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v11 で追加された機能

グラフ作成用アプリケーションでクラス最高を誇る SigmaPlot 11 のリリースです。アドバイス機能付きのパワフルな統計解析機能に、50種を超える主要な統計手法と 100種を超えるグラフタイプを装備し、全く新しいソフトウェアに生まれ変わりました。今や、25万人を超える幅広い分野の科学者、研究者、エンジニアがデータ解析や統計解析に SigmaPlot を活用し、正確なグラフと印刷品質のレポートを作成し研究データを公開しています。

SigmaPlot バージョン 11 には、グラフ作成用の豊富なテンプレートと高速で正確なデータ解析を実現するユーティリティの機能向上に加え、専門家でなくとも利用できる操作性の高い統計機能が装備されています。SigmaPlot 11 には、あらゆる用途に対応できるグラフ・テンプレートと、比類なきデータ精度、スピード、データ解析、プレゼンテーション機能を有するユーティリティに加え、他の解析機能付きグラフ作成パッケージや表計算ソフト、ビジネス向けグラフ作成ソフトにはない、アドバイス機能付きの統計解析機能が装備されています。SigmaPlot は、グラフを構成するあらゆるオブジェクトを自由にカスタマイズできるフレキシビリティに定評があり、専門分野の厳しい要求にも適うグラフを作成することができます。

SigmaPlot 11 で追加された 11 の新しい機能

  1. 2D ベクトルプロット
    • SigmaPlot 11 では、新たに 2D ベクトルプロットが追加されました。2D ベクトルプロットは、向きと大きさの両方をあらわす XY 座標のベクトル場を表示します。ユーザーは、SigmaPlot 11 のポップアップ・ダイアログボックスを使用して、色、線の太さ、矢印の長さや角度といった矢印のプロパティを設定できます。2D ベクトルプロットは、物理学者に限らず、気象学者をはじめ、向きと大きさの情報が含まれる特別なデータを取り扱う他の分野でも利用されます。
  2. グローバル・カーブフィッティング
    • グローバル・カーブフィットの設定が容易になり、数式のひとつまたは複数のパラメータを複数のデータセット間で共有することができるようになりました。
  3. アドバイス機能付き統計解析の追加
    • 統計解析機能と技術グラフ作成機能を組み合わせたこの製品を手にすれば、科学技術の様々な場面に役立てることができるでしょう。SigmaStat 3.5 の統計機能がすべてサポートされています。
  4. フォーマット済みのワークシート
    • ユーザーが作成したいグラフタイプを選択すると、データを構築するためのフォーマット済みワークシートが提示されます。ワークシートにデータを入力すると、その内容が素早くグラフに反映されます。ユーザーは、データフォーマットとグラフタイプ間の強力な関連性をこの機能により把握することができます。
  5. クイック・トランスフォームの自動アップデート
    • 各ワークシートは、トランスフォーム用入力データに変更があれば自動的にそれを更新させるユーザー定義のトランスフォーム・リストを持たせることができます。
  6. 3D グラフにおけるカスタマイズ性の向上
    • SigmaPlot の前のバージョンでも 2D グラフのほとんどのオブジェクトは、マウスクリックで選択可能でしたが、3D グラフのオブジェクトに関しては一部を除きそれができませんでした。SigmaPlot 11 では、3D グラフのすべてのオブジェクトがマウスによって選択可能となり、3D オブジェクトのすべてをカスタマイズすることができるようになりました。
  7. 新たに改良されたユーザーインターフェース
    • SigmaPlot 11 では、アプリケーション全体を通じてインターフェースが更新されました。ユーザーは、利用したい機能や関数をツールバーに追加したり、非表示にすることで、ワークスペースを用途に応じてカスタマイズすることもできます。
  8. EMF ファイルのサポート
    • 拡張メタファイル形式(EMF)ファイルは、WMF 形式を改良した 32-bit の新しい形式です。EMF ファイルは、WMF ファイルにはない拡張機能があります。SigmaPlot 11 では、32-bit EMF ファイルのインポートおよびエクスポート機能が新たに装備されました。
  9. Vista に 100% 対応
    • SigmaPlot 11 では、ヘルプファイルへの対応も含めて Vista に完全対応しています。
  10. Excel 2007 ファイルを直接インポート
    • SigmaPlot 11 では、Microsoft Office 2007 との互換性が加わりました。前バージョンでは、Excel 2007 形式のファイルをインポートするには、*.xlsx から *.xls 形式にファイルを変換する必要がありましたが、バージョン 11 からは、*.xlsx ファイルを直接読み込むことができます。
  11. 標準曲線マクロの機能向上
    • すでに算出された EC50 値に加え、EC40 や EC60 などユーザーが入力した他の EC 値をただちに計算できます。5パラメータを持つロジスティック関数2種類の追加に加え、搭載されたダイナミック・カーブフィッティング機能が、困難なカーブフィッティング問題の解決を支援します。
  12. 新しい確率計算関数(Transform)
    • SigmaPlot 11 には、特定の分布関数に基づいた確率やスコアを計算するための関数が多数追加されました。

新しいデータ解析機能

高度なアドバイス機能付き統計解析機能を搭載

SigmaPlot 11 から標準装備された統計解析 (Statistics) 機能

SigmaPlot は、グラフ機能に加えアドバイス機能付き統計機能を完備した統合ソフトに生まれ変わりました。SigmaStat を追加購入しなくとも、先進の統計解析機能をご利用いただけます。分析のすべての過程を通じて SigmaPlot 11 がユーザーをガイドするので、統計の専門家でなくともパワフルな統計解析を実現できます。

SigmaPlot 11 を使えば、前後比較や反復測定を含むグループ間の効果を比較できます。また、以下に示す分析も行うことができます:

  • 生存分析の調査
  • 比率の分析
  • 回帰分析と相関分析の実行
  • 検出力 (Power) と標本サイズ (sample size) の計算
適切な検定を支援する
Advisor Wizard ダイアログ

データにふさわしい統計的検定がどれであるかを知っておく必要はありません。アドバイザリー統計ウィザードを開き、使用するデータとプロジェクトに関するいくつかの質問に答えるだけで、適切な検定法がどれであるかを SigmaPlot がアドバイスしてくれます。また、基礎的前提のためのデータ・チェックも行われます。

グローバル・カーブフィッティング

操作性が向上した
グローバル・フィットウィザード
(複数パラメータを共有可能)

SigmaPlot の前バージョンでもグローバル・カーブフィット機能は利用できましたが、その手続きは非常に複雑で分かりにくいものでした。SigmaPlot 11 では、まったく新しいインターフェースが採用され、ユーザーは容易にグローバル・カーブフィットを設定できるようになりました。SigmaPlot 11 では数式のひとつまたは複数のパラメータを複数のデータセット間で容易に共有することできます。

標準曲線マクロの機能向上

標準曲線の設定ダイアログ

すでに計算された EC50 値に加えて、EC40 や EC60 などユーザーが入力した他の EC 値をただちに計算できます。5パラメータを持つロジスティック関数2種類の追加に加え、搭載されたダイナミック・カーブフィッティング機能が、困難なカーブフィッティング問題の解決を支援します。

新しいグラフ作成機能

新しい 2D ベクトルプロット

2D ベクトルプロット

2D ベクトルプロットは、向きと大きさの両方をあらわす XY 座標のベクトル場を表示します。ユーザーは、SigmaPlot 11 のポップアップ・ダイアログボックスを使用して、色、線の太さ、矢印の長さや角度といった矢印のプロパティを設定できます。2D ベクトルプロットは、物理学者に限らず、気象学者をはじめ、向きと大きさの情報が含まれる特別なデータを取り扱う他の分野でも利用されます。

カスタマイズ性が向上した 3D グラフ

SigmaPlot の前のバージョンでも 2D グラフのほとんどのオブジェクトは、マウスクリックで選択可能でしたが、3D グラフのオブジェクトに関しては一部を除きそれができませんでした。SigmaPlot 11 では、3D グラフのすべてのオブジェクトがマウスによって選択可能となり、3D オブジェクトのすべてをカスタマイズすることができるようになりました。

 

新しいユーザーインターフェース機能

新しく改良されたユーザーインターフェース

SigmaPlot 11 では、アプリケーション全体を通じてインターフェースが更新されました。ユーザーは、利用したい機能や関数をツールバーに追加したり、非表示にすることで、ワークスペースを用途に応じてカスタマイズすることもできます。

フォーマット済みワークシート

作成したいグラフに連動して
提示されるフォーマット済み
ワークシート。

たとえば、グラフの種類を選んで作業をはじめる場合、そこで使用するワークシートをどのようにセットアップすればいいのか分からないことがあります。SigmaPlot 11 なら、ユーザーがグラフを選択すると、データを構築するためのフォーマット済みワークシートが提示されます。ワークシートにデータを入力すると、その内容が素早くグラフに反映されます。ユーザーは、データフォーマットとグラフタイプの強い結びつきをこの機能で理解することができます。

 

新しい Windows 環境との統合

Vista に 100% 対応

SigmaPlot の前バージョンでは、Vista で仕様変更のあった HELP メニューが機能していませんでした。SigmaPlot 11 では、ヘルプファイルへの対応も含めて Vista に完全対応しています。

Excel 2007 ファイルを直接インポート

SigmaPlot 11 では、Microsoft Office 2007 との互換性が加わりました。前バージョンでは、Excel 2007 形式のファイルをインポートするには、*.xlsx から *.xls 形式にファイルを変換する必要がありましたが、バージョン 11 からは、*.xlsx ファイルを直接読み込むことができます。

 

新しいオートメーション機能

クイック・トランスフォームの自動アップデート

列毎に自動アップデートを設定するチェックボックス

各ワークシートには、ユーザー定義のトランスフォームを複数持たせることができますが、トランスフォームの入力データに変更があれば自動的にデータを更新するよう設定することができます。

新しいインポート/エクスポート機能

EMF ファイルのサポート

拡張メタファイル形式(EMF)ファイルは、WMF 形式を改良した 32-bit の新しい形式です。EMF ファイルは、WMF ファイルにはない拡張機能があります。SigmaPlot 11 では、32-bit EMF ファイルのインポートおよびエクスポート機能が新たに装備されました。