SYSTAT 13 テクニカルサポート SYSTAT 製品ページ
更新日: 14/05/13

9) 1元配置分散分析 (ANOVA)

メーカーによって食品の価格に差があるかどうかを調べてみましょう。 冷凍食品の平均価格がメーカーによって異なるかどうかを、分散分析 (ANOVA) を使用して調べてみることにします。

使用するサンプルデータについてはこちらをご覧ください。

この章の初めのグラフを見ると価格差が存在するようです。Tukey HSD 検定を実行し、Post Hoc テストによる平均値の比較を行なってみましょう。 この検定では、同時に複数の組の平均値の検定を実行することができ、他のメーカーに比べて平均価格に有意の差のあるメーカーを調べることができます。

分散分析を実行する前に、出力に表示するメーカーの順序を指定します (価格の昇順にメーカーをソートすると結果が見やすくなります) 。

「Order of Display (ソート方法)」での指定により平均値が昇順に出力されています。 この指定は、グラフの表示にも使用されます。

エラーバー付き棒グラフの作成

出力の最初に表示されている分散分析の F-ratio (F 値) は、7 社の平均価格に 1つ以上の差が存在することを示しています (F = 10.042、p 値 < 0.0005)。

トップへ