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yFILES (ワイファイルズ)
製品概要
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yFILES 製品概要

多岐にわたる活用分野

yFiles の大きな特徴のひとつに汎用性があります。ご利用いただける分野は多岐にわたります。例えば、生化学分野における反応経路の分析と可視化、ビジネス過程のモデリング、データマイニング(例:ログファイル解析など)、データベースの管理とモデリング、ネットワークの管理、社会ネットワーク分野、ソフトウェア開発(例:UML 図の作成など)、ワークフロー管理、WWW の視覚化 、ビジュアル・プログラミングなど。詳しくは、ユーザーによるアプリケーション事例をご覧ください。

製品概要

yFiles は、グラフ・ダイアグラム・ネットワーク図の自動レイアウト機能を備えた Java™ クラスライブラリ集です。分析や可視化を可能にする豊富なアルゴリズムやコンポーネントを提供します。yFiles は完全に Java プログラミング言語で記述されていますので、Java ランタイム環境が動作するプラットフォームで実行可能な高度なアプリケーション開発にご利用いただけます。

ビジュアルなループ
プログラムのエディタと
シミュレータ
クイックソート
アルゴリズムの
アニメーション
生化学的
経路

多彩な機能:ダイアグラムとネットワークに最適な視覚化ツール

  • 同一のデータに異なるスタイルを適用:
    データの関係を表現するには様々な方法がありますが、yFiles はそれぞれの手段にふさわしい豊富な表現スタイルを提供します。各表現スタイルを使い分けることで同一のデータを異なる観点から検討することができます。
  • 高度な描画ソリューション
    複雑に入り組んだ関係を明確に表現することは、ユーザー・フレンドリーなソフトウェアの最も重要なタスクのひとつです。それがビジネスプロセスのモデル化であったり、データベースのコンテンツ、信頼性の高いプロフェッショナルソリューションで要求されるクリティカルなデータの視覚化であっても変わりはありません。ネットワーク図やダイアグラムはあらゆる分野で利用される訳ですが、最新のソフトウェアソリューションを使うことによって、これらを自動的に配置させたり、高速に視覚化したり、効率的に編集することが可能になります。
    • yWorks 社は、ダイアグラムやネットワークを視覚化するためのプロフェッショナル向けソフトウェアソリューションを提供します。yFiles は、yWorks 社の代表製品です。視覚化および編集機能のための GUI コンポーネント、ネットワークの分析やダイアグラムの自動レイアウトのためのアルゴリズムを含めた広範にわたる Java クラスライブラリです。yFiles は、開発者向けダイアグラム作成コンポーネントで、Java サーブレット、アプレット、およびアプリケーションの利用の際に必要不可欠な構成要素となります。
  • 幅広い適用分野:
    yFiles は、UML 図の作成、ソフトウェア工学、ワークフロー、ビジネスプロセスのモデリング、バイオテクノロジー、およびデータマイニングといった分野に適しています。Sun Java および Microsoft .NET 環境で利用することができます。

豊富なスタイル:

  • 円環レイアウト
    • ネットワークにおけるリングとスター型トポロジの表示。
    • ネットワーク構造に沿ったオブジェクトの組織化。
    • 円形および系統図構造としてのオブジェクトの配置。
    • 利用に適した分野:
      • ネットワーク管理
      • ウェブの視覚化
      • ソーシャルネットワーク
  • 組織的レイアウト
    • データ固有の集合や対称性を表示。
    • 大規模な構造や複雑な構造の相互接続性の調査手段の提供
    • グループ化されたダイアグラムを明瞭に配置
    • 利用に適した分野:
      • 意味ネットワーク
      • 生化学反応ネットワーク
      • コンピュータネットワーク構造
  • 階層レイアウト
    • ダイアグラムやネットワークにおけるメインフローの方向を表示
    • 階層レベルと依存状態の確認
    • 直交ドローイングのサポート
    • グループ化されたダイアグラムを明瞭に配置
    • 利用に適した分野:
      • 生化学的反応経路
      • 係り受け解析
      • ワークフロー図
      • ビジネスプロセスモデリング
      • UML 図
  • 直交レイアウト
    • 直交結合のみを使用した明瞭なダイアグラムの作成
    • 結合は交差と屈曲の最小の数が経路となる。
    • グループ化されたダイアグラムを明瞭に配置
    • 結合の排他的経路のサポート
    • 利用に適した分野:
      • データベースモデリング
      • ソフトウェア工学
      • UML 図
  • ツリーダイアグラム
    • 任意のツリー型構造の配置
    • 放射状スタイル、有向スタイルを提供。
    • コンパクトアレンジメントのサポート
    • 利用に適した分野:
      • 系図
      • ディレクトリ
      • マインドマッピング
      • 組織図

豊富なインタラクション

  • ビュアーとエディター: 完全なフレームワークを提供
    • yFiles のビュアーとエディターのコンポーネントは、 汎用性、使い易さ、および、他に比類のないパフォーマンスを提供します。このコンポーネントは、ダイアグラムの表示機能およびエディタ機能を提供し、高品質な印刷と画像出力を可能にします。以下は、モデル-ビュー-コントローラの設計例です。それは、Java フレームワークのための GUI コンポーネントで、概観や操作性を容易にカスタマイズできます。
    オブジェクトと接続関係のグラフィカルな表示。すべてカスタマイズ可能。 背景に個別の画像を表示させることが可能。
    オブジェクトを任意の入れ子構造にしてグループ化したダイアグラム。複雑な構造でもわかりやすく表現することが可能。 オーバービューによってダイアグラム全体を表示し容易なナビゲーションを実現。
  • 機能:統合しやすい標準的な構成要素
    • ズーム、スクロール、ナビゲーション
    • クリップボード機能
    • アンドゥ機能
    • 同一ダイアグラムの複数表示
    • 鳥瞰図
    • 直感的なダイアグラム編集機能
    • 予め設定されたオブジェクトとコネクションのためのグラフィカル表示機能
    • 印刷、印刷プレビュー、ポスター印刷
    • 入れ子構造になったダイアグラムの表示および操作
  • ファイル形式:インプットおよびアウトプットのファイル形式を多数サポート。
    • SVG
    • WMF
    • GIF
    • JPG
    • GraphML
    • XML
  • インタラクティブ性:
    • ダイアグラムは、マウス操作によってインタラクティブに編集可能。レイアウトは即座に更新されます。


活用分野

yFiles ライブラリは、多岐にわたる分野の問題解決を支援する高度な機能を提供します。以下は、様々な領域で活用されるダイアグラムの描画例です。これらの例はいずれも yFiles ライブラリに備わるレイアウトアルゴリズムの自動計算によって描画されたものです。

  • E-R 図
    データベース管理や E-R 図 (実体関係図:Entity-Relationship diagrams) の管理はもちろん、データベース設計における見取り図の描画や、実体(Entity)とその関係を表するのに利用されます。図 1.5 は E-R 図の例を示します。
    図 1.5 E-R 図

  • ソフトウェア工学
    UML (統一モデリング言語) は、クラス間の関係をモデル化する表現法としてソフトウェア工学の分野で広く知られています。図 1.6 『ソフトウェア工学』は、中規模プロジェクトの高品質な UML 図を示します。
    図 1.6 ソフトウェア工学

  • ソフトウェアのドキュメント作成
    UML 表記法は、ソフトウェアのドキュメント作成にも使用されます。例えば、yDoc は UML 図を API ドキュメントに埋め込むことのできる JavaDoc の拡張ですが、yFiles ライブラリを使用して、クラスやパッケージの依存関係を Java プロジェクトとして反映する図を自動的に生成します。図 1.7 『ソフトウェアのドキュメント作成』はそのようなプロジェクトのごく一部を抜粋した UML 図の一例です。
    図 1.7 ソフトウェアのドキュメント作成

対象外のダイアグラム形式

グラフを描画するという言葉は、数学に精通している人々にとっても、それが厳密に何を意味するのか誤解を生じさせるような場合がありますが、これと同様に、ビジュアリゼーションという言葉も、yFiles ライブラリが提供する使用方法について誤解を生じさせる言葉の一例です。以下は、yFiles がサポートしないグラフ形式、より一般的にはダイアグラム形式の例を示します。特に、yFiles グラフ表示ライブラリは、円グラフ、関数グラフなどを描画する機能は提供しませんのでご注意ください。


開発経緯:

  • 1998: Tubingen 大学研究プロジェクトグループが Y プロジェクト開始。
  • 目標: アニメーション可能なグラフ状構造の可視化、編集、レイアウトを 行う Java のクラス・パッケージの開発: yFilesの端緒。
  • 展開: 新会社設立 – 2000年9月 yWorks GmbH 設立。
  • 開発協力支援: マックスプランク研究所の人々が開発を援助。