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Surfer 26 で追加された機能

3D グリッドの可視化

Surfer に新たに導入された各種 3D 機能を使えば、お持ちの三次元データの可能性を最大限に引き出すことができます。


画像スライス

作成した 3D グリッドを任意の角度でスライスし、そのスライス面を画像として可視化できます。この画像スライスには希望する任意のカラーを指定できます。シンプルなスライダーを使用して画像スライスをグリッド内で移動すれば、それがどのように変化するかを確認できます。

データの範囲内に必要なスライスを作成したら、スライドバーを使用することで
モデル内をインタラクティブに移動させることができます。

 

複数の画像スライスを作成すれば、測量したライン上や特定の角度で
どのようにデータが変化するかを示すことができます。

 

クリッピング平面

お持ちのデータを任意の平面で切り取ることができます!切り取る平面 (Clipping Plane) の角度を指定したり、特定の X, Y, Z 値よりも上か下かで領域を切り取ることができます。

Clipping Plane を使用してモデルの内部をあらわした例

 

3D View のエクスポート

3D View のエクスポートが改善されました!グリッドライン、軸、軸タイトルが 3D PDF および VRML フォーマットにエクスポートできるようになりました。3D PDF ファイルにエクスポートすれば、これらのオブジェクトは Surfer の Contents ウィンドウと同じようにモデルツリー内にグループ分けされます。これにより、モデル内の特定のコンポーネントをオンまたはオフにすることで、クライアントや関係者に注目すべきポイントを非常に容易に説明できるようになります。

Surfer の 3D View でエクスポートした 3D PDF を開くと、作成したモデル内のすべてのコンポーネントがモデルツリー内に論理的にグループ分けされ、それらのオンとオフを容易に切り替えることができます。

 

3D View のユーザーインターフェース

3D View の操作がより容易になりました。新たに追加されたコンテクストメニューを使えば、よく使うコマンドを簡単に見つけ出すことができます。希望どおりのモデルを作成できたら、Auto-adjust vertical exaggeration (過高感の自動調整) をオフにすることで、常に希望どおりのモデルを表示させることができます。

アイテムを右クリックして表示される新しいコンテクストメニューを使えば、
必要なコマンドを容易に見つけ出すことができます。

 

Drillhole レイヤー

Surfer でのドリルホールデータの取り扱いがよりパワフルなものとなりました!


TVD (True Vertical Depth) 計算法の変換

ドリルホールにずれがあっても大丈夫です!5種類の計算法のいずれかを選択して、ドリルホールに沿った真の垂直深度 (True Vertical Depth) を決定し、最も正確なドリルホールパスを作成できます。2D プロットビューと 3D ビューの両方に新しいパスが表示されます。

お持ちのドリルホールデータの真の垂直深度 (True Vertical Depth) を計算する5種類の手法のいずれかを選択します。これにより、マップおよび 3D ビューに表示されるドリルホールパスを調整できます。

 

データの保存

お持ちのドリルホールデータを全て Drillhole Manager にインポートしたら、各種ファイルフォーマットに保存できます。これにより、すべてのデータを 単一のファイルとして1 か所にまとめることが可能になり、データのバックアップや、同僚との共有に利用することができます。個々のテーブルを単一のデータファイルに保存したり、複数のテーブルを単一の Excel ワークブックに保存したり、間隔データや点データを XYZC データファイルに保存することができます。XYZC ファイルを Surfer の Grid Data 機能で利用すれば、ドリルホールデータを補間して 3D グリッドを作成できます。お持ちのドリルホールとそこに含まれるデータを、完全にレンダリングされたボリュームとして一度に可視化することができます。

ドリルホールデータをインポートして、3D で可視化します。

Drillhole Manager から直接データを保存したら、それを元に 3D グリッドを作成。

モデル内に 3D グリッドを追加して補間データを表示した例