KaleidaGraph 3.5 で追加された機能
バージョン3.5.2 の新機能
主な変更点
- マルチプロット作成において、X データの系列が 500 を越えるときに生じる問題を解決しました。
- レイアウトウィンドウにおいて、オートスケール機能 (自動) を使用するときに生じる問題を解決しました。
- 関数プロットにおいて、負の値の対数を使用した時の問題が解決しました。
- テキストファイルを読み込むときのメモリの割当方法を改善しました。これにより、読み込み速度が 3倍速くなりました。
- 長い名前のワークシートや、多数のワークシートからなる MS Excel ワークブックを読み込んだ際に生じる問題が解決しました。
- エラーバーに 31文字のテキストを加えたときに生じる問題が解決しました。
バージョン3.5.1 の新機能
主な変更点
- 日付、時間軸の間隔が、秒、分、時間、日、週、月、年で指定できるようになりました。
- プリファレンスのダイアログへナビゲーショナルボタンを追加しました。
- ヒストグラムプロット用の軸の設定ダイアログへヒストグラムオプションボタンを追加しました。
- レイアウトウィンドウ内のショートカットメニューに、ペーストを追加しました。
- 酵素反応速度カーブフィット定義のグループを追加しました。他のカーブフィットと同様に、これらが個々のテキストファイル、マクロファイル、そしてライブラリファイルとして提供されました。
- 「¥r」文字をテキストラベルの文中に入れることによって改行を追加できます。
バージョン3.5 の新機能
主な変更点
- オンライン ヘルプが再編集されました。
- データ、プロットあるいはレイアウト ウィンドウにおいて Ctrl キーを押しながら、クリックするとショートカットを利用できるようになりました。
- t-検定 (1群、関連2群、独立2群) を実行する t-検定コマンド (機能メニュー) を追加しました。
- 40 未満の二桁の西暦データは、2000 年以降の年データとして表示されます。
- 最近開かれたあるいは、保存された 8つまでのデータまたはプロットファイルをリストで表示する最近使ったファイルコマンド (ファイルメニュー) を追加しました。
- ファイルを保存する際に Windows のファイル拡張子を追加するオプションを追加しました。
- 他のアプリケーションから読み込まれたデータのデフォルトの日付形式を設定するオプションを追加しました。
- 列を追加する列の追加コマンドを変更しました。
- 列の形式ダイアログに、データウィンドウに列を追加するボタンを追加しました。
- 新しいプロットを作成すると、古いプロットが隠れるオプションを追加しました。
- プリファレンスからマルチファインダ "AutoHide" オプションを削除。
データ ウィンドウ
- データ ウィンドウは、1,000 列 100 万行まで取り扱うことができます (メモリに依存します)。
- Excel 97、 98、および 2000 形式のファイルに対応します。
- 6 つの 年/月/日 形式の日付形式が利用可能です。
- 新しいデータウィンドウは、10 列 100 行で作成されます。
- データウィンドウのテキスト セルは、半角文字で 50 文字 (全角の場合 25文字) まで入力可能です。
- 列幅の最大値は、60 文字分になりました。
- すべてのデータウィンドウを一度に閉じるコマンドを追加しました。
- 保存されたデータファイルを開いても、列の日付形式が変更されることはありません。
- 10,000 以下のセルをコピーすると、バイナリおよびテキストデータの両方がクリップボードにコピーされます (前バージョンでは最大 1000 セル)。10,000 を超える場合は、選択したいずれか一方がコピーされます。
プロット ウィンドウ
- ギャラリーメニューにダブルX、ダブルXY、ステップ、関数プロットを追加しました。
- ヒストグラムを作成する方法を改善。以前のように、サイズ順に柱がソートされることもありません。
- プロットスタイルダイアログに、12の新しいプロット マーカーを追加しました。
- 変数の設定にかかわらず、エラーバーの色と太さの指定が可能となりました。
- プロット ウィンドウのズーム リストに 125、150 および 300% を追加しました。
- プロット ウィンドウにルーラーとグリッドを表示させるコマンドを追加しました。
- 数式の表が、一般および多項式回帰の場合、デフォルトで表示されます。
- 対数スケールの棒グラフに標準ベースラインを適用させるオプションを追加しました。
- 棒グラフの柱の枠の色を変数の色と同じに設定するオプションを追加しました。
- Alt キーを押しながらオブジェクトをドラッグすることによりオブジェクトを複製することが可能となりました。
- Ctrl キーを押しながらズーム選択ツールを用いると、ダブルY、ダブルX、ダブルXY プロットの X2 および Y2 軸をリスケールすることができます。
- ツールボックスが折り畳まれているとき、キーを押すと復元します。
- スペース キーを二度押すと、プロットおよびレイアウト ウィンドウのすべてのオブジェクトを選択します。Esc キーを押すと、すべてのオブジェクトの選択を解除します。
- 数式表示がプロット メニューのデフォルトとなりました。
レイアウト ウィンドウ
- レイアウト ウィンドウのズーム リストに 125、150 および 300% を追加しました。
- レイアウト ウィンドウにルーラーとグリッドを表示するコマンドを追加しました。
- Alt キーを押しながらオブジェクトをドラッグすることで、オブジェクトを複製することができます。
- レイアウト ウィンドウでプロットを移動またはリサイズする際、プロットの位置を表示するウィンドウが画面の左上に表示されます。
テキスト ラベル
- テキスト ラベルの個々の文字にフォント、サイズ、スタイルなどを設定することが可能となりました。
- テキストのデフォルトを設定する方法が簡素化されました。
- テキスト ラベルは、半角文字で 2,000 文字まで扱うことが可能となりました。
- 上付き文字および下付き文字のオフセットを個々に設定できるようになりました。
- テキスト ラベルの改行を指定するコード r は廃止されました。
グラフィックスの入出力
- GIF、 JPEG、 PNG、 TIFF および Windows ビットマップ ファイル形式をサポートします。これらのファイル形式は、プロットおよびレイアウトウィンドウに読み込みおよび書き出すことが可能です。
- プロットおよびレイアウトがイメージとしてコピーあるいは書き出される際に、余白を最小化するオプションを追加しました。
数式入力とマクロ計算機
- 数式入力ダイアログの 演算子 メニューに、演算子 ! が加えられました。
- 数式入力ダイアログ 関数 メニューに int()、fract()、diff()、erf()、erfc() が加えられました。
- マクロ計算機に factorial、diff nnn、erf、erfc コマンドが加わりました。
回帰曲線
- 回帰曲線を適用した結果をエクスポートする際のオプションが追加されました
- 一般回帰曲線で用いることができる回帰曲線の定義が 100 以上となりました。
- 一般回帰曲線を計算する際、Y軸の加重平均を使う方法に計算方法を修正。
数式スクリプト
- #CLOSE/OPT 、 #SAVE コマンドを追加しました。
- #METAFILE/OPT、 #PICT/OPT、 #SCRIPT コマンドに新しいオプションを追加しました。