4.4 Commands メニュー
Erase Display
Draw Atomic Model...
- ダイアログボックスが表示され、遠近法を含め、あらゆる方向から単位格子 (オリジナルおよび変換されたものを含む) を表示することができます。変換された単位格子は、マルチスライス計算で使用されます。電子線で単位格子の像を得るには、001 の向きに単位格子を変換する必要があります。視野の方角は、実空間の単位格子の軸のどれかである必要がありあます。特定の方向については、断面を表示することもできます。オングストローム単位で、視野の範囲を設定します。
Draw CTF -Sin (chi)
- 電子顕微鏡のコントラスト伝達関数 (CTF) をプロットします。CTF のオリジナル値は、構造データから得られますが、これをユーザーが変更して結晶構造像の計算を行うことができます。CTF のスケールの付いたバーと解像度が表示されます。バーはマウスで変更することができます。
Draw 2D CTF
- 線形、非線形を含む 2D コントラスト伝達関数 (CTF) を設定します。
非線形画像の場合、Non-Linear Analysis ボタンをクリックすると、その程度を設定することができます。
Draw Pendelløssung Plots...
- 試料の厚さの関数として振幅と位相をプロットするために、回析波を選択・保存することができます。そのとき、ダイアログボックスが表示され、プロットの条件を設定できます。回析波の位相と振幅あるいは強度のプロットの選択が可能です。また、それぞれの反射波を単独で、あるいはいくつかの反射波を重ね合わせてプロットすることができます。プロットのほか、数値をファイルに保存することも可能です。
Slice Unit Cell...
- レイヤー構造計算のために、結晶構造を分割するためのコマンドです。スライス面の垂直方向と、スライス数を設定できます。