3.3 セグメントの選択

DNA のセグメントは、それぞれ個別に選択し変更を加えることができます。あるセグメントに変更を加えるには、まずはじめにそのセグメントを選択状態にすることです。セグメントを選択するにはいくつかの方法があります。シーケンスビューにおいては、表示されたコンストラクトの塩基配列そのものをマウスでドラッグすることで、ちょうどワードプロセッサを操作するのと同様に、複数の文字を一度に選択できます。グラフィックビューでは、マウスをドラッグすると、コンストラクトに表示された2つの境界線の間を選択できます。この選択範囲は、2つの境界線の中間点をマウスで通過する毎に、ある境界線から次の境界線まで拡大させることができます。DNA をダブルクリックすると、ダブルクリックしたマウスの位置を含むセグメントを選択できます。ダブルクリックによる選択は、シーケンスビューはもちろん、グラフィカルビューでも機能します。最後に、領域 (Region) が表示されている場合は、その領域をダブルクリックすることでそれに対応する DNA を選択することができます。ポリクローニング部位、コーディング領域、複製起点を選択するにはこの方法が便利です。