Electrophysiology Module
電気生理学データインポート用モジュール [オプション]
※ Electrophysiology Module は SigmaPlot 14 には未対応です。 |
電気生理学データを素早くインポート
Electrophysiology Module は、膨大な電気生理学データを SigmaPlot へダイレクトに取り込むオプション・モジュールです。実験データの分析、グラフ作成を素早く開始することができます。シンプルなポイント&クリック操作により、以下のファイル形式を取り込むことが可能です。
- Axon Instruments ABF ファイル
(pClamp 6 以降および AxoScope ※ ABF 2.0 には未対応です。)
- Bruxton Acquire ファイル (Acquire V2.2 以降)
- HEKA elektronik Pulse ファイル (Pulse 7.2 以降)
データの取り込みに加え、データのプレビューも行え、分析に必要な部分のみを選択することもできます。また、スクリプト インターフェイスを用いることで、データの読み込み、分析、グラフ化を行うマクロを記述することも可能です。
データの取り込みに加え、データのプレビューも行え、分析に必要な部分のみを選択することもできます。また、スクリプト インターフェイスを用いることで、データの読み込み、分析、グラフ化を行うマクロを記述することも可能です。
解析に必要な部分にだけアクセス
Electrophysiology モジュールではデータをプレビューで見ることができ、解析に重要な個所だけを選択することができます。このモジュールは連続的なデータだけでなく、散発的なデータにも対応しています。また、一般に、Electrophysiology データファイルは解析に有用な情報を多く含んでおり、Electrophysiology モジュールはこの情報にアクセスすることができます。ユーザーは SigmaPlot 中にこれらの情報を個々に入力する必要がなくなります。さらに、刺激と応答の関係性を決定している、これらの情報を用いて解析を自動化することも可能です。「Section dialog」 を用いて、読み込ませるセクションを明確に設定することが出来ます。
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Section ダイアログを使うと、データ解析に重要な範囲のみを数値入力により指定して読み込むことができます。
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ファイルから情報を取得し、入力ミスを減少
このモジュールを用いると、スケールファクターや時間スケール、刺激に関する情報を再度入力する必要がないので、記入ミスすることがなくなります。スケールに関するデータや刺激パルスに加えて、このモジュールはファイル中の特定の情報と同様に、レコーディングの日付、時間、ファイルのコメント、チャネルの情報のようなファイルの構造及び情報を取得します。例えば、Axon Instruments ABF ファイルで、各々のタグを得ることが出来ます。HEKA elektronik Pulse ファイルに関しては、データベースからの情報を得ることが出来ます。
ABFファイルフォーマット (Axon Instruments) は連続的なデータと、コンピュータ制御による刺激等の散発的なデータの両方を含んでいます。このモジュールはどのようなタイプのデータが含まれるかを正確に認識し、表示してくれます。
Axon Instruments
ABF フォーマット |
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Acquire file format (Bruxton) は連続的なデータと、コンピュータ制御による測定のデータの両方を含んでいます。
Bruxton Acquire フォーマット |
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Pulse file format (HEKA elektronik) はコンピュータ制御による刺激等の散発的なデータで、様々なバージョンのパルスがあります。このモジュールは素早くこれらを分類することが出来ます。
HEKA elektronik
Pulse フォーマット |
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