4.1 "Client モジュール /AIR アプリ" の動作確認
【概要】
yFiles FLEX /Clientモジュール は FLEX (Flash) で動作するライブラリーを提供し、Windows デスクトップ上で動作するアプリケーションを開発できます。このアプリを動作させるには、予めサーバを起動させる必要があります。
1) 評価版 (30日) のダウンロード
2) "yFiles FLEX /Clientモジュール" の内容を見る
- yfilesflex-1.6.0.1-eval.zip を展開して下さい。
yfilesflex-1.6.0.1-eval と言うフォルダーが生成されます。
以下の説明では、このフォルダーを <yFiles-FLEX> と記述します。
- 以下のフォルダーがあります。
4つのクライアント用モジュールが格納されています。
<yFiles-FLEX>\src-demo\air-flex3 ... AIR アプリ用
<yFiles-FLEX>\src-demo\air-flex4 ... AIR アプリ用 ※ 今回使用する
<yFiles-FLEX>\src-demo\client-flex3 ... WEB アプリ用
<yFiles-FLEX>\src-demo\client-flex4 ... WEB アプリ用
3) Flashライブラリーと 関連する DLL をコピーする
4) "サーバー/クライアント" モデルのサーバーを起動する
- "Clientモジュール /AIR アプリ" はサーバが必要です。もし、サーバが不要なスタンドアロン・アプリを希望でしたら、以下の手順を参照下さい。
- 予め以下の手順に従ってサーバーを起動しておいて下さい。
- クライアント用の設定をします。
"<yFiles-FLEX>\src-demo\air-flex4" がクライアント用の領域です。
以下のように設定ファイルを修正し、サーバーの URL を指定します。
【設定ファイル】
<yFiles-FLEX>\src-demo\air-flex4\src\config.xml
≪修正前≫
<config>
<context-root>../../</context-root>
<service-extension></service-extension>
</config>
≪修正後≫
<config>
<context-root>http://localhost:49986/Web%20Site/</context-root>
<service-extension>.ashx</service-extension>
</config>
※ "49986" は、実際のサーバーに合わせて下さい。
5) Flash Builder 4.5 を起動する
- "プログラム(P)-> Adobe Flash Builder 4.5-> Adobe Flash Builder 4.5" を選択します。
※ 【注意】もし、"Adobe Flash Builder 4.6" を使用している場合は、以下の設定が必要です。Flash Builder 4.6 の SDK はサポートされていません。≪Flex SDK のセットアップ≫ |
- "ファイル(F) -> Flash Builderプロジェクトを読込み(I).." を選択します。
--> ダイアログが開くので、
プロジェクトフォルダー(P): <yFiles-FLEX>\src-demo\air-flex4
をセットして、[終了] を押します。
--> [Flex SDK のバージョンの選択] ダイアログが開くので、[OK] を押します。
※ バージョンが一致している場合はこの警告はでません。
--> Flash Builder の画面が開きます。
6) GroupingDemo (グループ・デモ) を実行する
- メニュの "実行-> 実効構成(N).." を選択します。
-->「実効構成」の画面が表示されるので、"デスクトップアプリケーション" を右クリックし、"新規(W)" を選択する。
-->「実効構成」の画面にて、以下の操作を行う
・名前(N): GroupingDemo
・プロジェクト(P): yFilesAirDemos
・アプリケーションファイル(A): src/GroupingDemo.mxml
--> 以上を設定して、「適用(Y)」ボタンを押す
--> 左側の "フィルタ入力"欄で、"デスクトップアプリケーション-> GroupingDemo" を選択し、[実行] ボタンを押す
--> コンパイルが開始されて、しばらくすると、アプリが起動する
--> 画面上には、"全体ナビゲート・ビュー", "ツリー・ビュー", "描画キャンバス・ビュー" の3つのビューがある。
ツリー・ビューに示されるような階層構造を持ったグループが表示されている。
上方には、"ツール・バー" があり、2つのコンボボックスがある。
・グラフ・データを選択
・レイアウトを選択
--> グラフ・データの一覧から "grouped-large-graph" を選び、レイアウトの一覧から "heierachic" を選ぶと、下図のようなグラフが描画される