2.4.2 極座標プロット用データを配置する

極座標プロットのデータは、次の2つの形式が使用可能です。

  1. 半径および角度値のデータ (R, θ)
  2. X,Y 値を極座標プロットに使用する
  3. 複数曲線用のデータ
  4. 1つの列からのデータを複数の曲線に使用する

 

1. 半径および角度値のデータ (R, θ)

θ (角度) および R (半径) 値を使用してデータを配置するには、すべての θ 値を 1つの列に入力し、対応する R 値は別の列に入力します。データは XY プロットと同様に、θ R としてプロットされますが、R は常に従属変数である点が XY プロットと異なっています。

 

2. X,Y 値を極座標プロットに使用する

極座標プロットの XY データの配置は、2Dプロットと同じです。すべての X 値を同じ列に、すべてのY値を他の列に入力します。しかし、極座標プロットの場合、以下の式で定義された R ,θ のペアとしてプロットされます。

および

ここで、R は半径、θ は原点からのデータ点の角度です。

 

3. 複数曲線用のデータ

SigmaPlot はプロットごとに複数の曲線をグラフ化することができるため、ワークシートの列にいくつでもプロットしたい数の θ , R 値または XY 座標を追加してください。

 

4. 1つの列からのデータを複数の曲線に使用する

SigmaPlot では、同じ列を使用して、 θ R データ (または、X や Y データ)として複数の曲線をグラフ表示することもできます。複数のプロットで共通に使用する列を複製する必要はありません。例えば、 θ データは単一の列に入力し、R や従属データは必要に応じた数の列に入力してください。