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Tecplot Focus 2021 で追加された機能

2021 R2

  • 等高線の凡例のヘッダーに、ユーザーが入力したテキストを表示できるようになりました。変数名を編集しなくても、ヘッダーテキストを変更できます。ヘッダーテキストには、Tecplot 360 でサポートされている補助データやその他のテキスト修飾子を挿入できます。マクロ言語も再編成されました。古いマクロやスクリプトは後方互換性がありますが、新しい API コールを使用するためにはアップデートする必要があります。

  • Data > Alter > Specify Equations ダイアログに、Ignore divide by zero [ゼロ除算を無視する] トグルスイッチが追加されました。これをオンにすると、ゼロ除算が発生しても数式の処理が続行されます。結果値の詳細は、User’s Manual および Scripting Guide をご覧ください。

  • 非定常データで、ゾーンの表示を設定できるようになりました。これにより、非定常シミュレーション中に「消える」ゾーンが、本来表示されるべきではないのに表示されていた問題が修正されました。TecIO ユーザーは、TransientZoneVisibility を使って、データファイルのデフォルト動作を設定することができます。

  • 対数タイムスケール対応になりました。これまで Tecplot 360 はすべてのタイムスケールを線形として扱い、初期のソリューションタイムを誤ってクラスタリングして、複数のソリューションタイムが同時にレンダリングされていました。デフォルト設定で時間ステップが予測どおりにグループ化されない場合にも、ソリューションタイムのクラスタリングオプションで、ソリューションタイムの間隔をカスタマイズすることができます。この機能は現在、マクロでのみ使用可能で、これらの値の調整はレイアウトファイルに保持されます。

 

2021 R1

バグフィックス

  • スライスの位置がデータのない領域を通過するときに $!CreateSliceFromPlane を使用するとクラッシュする問題を修正
  • Data Alter エラーの後、スライスまたは iso-surface をクリックするとクラッシュする問題を修正
  • 既存の Strand Ids(例:Edit Time Strands、Axial Duplicate、Duplicate Zones ダイアログを使用)にゾーンを追加してもスタイルが失われないように修正
  • Mac 上のキーフレームダイアログと GUI ビルダーダイアログのメニューアクセスを修正