26.20 成分負荷量プロット (Component Loadings Plot)

成分負荷量プロット (Component Loadings Plot) は、オリジナルの各変数の近似をユーザーが指定した任意の2つのモデル内主成分による当てはめとしてあらわしたベクトルプロットです。ベクトルはオリジナルの変数の数と同じ数だけ存在します。各ベクトルの大きさは、その変数を説明する標準偏差に対応します。任意の2ベクトル間の角度のコサイン (余弦) は、対応する変数間の相関の近似となります。従って、2つの変数のベクトルが殆ど同一方向か反対方向を指していれば、それらの間には高い相関関係がある (highly correlated) ことになります。もし、2つのベクトルが殆ど直交関係にあるとすれば、それら2つの変数間には相関関係が殆ど無い (highly uncorrelated) ことになります。軸ラベルには、対応する成分によってもたらされる全分散の百分率が表示されます。

成分負荷量プロット (Component Loadings Plot) を選択できる検定は以下のとおりです:

ある成分の負荷量プロットの例