7.9.2 フレームラインの描画、変更、非表示

3D グラフのフレームを描画すると、プロットされたデータの周囲に立方体が形成されます。通常、立方体の線は表示されません。基軸や 3D グラフの範囲を表示するときにフレームを使用します。

フレームラインは、軸や面の描画で使用する線とは関係なく存在し、それらの線とは独立して変更を加えることができます。フレームラインは軸上に描画されます。

 

フレームラインを追加、変更、またはビューで非表示するには:

  1. プロットをダブルクリックして、Graph Properties を表示します。
  2. Properties リストから Graph > Frame Lines を選択します。

  3. Frame Lines ドロップダウンリストから以下のいずれかを選択します。

    Relative to Viewer: ユーザーの視点を基準にフレームの向きを考え、ユーザー側にもっとも近い立方体の3辺と、それとは反対側の残りの辺を2つのセットに分けます。これらのラインの位置は、グラフの向きとは関係ありません。これは、デフォルトの位置です。

    Relative to Graph Origin: 原点を基準にフレームを描画し、基軸上に描画するラインと、立方体のそれ以外の部分に描画するラインの2つのセットに分けます。これらのラインの位置は、グラフの回転によって変わります。

  4. フレームラインを表示/非表示にするには、Show チェックボックスを適時選択/選択解除します。選択したフレームラインが表示されます。

    Relative To Viewer と、Relative To Graph Origin の両方のフレームラインをグラフで表示することはできません。Frame Lines ドロップダウンリストで Relative To Graph Origin が選択された場合は、Relative To ViewerShow チェックボックスは自動的に選択解除され、逆もまた同じです。

  5. フレームラインの種類を変更するには、Front Lines で、Line Type ドロップダウンリストからラインタイプを選択します。

  6. フレームラインの色を変更するには、Front Lines で、Color ドロップダウンリストからフレームラインの色を選択します。

    いずれかのリストから (None) を選択すると、フレームラインが透明になります。Color ドロップダウンリストから (Custom) を選択するとカスタムカラーを使用したり、カスタムカラーを作成することができます。

  7. フレームラインの太さを変更するには、Thickness スライダーを動かすか、変更する太さの値を Thickness フィールドに入力します。