26.17 散布図のマトリックス (Scatter Matrix)

散布図のマトリックスグラフは、ピアソン (Pearson) およびスピアマン (Spearman) の全ての相関レポートで選択することができます。このマトリックスは、すべての可能な組合せの変数間の関連性をプロットした一連の散布図からなります。

このマトリックスの1行目は、変数の第1集合、または、データの第1列を、マトリックスの2行目は、変数の第2集合、または、データの第2列を、マトリックスの3行目は、変数の第3集合、またはデータの第3列、という具合にそれぞれあらわされます。このグラフの X および Y データは、マトリックス内のグラフの列と行に対応します。

例えば、マトリックスの1行目にあるグラフでは、検定データの第2列 (および第3列) が X データとなり、検定データの第1列が Y データになります。マトリックスの2行目にあるグラフでは、検定データの第1列 (および第3列) が X データとなり、検定データの第2列が Y データになります。マトリックスの3行目にあるグラフでは、検定データの第1列 (および第2列) が X データとなり、検定データの第3列が Y データになります。マトリックスのグラフの行数は、検定するデータ列の数と等しくなります。

ピアソン相関の散布図マトリックスの例