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ある方程式を同時に複数のデータセットにあてはめたい場合は、Global Curve Fit Wizard を使います。ここで選択する方程式は、からなず独立変数が1つである必要があります。データセットには、ワークシートまたはグラフから様々な形式のデータを選択できます。方程式の各パラメータの動作をデータセット毎に指定することも可能です。あるパラメータは、データセット毎に個別の値をとるように局在化させ、あるパラメータは、すべてのデータセットに対して同一の値をとるよう共有化することができます。
例えば、3パラメータの方程式の系列 y=a*x^2+b*x+c に基づく大域的カーブフィッティング問題があるとしましょう。このとき、3つのデータセットを選択したら、各データセットにつきパラメータが3つずつあるので、最大9種類のパラメータがあることになります。ここで、パラメータ a は共有しますが、パラメータ b と c は、データセット毎に変わるようにしたいと考えたとします。共有パラメータがひとつと局所的パラメータが2つになったことで、パラメータの合計は7つに減少します。この問題のモデルを式であらわすと以下のようになります:
y=a1*x2+b1*x+c1 (x,y) がデータセット 1 にある場合
y=a1*x2+b2*x+c2 (x,y) がデータセット 2 にある場合
y=a1*x2+b3*x+c3 (x,y) がデータセット 2 にある場合
Global Curve Fit Wizard の設計と操作法は、Regression Wizard および Dynamic Fit Wizard のそれととてもよく似ています。共有パラメータを決定する専用パネルが用意されている点が大きな違いです。
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