4.3 Options メニュー
Options メニュー
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Live Microscope Control...
- 計算済みの画像を選択し、このコマンドを実行するとパラメータを変更するためのダイアログが表示されます。パラメータを変更すると、(そのための計算時間がかかりますが) ただちに電子顕微鏡像に反映されます。
Automatic Erase
- 新しいオブジェクトを表示したとき、その前の表示内容を消去するかしないか ON/OFF するスイッチです。
Atom Overlay
- ON にすると一番上の画像レイヤーに、原子が円で描かれます。円は原子半径に比例して描かれ、設定された色で塗り潰されます。
Montage...
- ダイアログボックスが表れ、選択した画像の自動合成を行うことができます。それぞれの画像がもつ位置情報やピクセル数は、なくなります。
Intensity Scaling...
- ダイアログボックスが表れ、黒と白の強度を設定することができます。設定値は、自動設定で表示された直前の画像に対して処理されます。
Magnification
- 拡大の倍率を設定します。拡大は、72dpiのスクリーン解像度に依存しています。Auto-scale when images don not
fitのチェックボックスを ON にしていると、自動的にウィンドウサイズに合わせて調整されます。
CTF Scaling...
- ダイアログが表れ、コントラスト伝達関数のプロットでの逆数軸の最大値を設定します。
Diffraction Pattern...
- ダイアログが表れ、回析パターンの位置、カメラ長、表示する最小の回析波強度が選択できます。また対物レンズの絞りを回析パターンに重ね合わせるかどうかの選択もできます。回析波のインデックス番号は、対応する実空間の距離と同様に、回析パターンの上に重ね合わされます。Gaussian
Diffraction Spots の代わりに円形の回析スポットを使用した場合、黒丸が表示されます。カットオフ値を設定して、それよりも大きい g ベクトル付きの回析波を表示しないようにすることも可能です。
Slice Method...
- 逆空間における 3番目の次元 (l) を使って、3次元のポテンシャル計算を行うかどうか設定することができます。
Show Microscopes...
- MacTempasX で使用できる電子顕微鏡のリストをダイアログに表示します。パラメータのデフォルト設定値は、変更することができます。また、新しい顕微鏡設定を追加することも可能です。
Scattering Facotors Parameter Fit...
- Use Electron Scattering Factors または Use X-Ray Scattering Factors で電子線か X 線か選択します。9 パラメータあるいは 11 パラメータフィットの選択ができます。
Edit Scattering Factors...
- フィッティングパラメータの一覧表が表示されます。値のフィールドをダブルクリックすると、ダイアログボックスが表示され、変更することができます。
Unit Cell is Entire Specimen
- 試料が単位格子であるとみなし、試料の厚さ=単位格子の厚さとして計算することができます。
Modify Specimen Bounds
- 試料が単位格子であるとみなした場合、晶帯軸方向の格子として全体を描画します。