2.3 メニュー
- メインメニュー
- File メニュー
- Edit メニュー
- Data メニュー
- Autocorrelation メニュー
- Interpolate メニュー
- Map メニュー
- Window メニュー
- Help メニュー
- 右クリック (コンテキスト) メニュー
メインメニュー
メインメニューには、GS+ の各種分析ウィンドウにアクセスするためのメニューが用意されています。コマンドメニューの下には、様々な機能のショートカットをあらわすアイコンがあります。
グレーで表示されているコマンドとツールバーボタンは選択できません。例えば、印刷するグラフィックやワークシートのないウィンドウが表示されているときは印刷 (Print) アイコンを使用することはできません。共変量機能のための6つの共変量 (covariate) アイコンは、共変量をデータワークシートウィンドウで定義しない限り利用することはできません。
ツールバーは、Edit メニューを使うか、または、メインメニューを右クリックしてカスタマイズすることができます。殆どの分析のショートカットアイコンは、追加または削除することができます。場所を移動したり、設定を変更することも可能です。マウスを使って画面の任意の位置にドラッグできます。
File メニュー
File メニューには、分析設定の保存や読み込みに使用する GS+ のパラメータファイルを保存したり開くための各種コマンドが用意されています。印刷や環境設定のためのコマンドも用意されています。
- New File:既存の分析パラメータを削除します。
- Open File:既存のパラメータファイルを読み込みます。テキストデータファイルを開くには、Worksheet ウィンドウの Import コマンドを使用します。
- Save File:既存のパラメータファイルを保存します。
- Save File As:分析パラメータに名前を付けてファイルに保存します。
- Printer Setup:印刷の書式に変更を加えます。
- Print:スプレッドシートやグラフを印刷します。グラフやスプレッドシートを右クリックしてこのコマンドを呼び出すこともできます。
- Export Graph:グラフをファイルに保存します。グラフを右クリックしてこのコマンドを呼び出すこともできます。
- Preferences:セッション間で保持されるユーザーの環境設定を行います。
- Exit:GS+ を終了します。
Edit メニュー
Edit メニューには、切り取り、コピー、貼り付け、削除といった編集コマンドにアクセスするメニューが用意されています。これらのコマンドは、カーソルが特定ウィンドウの編集可能領域にあるときはいつでも利用することができます。
- Cut:選択内容を削除してクリップボードに転送します。
- Copy:選択内容 (グラフウィンドウならグラフ) をコピーしてクリップボードに転送します。グラフやワークシートを右クリックしてこのコマンドを呼び出すこともできます。
- Paste:選択領域にクリップボードの内容を貼り付けます。
- Delete:選択内容を削除します。
- Edit Graph:アクティブなウィンドウのグラフを編集します。アクティブなウィンドウにグラフがなければこのコマンドはグレーで表示されることになります。グラフを右クリックしてもこのコマンドを呼び出すことができます。
- Select:ワークシートの行または列を選択します。カーソルがワークシートにない場合は、このコマンドはグレーで表示されることになります。
- Toolbar:ツールバーをカスタマイズして、各種ツールのショートカットを含めることができます。
Data メニュー
Data メニューには、データワークシートや要約統計 (summary statistics) ウィンドウを開いたり、データファイルをインポートやエクスポートしたり、ワークシートでデータを操作するためのコマンドが用意されています。
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- WorkSheet:データワークシートウィンドウを表示します。
- Assign Column:ワークシートのデータ列に変量を割り当てます。
- Sort:選択状態の列をソートします。ソートは昇順と降順を切り替えることができます。カーソルがワークシートのセルになければ、ソートコマンドはグレーで表示されることになります。
- Change Decimals:特定の列で表示させる小数点の桁数を増やしたり減らしたりすることができます。この変更にかかわらず計算は常に倍精度で実行されますので、計算結果に影響することはありません。カーソルはアクティブなワークシートウィンドウにある必要があります。もしなければ、このコマンドはグレーで表示されることになります。
- Insert:アクティブなワークシートに行または列を挿入します。
- Delete:アクティブなワークシートの行または列を削除します。
- Import Data:アクティブなワークシートにデータファイルをインポートします。
- Export Data:アクティブなワークシートまたはアクティブなデータ配列の内容を外部ファイルにエクスポートします。データワークシートウィンドウの ID, X-Coordinate, Y-Coordinate, Z-data, および Drift 列に欠損データのないものが、アクティブなデータ配列となります。Z データが (変換コマンドを使用して) 変換されている場合は、データワークシートにあるオリジナルの z 値に加え、変換された z 値がプリントされることになります。データは、タブ区切りテキストファイル (.txt)、カンマ区切りテキストファイル (.csv)、Excel スプレッドシートファイル (.xls)、html テキストファイル (.htm)、または、xml ファイル (.xml) 形式にエクスポートできます。
- List Graph Values:グラフのデータを表示します。アクティブなウィンドウにグラフがなければ、このコマンドはグレーで表示されることになります。グラフを右クリックしてもこのコマンドを呼び出すことができます。マップを構成するデータは、マップウィンドウの Map メニューからのみ表示させることができます。
- Summary Statistics:主変量 (Z) の基本統計量を表示します。共変量 (Z2) を設定している場合は共変量の基本統計量も表示されます。
- Frequency Distribution:主変量 (Z) の度数分布 (frequency distributions) を表示します。共変量 (Z2) を設定している場合は共変量の度数分布も表示されます。
- Quartiles Posting:主変量 (Z) のポスティング (マップ) を表示します。共変量 (Z2) を設定している場合は共変量のポスティング (マップ) も表示されます。
Autocorrelation メニュー
Autocorrelation メニューには、GS+ で分析できる自己相関タイプのいずれかにアクセスするためのリンクが用意されています。
- Variogram
- Correlogram
- Covariance Analysis
- Drift
- Fractal Analysis
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- General Relative Variogram
- Madogram
- Moran’s I Analysis
- Pairwise Relative Variogram
- Standardized Variogram
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いずれの分析でも、主変量 Z、共変量 Z2、または、交差検証 Z x Z2 の分析を選択できますが、交差検証は、すべての自己相関測定で利用できる訳ではありません。Z または Z2 が定義されていなければ、そのメニューコマンドはグレーで表示されることになります。
Interpolate メニュー
Interpolate メニューには、GS+ に装備されている内挿が4タイプ用意されています。
- Kriging:Interpolation ウィンドウに Kriging へのアクセスを表示します。
- CoKriging:Interpolation ウィンドウに Cokriging へのアクセスを表示します。
- Inverse Distance Weighting (IDW) :Interpolation ウィンドウに Inverse Distance Weighting および Normal Distance Weighting 内挿へのアクセスを表示します。
- Simulation:Interpolation ウィンドウに Conditional Simulation へのアクセスを表示します。
Map メニュー
Map メニューには、GS+ のマップ作成機能へのリンクが用意されています。
- 3-d Map:Mapping ウィンドウに 3-d マッピングを選択して表示します。
- 2-d Map:Mapping ウィンドウに 2-d マッピングを選択して表示します。
- 1-d Transect:Mapping ウィンドウに 1-d マッピングを選択して表示します。2次元のマップファイル (x 座標と y 座標があるファイル) を選択している場合、1-d オプションを選択することはできません。
Window メニュー
Window メニューでは、GS+ 内のウィンドウに素早く移動して開くことができます。
- Cascade:現在開いている全てのウィンドウを並べ直します。
- Data Worksheet:データワークシートウィンドウを表示します。
- Data Summary:主変量または副変量のデータサマリーウィンドウを表示します。
- Autocorrelation Analysis:Primary Variate
(Z), Secondary Variate (Z2), または Cross Variate (Z x Z2) の自己相関ウィンドウを表示します。
- Interpolation:クリギング、条件付シミュレーション、および IDW 分析ウィンドウを表示します。
- Map:マッピングウィンドウを表示します。
Help メニュー
Help メニューには、GS+ のヘルプ機能へのリンクが用意されています。
- GS+ Help:文脈依存型のヘルプトピックを表示します。
- Check for GS+ Update:現在実行中の GS+ のバージョンにアップデートがないかを確認するため、www.gammadesign.com にクエリーを自動的に送信します。新しいバージョンがある場合は、アップデート用のウェブページに接続するかどうかが確認されます。
この機能を有効にするには、お持ちのコンピュータがインターネットに接続している必要があります。接続はウェブブラウザを使って確立されます。GS+ のアップデートのステータスは、www.gammadesign.com に掲載されているバージョンと、お持ちのプログラムのバージョンを比較することによって (About GS+ 画面で確認できます) 手動でチェックすることもできます。
- Email Gamma Design:お使いのメールプログラムを使って support@GammaDesign.com に Email メッセージを送信します。この機能を利用できるようにするには、インターネットへの接続とデフォルトの Email プログラムがインストールされている必要があります。
- Go to www.gammadesign.com:デフォルトのブラウザを利用して通常のインターネットプロバイダを経由で Gamma Design のホームページに接続します。
- Register On-line:Gamma Design Software を登録するレジストレーションページを開きます。
- Deactivate:アクティベーションサーバーにお持ちの GS+ ライセンスを移転(トランスファー)します。ライセンスを一旦移転したら、再アクティベートするか別のマシンでアクティベートするまでは GS+ を開くことができなくなります。ディアクティベートを行うにはインターネットに接続している必要があります。
- About GS+:タイトルと著作権画面、および、現在の GS+ のバージョン番号を表示します。
右クリック (コンテキスト) メニュー
グラフやワークシート上でマウスを右クリックすると、コンテキストメニューが表示され、編集、印刷、エクスポート、または、グラフ内の値リスト、または、ワークシートの値の印刷やエクスポートができるようになります。