の故障の数字を 10 以外の値に変更することができます。
様々なフィルタリングレベルに新しいフィルター条件が含まれました:
故障ネットに基づき左右の位置調整を、上から下の画面でも行うことができます。
IEC 60617-12 (1997) に従ったこれまでに使用していたシンボルは、ANSI/IEEE 91-1984 に従ったシンボルに変更することができるようになりました。
バージョン 6.5 の主要な変更点は機能安全に関するものです。
詳細は次を参照してください: http://iq.apis.de/FunctionalSafetyV65
グラフエディタは、特に機能安全とメカトロニクスシステムを解析する時に有用な新しい追加エディタです。
詳細は次を参照してください: http://iq.apis.de/FunctionalSafetyV65
様々なタブのオブジェクトの詳細の割り当てが完全に訂正されました。派生タブはなくなりました。代わりにかっこで囲まれたアドオン ”V” を持つ別のタブ (例:メモ(V)) が、通常のタブ (例:メモ) に加えて追加されます。
オブジェクトインスペクタの様々なタブはデータ編集を可能にするいくつかの新しいアイコンを提供します。
注記:カーソルをアイコンの上に移動させると、アイコンの意味を説明するツールチップが表示されます。
バージョン 6.5 のもう1つの主な変更点は結合です。
詳細は次を参照してください: http://iq.apis.de/ConsolidationV65
従来、設計確認計画・報告 (Design Verification Plan and Report [DVP&R]) は、使用可能なコントロールプランに関連付けられていました。つまり、コントロールプランのない DVP&R は存在しませんでした。このバージョンから DVP&R はシステム要素に対する別のレポートとなりました。レポートは各システム要素に対して生成できるようになりました。
DVP&R 内でドラッグ&ドロップすることで予防措置、検出措置を再利用でき、文字入力作業を軽減することができます。措置の新しいインスタンスが作成されるわけではなく、文字列のコピーでもないことに注意が必要です。
ヒント:各システム要素に、例えば、“DVP&R” というユーザー定義の属性を作成することを推奨します。このユーザー定義の属性は、既存の DVP&R をフィルタリングしたり、文書化したりするときに使うことができます。
翻訳会社に渡すために、文章を含む Excel ファイルをエクスポートすることができます。あとで、翻訳された Excel ファイルをインポートすることができます。また、PIM で個別に検出される問題を発生しそうなケースに関する詳細な情報を含む項目を追加で作成するようになりました。