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製品は英語アプリケーションです。
GaussView 6 リリース:
GaussView 6 は、これまでの Gaussianプリポストとしての役割から一歩踏み込んで、 「より高度な機能を」「より効率よく」「より使いやすく」活用できるよう、大幅にアップグレードされています。
【新機能】複数配座のスペクトルの重ね合わせ表示が可能 (ボルツマン因子により平均化されたスペクトルの作成が可能) / 非調和の振動スペクトルおよび基準振動モードの表示が可能 / ORDの表示が可能 / PCMのキャビティの描画が可能 / サマリ表示の強化 / 動画作成の強化 / ワンステップで複数ジョブの設定と実行が可能 / Gaussian Calculation Setupの強化 / 総合的なジョブマネージャー機能の追加 / Gaussian16の新機能をサポート
(17/01/20 )

新発売のGaussView6専用アドオンGMMXモジュール

GaussView は、Gaussian に渡す入力ファイルの作成を支援したり、Gaussian によって作成された出力結果をグラフィカルに分析できるよう開発されたグラフィカル・ユーザーインターフェースです。GaussView に Gaussian の計算モジュールが含まれているわけではありません。Gaussian の利用を手助けするためのフロントエンド/バックエンド・プロセッサとも言うべき存在です。Gaussian ユーザーが GaussView を使うメリットには主として次の3つがあげられます:

まず、GaussView に装備された先進の可視化機能を使用して、非常に巨大な分子でも素早く簡単に描画できることです。描画された分子構造は、マウス操作だけで回転、移動、拡大させることが可能です。PDB をはじめとする標準的な分子ファイル形式のファイルをインポートすることもできます。

次に、GaussView を使うことで、Gaussian 計算の各種セットアップ作業が容易になります。普段よく使用するジョブタイプでも、ONIOMSTQN 遷移構造最適化 (Opt=QST2/QST3)、CASSCF 計算、周期的境界条件 (PBC)といった高度な手法を利用する場合にも、インプットデータの面倒な準備がたいへん簡単になります。GaussView と同一のマシンに Gaussian がインストールされていれば、GaussView から直接 Gaussian を起動し、計算を開始することができます。このときデフォルトで使用する計算内容をあらかじめ定義したり、複数の計算テンプレートをスキームとして別名で保存しておけば、ジョブのセットアップ作業を高速化できます。

最後に、Gaussian 計算の結果を GaussView の様々なグラフィック技術を駆使して詳しく調べることができます。グラフィカルに表示できる Gaussian の計算結果には以下のようなものがあります:

  • 構造最適化された分子構造
  • 各種分子軌道
  • 計算された様々な密度の電子密度表面
  • 静電ポテンシャル表面
  • 磁気特性の表面
  • 表面の等高線表示
  • 原子の荷電と双極子モーメント
  • 振動周波数に対応する基準モードのアニメーション
  • IR、ラマン、NMR、VCD およびその他のスペクトル
  • 分子の立体化学情報
  • 構造最適化のアニメーション、IRC 反応経路追跡、ポテンシャルエネルギー面の走査、ADMP および BOMD 軌道。2変数の走査では、3D プロットとして表示可能。
  • 上述の計算内容(構造最適化、IRC など)において得られる全エネルギー変化や各データのプロット

 

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