新規購入お見積

Surfer 24 で追加された機能

ベースマップの座標変換

ベクトル形式で作成されたベースレイヤーの位置を修正したり、座標系を割り当ててジオリファレンスを設定することができます。シンプルな算術演算 (加算、減算、乗算、除算、ミラー) を適用するか、3点以上の既知のコントロール・ポイントを使用してジオリファレンスを設定できます。

算術演算 または Georeference のいずれかの変換を使って Base (vector) レイヤーの位置を補正できます。


この機能を使ってできることは以下のとおりです。

  • ベースマップの座標系を、座標系の設定されていないローカルな座標系 (Unrefefenced local system) から UTM や lat/lon 等の座標系が設定されたものに変換できます。
  • EMF や WMF 形式のファイルの座標を変換したりジオリファレンスを設定できます。
  • ベースレイヤーを任意の方向にシフトし、他のレイヤーと一致させることができます。例えば、Y 方向に 50、X 方向に 10 だけシフトさせるといったことができます。
  • インポートしたベースレイヤーの寸法がページ単位であっても、それに実世界の座標系を割り当てることができます。
  • 生データのポイント (Base from Data レイヤーでファイルからインポートしたデータ) を別の座標系に変換できます。変換したデータを保存すれば、その座標系を元にグリッドを作成することができます。
任意の Base (vector) レイヤーの座標系を座標系の設定されていないローカルな座標系 (Unrefefenced local system) から UTM や lat/lon 等の座標系が設定されたものに変換できます。

 

Grid Editor にベースレイヤーとポストレイヤーを表示可能

Plot ウィンドウにあるグリッドを編集する際に Grid Editor でグリッドを開くと、そのマップにポストレイヤーやベースレイヤーが含まれていれば、それらも一緒に Grid Editor に表示させることができます。この機能を使えば、同じマップレイヤーの前後に含まれる画像、コントロールポイント、ポリゴン、ポリライン、その他のオブジェクトの内容を見ながらグリッドを容易に編集することができます。

例えば、Grid Editor でグリッドを編集する際に、海岸線や土地利用データを表示させることができます。また、建物、河川、境界線を表示すれば、グリッドファイルに必要とされる編集内容を定義したり特定するのに役立てることができます。

グリッドを編集する際に、ポスト、分類ポスト、ベースレイヤー
(ラスターとベクトル形式の両方) を状況にあわせて表示できます。

 

ラベルの分散配置

ポストレイヤー、ベースレイヤー、ドリルホールレイヤーに含まれるラベルを互いに重ならないように配置できます。この機能を使ってできることは以下のとおりです。

  • ポイントが密集していても、ラベルが重なり合うのを自動で回避できます。
  • ドリルホールレイヤーにボーリング孔のラベルを表示する際、スペースを空けてそれらが互いに重ならないようにすることができます。
  • 井戸をあらわすポストマップやベースマップを作成し、井戸の名称や揚水量を使ってラベルを付けることができます。

井戸の API 番号のような複数のラベルを互いに重なり合わないように自動的に分散させることができます。

 

引出線の表示

ベースレイヤーとドリルホールレイヤーにオブジェクトと該当するラベルをそれぞれ結びつける引出線 (leader lines) を付けることができるようになりました。ラベルを見やすい位置に変更すれば、そのラベルに関連付いたオブジェクトがどれであるかを正しく把握することができます。

ベースレイヤーやドリルホールレイヤーのラベルに引出線を表示すれば、
そのラベルが指し示すオブジェクトを識別しやすくなります。