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Tecplot Focus 2016 には、ユーザーインターフェースの全面的刷新、スライスの複数グループ化、非定常データの制御など重要な機能が多数装備されています。Tecplot Focus は、主としてラインやサーフェスデータといった小規模なデータセットにふさわしいもので、取り扱うデータポイントの上限は 500万となっています。
Load Data ダイアログの新しい All Filesオプションと All Supported Filesオプションを使うことでフォーマットが異なるファイルをすべて見ることができます。ロードするファイルを選ぶと、ロード可能な場合は Tecplot 360 EX が自動的にローダーを選択し、そうでない場合はロード可能なローダーを提案します。ファイルオープン時の開始ディレクトリ選択も改善され、必要なディレクトリにより早く移動できるようになりました。Windowsユーザーは、Options > Use Extended Load Data Dialog を選ぶことによって拡張 Load Dataダイアログをオプションで選択し、複数のディレクトリからファイルを開くことができるようになりました (Linux と Mac OS X では標準のダイアログです) 。
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Tecplot 360 EX は移動、ズーム、回転といった 3Dプロットでのビューをインタラクティブに変える 3Dconnexion 3Dマウスに対応しています。Tip: 3Dマウスのボタンの 1つを割り当てて、「o」キーを送ると回転の中心を簡単に決定することができます。
等高線変数レベルの割当てが、等高線変数の割り当て時ではなく要求されるまでに延期され、使われなかった等高線グループには等高線変数は割り当てられません。この変更によって、使用されていない等高線変数にデータをロードする不要な要求が削減されます。
ベクトル変数は自動割り当てされません。その代わり、Choose Variablesダイアログで初回にベクトルまたはストリームトレースプロットレイヤーをオンにするとき、または Plot > Vectorメニューからベクトル関連のオプションの選択時にベクトル変数を選択します。新しい Vector Detailsダイアログ (Plot > Vector > Details) でベクトルの矢印を調節し、参照ベクトルをプロットに追加し、Vector Lengthダイアログから設定を組み込むことができます。
Translate/Magnifyダイアログが、矢印キーを使った移動を含む新しいルック&フィールで再導入されました。
他のほとんどのローダーと同様に、選択したファイルの有無にかかわらず主な Load Dataダイアログから General Text Loader を起動し、既存のデータセットに割り当てることができます。
画像エクスポートダイアログはより一貫性のあるレイアウトとなり、ほとんどのフォーマットのエクスポート範囲を表示します。BMPフォーマットと PostScriptフォーマットも復活しました。
保留したマクロ機能を Text Detailsダイアログでテキストオブジェクトに再度付けられるようになり、Ctrl を押しながらテキストを右クリックするとマクロが実行されます。この機能は、以前の Tecplot Focus ではジオメトリーにのみ実装されていたものです。
Welcome Screen が複数の通知に対応するようになったため、ネットワークライセンスの期限切れ予定や新しい Tecplot 360 EX のリリースがある場合、両方が通知されます。将来的には、この機能を使って Tecplot.com からオンラインセミナー、新しいチュートリアルやアップデートに関する情報をお送りします。