6.10 箱ヒゲ図を作成する

箱ヒゲ図 (Box Plot) は、統計値を表す箱を使ってデータをプロットする要約プロットです。ゼロに最も近い箱の境界線は 25% 点を表し、箱内の線は中央値を示します。ゼロから最も遠い箱の境界は 75% 点を表します。箱の上と下にある Whiskers (ひげ) (エラーバー) は、90% 点と 10% 点を示します。これに加えて、平均値および外れ値もグラフ化できます。

初期設定では、SigmaPlot は箱ヒゲ図や四分位プロットにおける百分位数の値の計算に Standard 法を用います。この設定は、Option ダイアログボックスの General タブで Cleveland 法に変更することができます。

 

箱ヒゲ図を作成するには:

  1. ポインタでデータをドラッグしてプロットするワークシートの列を選択します。

  2. Create Graph タブで、2DGraph グループの中の Box Plot (箱ヒゲ図) をクリックします。


  3. Horizontal Box または Vertical Box を選択します。

  4. Data Format リストから、使用したいデータ形式を選んで、次へ をクリックします。Graph Wizard を開く前に列を選択しているので、選択された列が自動的にダイアログボックスに表示されます。

    Note:パーセントタイルの各セットを算出するには、最小限のデータポイント数が必要になります。25%点、75%点を算出するには3点以上、5%点、10%点、90%点、95%点を算出するには 10 点以上が必要になります。SigmaPlot がパーセンタイル (百分位数) 点を算出することができなければ、点のセットは描画されません。

  5. 完了 をクリックしてグラフを作成します。
    プロットを編集するには、Graph Properties を使うか、Graph Wizard を再度開いて、プロットに使用する別のデータ列を選択するか、作成したグラフに別のプロットを追加します。
  1. 箱ヒゲ図の他の属性を変更する
  2. 箱ヒゲ図を編集する
  3. パーセンタイル(百分位数)を計算する