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3D ドリルホールの可視化

3D ドリルホールデータから接触点の作成、編集、XYZ データ出力

ドリルホールデータには地中に関する貴重な情報があります。Surfer の 3D ドリルホールレイヤーは、そのデータをカラフルで分かりやすいグラフィック形式で表示します。では、さらに一歩進めてみましょう!ドリルホールデータをインポートして 3D ビューで表示できたら、そのデータから接触点(または「ピック」)を作成し、それらの間のサーフェスを作成しましょう。

地層の積み重なり (層序)、年代、鉱物化層などを確認したい場合はありませんか。キーワード(岩相名など)やデータクエリ(SWV:seismic‐while‐drilling や CPT:Cone Penetration Test コーン貫入試験 データなど)に基づいて、ドリルホール内に接触点を作成できるようになりました。接触点を作成したら、デフォルトの位置がふさわしくなければ、編集できます。お持ちのデータはご自身で一番よくご存知のはずです!ポイントが完成したら、データファイルとしてエクスポートします。そこからデータをグリッド化し、マップに追加してドリルホールデータからサーフェスを確認できます。地下層の可視化がこれまで以上に簡単になります!

Upper/Lower の両キーワード、または、クエリに基づいて接触点を定義します。
これらの接触点をグリッド用のデータファイルとしてエクスポートし、3D View でサーフェスを表示できます。

レイヤーの名称変更

お持ちのコンテンツを整理しましょう!3D View でレイヤーの名称を変更できるようになりました。これは、3D グリッドを使用して複数の画像やコンタースライスを作成するときに特に便利です。コンテンツウィンドウでどのレイヤーが必要なのかを推測したり、一つ一つクリックしたりする手間が省けます。レイヤー名を一意に識別できるように変更すれば、目的のレイヤーをすぐに選択できます。

3D View の Contents ウィンドウでレイヤーの名前を変更すると、
どのレイヤーがどれを指すのか簡単に識別できるようになります。

複数の光源

モデルを照らす光源を最大で4つ追加できます!強調表示にサーフェスかドリルホールのいずれか一方を選ぶ必要はありません。両方を強調表示できます。光源を追加できるだけでなく、点光源か指向性光源かを選択できます。モデル内の特定のポイント(XYZ 座標)に光を当てたり、特定の方向(方位角と高度)から光を当てることができます。3D モデルをクリアに照らし出すことができるため、モデルの内容、傾き、回転に関係なく、モデル全体を把握できるようになります。

最大 4 つの異なる光源を追加して、暗い視覚化 (変更前:左) を明るいモデル (変更後:右) に変換します。

 

ベースシンボロジーの Unique Values を使った凡例

選択した属性が分かりにくい場合は、Unique Values の Name に別の名前を付けてください。ポリゴンサンプルでは、塗りつぶしプロパティの周りにラインプロパティを表示したサンプルを表示できるようになりました。ラインとシンボルのサンプルのサイズは調整できます。そして何より素晴らしいのは、実際にマップに適用されているプロパティのみが1列で表示されることです。凡例をこれほど簡単に美しく表示できたことはかつてありませんでした。

凡例に Unique Values のシンボルを表示する新しい機能を活用すれば、凡例を明確かつ簡潔に表示できます。

 

Voxler のカラーマップファイル (*.CLR) の読み込み

Voxler ユーザーが Surfer で 3D モデルを再作成したり、Surfer と Voxler で同じカラースキームを使用したい場合、Surfer で Voxler 形式の CLR ファイルをカラーマップとして読み込めるようになりました。これまで必要だった、時間のかかるカラーマップの手動変換の手順はもう不要です。可視化において、複数のプログラム間で効果的かつ一貫性のある色彩表現を実現できるので、理解のしやすさがいっそう向上します。

Voxler のカスタム カラーマップを Surfer のプロジェクトに簡単にロードできます。

 

Updated September, 2025