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APIS CARM-Server は以下の機能をカバーします:
APIS CARM-Server は、サーバーコンピューター上で Windows サービスとして動作します。サーバーはメンテナンスの目的でのみ停止するようになります。
APIS IQ は必要に応じて、ユーザーが定義した CARM-Server に要求を送信します。応答がすぐに返ってこない場合は、対応する応答通知が送信されます。IQ は CARM-Server とは独立して使うことができます。
APIS IQ の各製品レベルは、CARM-Server から情報を取得することができ、FME ファイル (オブジェクト・データベース) に取り込むことができます。
APIS IQ がサーバーに接続することができるように、サーバーの IP アドレスをワークステーション設定に入力する必要があります。有効な認証であるかの確認は、各要求ごとに行われます。
幾つかの認証情報を作成することができ、各認証でアクセスできるライブラリのカテゴリを定義することができます。ユーザーはそのカテゴリの内容のみ、見ることができます。
幾つかの機能が CARM-NG-Server (Next generation) で追加されます。対応するデータを APIS IQ のワークステーション設定に入力すると、要求が自動的に次の対応できるサーバーに送信されます。これはユーザーは気づくことはありません。
ライブラリの機能を使って、中央に保存されている情報をそれぞれの場所で使えるように管理します。次が対象となります:
Web インターフェイスは、インターネット・ブラウザーで CARM-(NG)-Server 上に保存されている情報を表示します。
繰り返しタスクは、エージェントを使って自動化することができます。これは、人に依存せず、信頼性が高く、あるタスクからできるだけ遅延なく行われることを保証しなければならない時に、特に重要です。
一般に、データは中立のデータ形式で他のアプリケーションとやり取りされます。APIS IQ は標準的なインターフェイス、例えば、XML ベースの XDI (eXternal Data Integration) インターフェイスをサポートしています。
データの交換に CARM-Server を使うことも可能です。APIS IQ のユーザーはテクニカルなプロセスをほとんど意識することはありません。このメリットは、インターフェイスの仕様、権限委託、メンテナンスを中央の一箇所で行うことができるということです。
APIS IQ のドキュメント中心のアプローチは、実際の現場でテストされ、多くのメリットを提供します。APIS IQ は、別の概念の APIS CARM-Server を使って強化されます。これは、ドキュメント中心の作業のメリットを壊すことなく、同様の最適な方法でナレッジ・マネジメントをサポートします。
CARM-Server Services (CSS) は、APIS IQ からの要求を待つサーバー・サービスです。CARM-Server にインストールされる CSS はタスクを速やかに処理します。例えば、モジュールがあるアイテムに対して使用可能か、可能なとき、APIS IQ に送信できるかどうか、などです。
CARM-Server Agents (CSA) は、管理者によってタスクに割り当てられるサーバー・サービスで、バックグラウンドで動作します。例えば、エージェントがデータベースを監視し、期限が来た場合に、責任者に通知する、などです。
APIS IQ はプロジェクト思考の作業をサポートしているため、情報の断片はプロジェクトに参加している各メンバーのコントロール下に置かれます。新しい情報の断片を社内の標準とする場合、情報を集める人がそれをサーバーに転送するか、中央の機能 (自動の処理エージェントとする) がサーバーに情報を送信します。しかし、これは OS のアクセス制限が許可をしている場合にのみ可能です。情報がアクティブにサーバーに転送される場合、これを情報のプッシュと呼びます。保存された情報、例えば FMEA の量からフィルタリングされ、サーバーによって保存されるような場合は、情報のプルと呼びます。
重要な事は、必要がなければ、情報のオリジナルは消去されたり、修正されたりすることはない、ということです。
中央で情報を管理しているユーザーがいる場合、次を修正する必要があることがあります:
この処理はプッシュ、プルのどちらの方法でも行うことができます。なにか新しい物が使用可能になった場合、その情報は配布されたり (プッシュ) 、収集されたり (プル) されます。
すべてのユーザーが同じ機能を必要とするわけではないため、CARM-Server はモジュールで構成されています。様々な CSS と CSA (CSS = CARM-Server Service, CSA = CARM-Server Agent) を使うことができます:
CARM-Server のインストール後、サーバー上で幾つかの基本的な設定をすることができます。例えば、パスワード保護を設定することができます。管理に関するその他の項目としては:
カタログへのアクセスは CSS catalogs でサポートされています。予防措置、検出措置を持つ故障原因のような、承認されたコレクションを含んでいます。
IQ の中央に保存された標準カタログは、入力コレクタ経由でアクセスすることができます。
通知エージェントは情報のプッシュが動作することを保証します。例えば、業務を割り当てられている社員は、期限切れになる前に、保留されている措置に関するフィードバックを送信するために、自動的に確認のメールを送信することができるようになります。
APIS CARM-Server Service Module (CSS Module) は、ナレッジ・モジュールを管理するサービスです。プロジェクト内で使うことができ、これは FME ファイルにコピーされます。
モジュール・ライブラリは、幾つかの世代のモジュールを含むことができます。通常は、新しいプロジェクトに適用することに対しては、1つの世代のみ承認されます。
ライブラリにより新しいモジュールが使用可能であれば、すでに使われているモジュールを更新することもできます。モジュールの比較では、モジュール内で使用可能な変更が表示されます。
Web インターフェイスの設定は、「モジュール・ライブラリ」からのどの情報が表示されるようにするか、どのフォームに表示するかを定義します。
CARM-Server は、これまでの標準の認証を幾つかの認証で置き換えることを可能にします。各ライブラリ・カテゴリに対する特定の認証の権限レベルを定義することができます。
認証はパスワードと期限日を使って割り当てることができます。
CSS Action Tracking は措置の期限を中央で管理するためのサービスです。Web インターフェイスで措置を編集することもできます。
ある1セットの Web サイトを社内の Web サーバーに配置する必要がある場合、問題のドキュメントの分析を自動化し、イントラネットに転送することができます。
Web Publisher のバッチは、FME ファイルのどの情報を抽出し、どのように公開するかを指定します。
CSA PDF Publisher は、PDF Publishing バッチの定義に従い、プリンタ (ここでは PDF プリンタ) にデータを送信します。これで自動的に PDF ファイルが生成されます。
CSA CT PDF-Reporting は、PDF Publishing バッチの定義に従い、プリンタ (ここでは PDF プリンタ) にデータを送信します。これで自動的に PDF ファイルが生成されます。
この機能はカスタマイズツールの一部で、各企業の仕様にしたがって実装されます。
特別な計算標準を作成することができます。例えば、SN29500 をコンポーネントの故障率を決定するために使うことができます。
CSS Functional Safety は、関連するシステム要素に FIT 値を割り当てることを可能にします。
APIS CARM-NG-Server も APIS IQ-RM Tools と通信するサーバーです。
最も重要なことの一つが、SQL データベースに接続することができるということです。一般的に、Oracle や MS SQL のような既存の SQL データベースです。
この接続により、APIS IQ ソフトウェアを使うことなく、FME ファイルを開いたり、編集することができます。SQL データベースの制限のため、交換される情報は非常に単純なものに制限されています。ステータスを持つ措置、責任者、日付などで、テーブルの形式で表されます。
Web インターフェイスは SQL データベースへのアクセスを提供します。Web ブラウザを使って、FME ファイルを基としたデータを表示、編集することができます。
データを FME ファイルに書き戻すと、その情報を更新することができます。