14.4 オブジェクトを返す

オブジェクトを取り扱うには、対象となるオブジェクトを返すことによって、それを定義できる必要があります。一般に、殆どのオブジェクトは、そのオブジェクトのツリー構造の親オブジェクトのプロパティを使って返します。

 

コレクションからオブジェクトを返す

それ以外のオブジェクトを返す場合は、コレクションの中からオブジェクトを1つ指定します。対象となるコレクションを定義したら、そのインデックス値を使って目的のオブジェクトを返すことができます (配列の取り扱いと同じ)。コレクションの全てで共有されるアイテムメソッドを使用するか、あるいは、直接インデックスを利用できます。インデックスには、アイテムの名称または番号を利用できます。例えば:

 

変数を定義する

オブジェクトを変数に定義することによっても、オブジェクトを返して利用することができます。通常は、Dim (dimension) 文を使います。

変数の宣言は、その変数を最初に利用することで暗黙的に宣言できますが、Option Explicit を使用することで、タイプミスによって生じるバグを回避することができます。以下にスクリプトの例を示します: