Universal File Server 製品概要
製品概要
HELIOS テクノロジーには、サービスコントローラ、印刷システム、認証サーバー、リモート管理、ネットワーキング・イメージライブラリ、各種ツールなどが含まれています。
- サーバーフェイルへの安全性
- HELIOS 製品は、ミッションクリティカルな環境において重大なコンポーネントを担います。
- HELIOS Service Controler は、すべての HELIOS サービスを開始・停止・モニタリングします。ユーザー毎に分離・生成されたプロセスが、ファイルへのセキュリティを強化し、プロセスの安全性を確実なものにします。障害が発生した HELIOS サービスは通知され、必要により HELIOS Service Controler でサービスの再起動がおこなわれます。
- HELIOS 認証サーバー
- HELIOS Base に含まれる HELIOS 認証サーバーは、ローカルアカウント、NIS、LDAP、Windows AD/PDC をサポートします。LDAP と Windows PDC が混在した環境などもサポートします。
製品ハイライト
- サーバー管理
- TCP/IP と HTTP 経由で HELIOS Admin による MacOSX、Windows、UNIX からサーバーをリモート管理
- ローカルユーザー、ボリューム、プリンタ、サーバー設定、セキュリティ設定、TCP アクセスリスト、ログなどを管理
- リモートからのサーバーファイルのブラウズおよび編集
- RSA1024 ビット暗号化パスワードをサポート
- HELIOS サービスおよび追加のカスタムスクリプトのスタート/ストップを集中管理
- サーバー障害への安全性
全てのサービスは HELIOS Service Controler により監視・管理されます
- 自動障害レポート
- 必要によりサービスを自動リスタート
- プロセスの障害による、他プロセスへの影響無し
- 自動的にサービスのスタート順を設定
- サードパーティサービス、スクリプトとの統合が簡単
- HELIOS SDK により、追加のプラグインを開発可能 (スタート・ストップ・イベントリスタート、メッセージ等)
- 認証サーバー
- ローカル、NIS、LDAP、Windows AD/PDC ユーザーの認証に対応
- "authutil" ツールによるアカウント確認とユーザーパスワードの検証・変更
- スクリプトで、ユーザー、サービス、TCP/IP、時間等によるログイン可否を設定を追加可
- 64 バイトまでのパスワードを利用可能
- サーバーの監視・モニタリング
- 個々のセッションによる HELIOS サービスの内部動作をライブでモニタ・トレースします。これらは分離・独立したプロセスの内部を調べるのに役立ちます。
- Unicode 対応
全ての HELIOS サービスは、全ての主要なクライアントエンコードに対応したUnicodeを利用します。
- ファイル名への Unicode UTF-8 使用
- "uniconv" ツールによる異なったエンコーディング間のファイルおよびファイル名の変更
- HELIOS SDK によるエンコーディングの追加・使用が可能
- 高度な印刷システム
多くのサーバーサイトにおいて、高度な印刷ニーズに応えることのできる、優れた印刷システムが要求されています。HELIOS の印刷システムは、各キュー間のでジョブの移動、再出力とジョブの圧縮、エラーのフィードバックと制御といったスプールディレクトリに指示を出せるキーとなる特徴を持っています。lpr/lpd と互換で、PostScript、PDF や他のジョブをサポートします。
- エラー/ホールドキューによる再出力と終了ジョブのモニタリング
- プリントジョブの詳細を記録
- リモート LPR プリンタ
- TCP/IP ストリーム (ソケット) 経由での出力
- 圧縮を含めたディスクへのファイル書き出し
- 出力時刻を指定するタイムキュー
- ロードバランシングのためのバランスキュー
- 複数の出力機への出力を可能にするクローンキュー
- AppleTalk PAP による出力 (EtherShare が必要)
- Windows SBM/CIFS プリンタへの出力 (PCShare が必要)
- Create PDF キューによる出力 (PDF HandShake が必要)
- PDF ビットマップキューによる出力 (PrintPreview が必要)