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| サイトマップ | |
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峰と窪地 (peaks and depressions) をあらわすマップでは、水が流出するコンターの閉じた領域 (峰) や、流入するコンターの閉じた領域 (窪地) は、ハイライトで強調表示されます。このマップは、水資源やジオハザードの特定に携わる人々に役立つもので、地形をすばやく評価したり、陥没穴やその他の重要なカルスト形態、破砕帯、リニアメント、稜線の場所をすばやく特定することができます。この新しいレイヤータイプは、グリッドファイルを元に作成し、峰と窪地の領域に当たる部分にポリゴンを描画することで、これらの領域がグリッド内で識別されます。峰と窪地を別々に色付けしたり、方向性のあるハッチを追加したり、局所またはマップ全体のスケールで最大値と最小値にラベルを付けることができます。峰と窪地の統計レポートとして、面積、体積、方位などが算出されます。
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Base(vector) にある各ベクトルオブジェクトの名称を、それに関連付けられた属性テーブル (Attribute Table) の列から取得できるようになりました。これによって、オブジェクトの名称をひとつひとつ手動で変更する必要がなくなります。すなわち、これらの名称は Polygon, Polyline, Point といったデフォルトの名称にする必要がなくなったという訳です。郡の境界ポリゴンのそれぞれに地名や FIPS コードでラベルをつけたり、Well-ID でボーリング孔に名称を付けることができます。適切なオブジェクトを膨大なリストから見つけ出すのがずっと簡単になります。
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複数のポリゴンからなる Base(vector) レイヤーまたはベクトルファイルがあれば、各ポリゴンの内側を占める個々の領域の体積を、ワンステップでいちどに計算できるようになりました。すべてのポリゴンの合計ボリュームを計算するか、ポリゴンごとのボリュームデータに分割してレポートを作成できます。属性を使った新しいオブジェクトの名称付け機能と組み合わせて使えば、Grid Volume レポート中の各ポリゴンをその名称で明確に区別できるようになります。これによって時間を大幅に節約可能で、スクリプトを作成する必要もありません。
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Grid Info で生成された統計量は、複数ポリゴンからなる Base(vector) レイヤーやベクトルファイル内の個々のポリゴンについても計算できるようになりました。
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3D ビューにポイント、サーフェス、コンターに関する単一または複数のカラースケールを表示できるようになりました。カラーマップを使用する 3D ビューで、オブジェクトごとに異なるカラースケールを必要な数だけ表示できます。複数のカラーマップの付いたモデルをエクスポートして、関係者レポートで活用しましょう。
3D ビューで作成した 3D モデルを VRML フォーマットにエクスポートできます。エクスポートした 3D Vector データフォーマットは、CAD で作業するのに最適です。さらに、3D プリントソフトウェアで直接操作することも可能です。対面プレゼンテーションでは、VRML 形式を元に作成したサーフェスモデルを 3D プリントできます。このファイル形式は、Cortana、MeshLab、3DMax といったさまざまな 3D モデリングソフトウェアプログラムで使用することも可能です。
3D ポイントオブジェクト (立方体と球) で、サーフェスに適用されるのと同じ環境照明を使用するよう選択できるようになりました。一貫した見栄えの良いソースライトの場面をレポートやプレゼンテーションとして作成できます。
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3D ビューのグラフィックにアンチエイリアス処理が追加されたことで、はるかにスムーズな表示が可能になりました。最新のグラフィックカードを使用しているユーザーは、ギザギザのエッジ、線の欠落部分、その他のパターンなど画像の視覚的な乱れが滑らかに表示されるようになります。このスムージング効果は、画像のエクスポート機能やクリップボードへコピーする際も維持されます。
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Surfer のオートメーションモデルに多くの新機能を追加しました。Surfer で自動化できるようになった処理は以下のとおりです