更新日: 14/04/16

yFiles FLEX のセットアップとサンプルの動作 (2)

.NET Server 上で動作するデモ:C# 開発環境を利用

【概要】

yFiles FLEX は FLEX (Flash) で動作するライブラリーを提供し、WEB-ブラウザ上で動作するアプリケーションを開発できます。以下に、 yFiles FLEX 本体と、そのサンプルをインストールする手順を紹介します。

 

1) 評価版 (30日) のダウンロード

以下の WEB-サイトから評価版をダウンロードできます。

 

2) "yFiles FLEX" (.NET Server Bundle) の内容を見る

以下のフォルダーがあります。

  1. クライアント用モジュールが格納されています。
    client\src-demo\client-flex3
    client\src-demo\air-flex3
    client\src-demo\client-flex4
    client\src-demo\air-flex4

  2. サーバー用モジュールが格納されています。
    server\src-demo\Web Site

 

3) Flashライブラリーと 関連する DLL をコピーする

 

4) コンパイルして、Flash ファイル (*.swf) と HTML ファイル (*.html) を作成する

"C:\Program Files\FlashDevelop\Tools\flexsdk" は FlashDevelop 3.X のインストール フォルダーです。以下のWEB-サイトを参考にして下さい。
FlashDevelop 3.X のインストール
Windows用 ANTのインストールは、以下のWEB-サイトを参考にして下さい。
・Ant 1.8.0のダウンロード http://www.javadrive.jp/ant/install/index1.html
・Ant 1.8.0のインストール http://www.javadrive.jp/ant/install/index2.html
・ANT_HOMEの設定 http://www.javadrive.jp/ant/install/index3.html
・PATHの設定 http://www.javadrive.jp/ant/install/index4.html
・動作確認 http://www.javadrive.jp/ant/install/index5.html
・ドキュメント http://www.javadrive.jp/ant/install/index6.html
 

 

5) デモ・アプリを起動:Web サーバー/クライアント・モデル

 

6) デモ・アプリの概要

デモ・アプリは大きく次の7種類があります。

(1) Example Application:実業務に近い4つのアプリケーション

  1. The Business Process Diagram Demo:
    ワークフローを作成し、編集できます。国際標準の表記法である BPMN(Business Process Modeling Notation)に沿ったコンポーネントを定義できます。
    実際のデモを見る:http://live.yworks.com/yfiles-flex/demo/bpddemo

  2. The Graph Canvas Demo :
    XMLファイルからロードしたグラフを対話的に編集できます。また、画面上のグラフに対して種々のレイアウターを適用して効果を確認できます。
    実際のデモを見る:http://live.yworks.com/yfiles-flex/demo/graphCanvas

  3. The Layout Module Demo
    次の5つのレイアウト・アルゴリズムに対して、各種パラメータを変化させて動作確認ができます。
    • Hierachical: 階層レイアウト
    • Orthogonal : 直交交差レイアウト
    • Organic : 組織バランス・レイアウト
    • Circular : 円環状レイアウト
    • Tree : ツリー(樹木) レイアウト
      実際のデモを見る:http://live.yworks.com/yfiles-flex/demo/layoutModule
            
  4. The Organization Chart Demo
    ツリー構造を持つデータを読込み組織図を表示します。その表示に対して多くの操作が行えます。組織の一部をグループ化したり、グループの階層を辿って自在にグループ間を移動できます。
    実際のデモを見る:http://live.yworks.com/yfiles-flex/demo/orgchartdemo

(2) Visual Aspects

グラフ構成要素 (コンポーネント) が持つ多くの属性を編集できます。属性には次のようなものがあります。

 

(3) User Interaction

多くのユニークなユーザ・インターフェイスを実装できます。その一例として、

 

(4) Expand/Collapse Navigation

複雑な階層を持つグループを含むグラフ・データをロードして、その階層上のグループへの移動を次のようなナビゲータで実現しています。

 

(5) Client-Server Communication

 

(6) Layout

ユニークな機能を拡張したレイアウターが紹介されています。

 

(7) Grouping and Folding