6.8.2 エラーバーの方向を変更する

エラーバーの方向は、絶対エラーバーと相対エラーバーという2種類の方法で指定できます。絶対エラーバーを指定すると、正または負のいずれかの方向を指すことができます。相対エラーバーを指定すると、ゼロに近づく方向または離れる方向を指すことができます。

エラーバーの方向を変更するには：

1. プロットのエラーバーをダブルクリックして Graph Properties を開きます。
   
   
2. Properties リストから Plot > Error Bars を選択します。
3. Error Bars にある Direction ドロップダウンリストから、Y 方向を選択します。

図 93: 左の棒グラフでは、 Y エラーバーに正方向の絶対値を使用。
右の棒グラフでは、ゼロから遠ざかる相対方向を使用。

ゼロを基準とする方向は、常にゼロに向かうかゼロとは反対の向きを指します。このオプションは、負の値を持つ棒グラフに向いています。

図 94: 左の棒グラフでは、X エラーバーに負方向の絶対値を使用。
右の棒グラフでは、ゼロに向かう相対方向を使用。