12.4.10 カスタムダイアログボックスを作成する

UserDialog Editor を使用すると、ユーザー独自のダイアログボックスを設計したり、カスタマイズすることができます。SigmaPlot マクロを設計したり作成する際に必要となるダイアログボックスコードおよびダイアログモニター関数コードが自動的に作成されます。SigmaPlot で自動生成される他のコーディングと同様、必要に応じて生成されたコードに修正を加えます。

カスタムダイアログボックスを作成するには:

  1. マクロウィンドウでダイアログボックス用のコードを入力する挿入ポイントを指定します。

  2. マクロウィンドウのツールバーにある User Dialog ボタンをクリックします。UserDialog Editor に何も書かれていないグリッドが表示されます。

  3. UserDialog Editor の左側にはツールボックスが用意されています。このツールボックスからボタンやチェックボックスなどのツールを選択することができます。マウスをグリッド上に移動するとカーソルの形が十字に変わります。

  4. ダイアログボックスにツールを配置するには 、グリッド上のどこかをクリックします。ダイアログのグリッド画面にデフォルトのツールが追加されます。

  5. ダイアログボックスのサイズは、横とコーナーのハンドルをドラッグすることで変更できます。

  6. ダイアログ上に配置したコントロールのどれかを (選択状態にしてから) 右クリックして、コントロールの名前を入力します。

  7. コントロールを何も選択しない状態で、ダイアログウィンドウを右クリックして DialogFunc フィールドにダイアログモニター関数の名前を入力します。

  8. 終了するには、OK (はい) をクリックします。コントロールが設定されたダイアログボックスのコードがマクロウィンドウに記述されます。

    ほとんどの場合、最終的にはダイアログボックスモニター関数のコードを編集して、ダイアログボックスの要素の動作を定義する必要があります。詳しくは、SigmaPlot オートメーションリファレンス をご覧ください。