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NanoDCALはMATLABで実装されており、MATLABから操作できます。
NanoDCALでは、結晶の電子状態計算を行うことができ、デバイスの電極として利用できます。また、量子輸送に特化した物性を計算することも可能です。
一般的な電子状態計算では、通常のバンド構造を計算しますが、量子輸送では、複素バンド構造に興味が持たれます。複素バンド構造では、複素数の波数を持つ状態を考慮していて、例えば、全反射で観測されるエバネッセント波がこれに当てはまります。
単位格子当たりのブロッホ状態の数をプロットします。この情報は、デバイスの電極として用いられる際など、輸送解析に役立ちます。
NanoDCALでは、2-プローブ系の電子輸送計算を行うことができます。
透過スペクトルは、特定のエネルギーを持つ電子がデバイスを透過する確率として解釈できます。