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Analytica 6.0 の新機能

ハイライト

  • 矢印を変更して、複数の線分や曲線を含めることができるようになりました。矢印が他の矢印やノードと交差するのを避けたい場合にとても役立ちます。また、矢印の太さ、ラインスタイル、カラーを設定することもできます。
  • グラフでは、カスタムのグラフタイトルを上部に記入したり、軸やキータイトルを編集したり、それらを非表示にしたり、それらを動的に計算することができます。hover アイコンを使用して対数スケールを切り替えることができます。OnGraphClick 属性を使えば、ユーザーがグラフの場所をクリックしたときに、インプット値を別の内容に変更したり、他の動作を実行させることができます。
  • 完全に新しくなった ACP Style Library を使えば、ACP 固有のユーザーインターフェース機能を容易に利用できます。この中には、ナビケーションの各種スタイルや、ノードにシャドウやベベルを付きスタイルを表示したり、左側に Outline を表示したり、Tall ノードや Fame ノードの結果のテーブルやグラフでは、不確実性のビューメニューを表示・非表示に設定したり、ピボットメニューを表示できる機能が含まれます。ACP で ACP Style ライブラリを 使えば、スタイルを変更した結果を即座に確認することができます。
  • ACP Style を使用して Autocalc を設定すれば、親になるダイアグラムやタブを表示すると、ユーザーは [Calc] ボタンを押さなくても自動的に出力変数の計算と結果の表示を行なうことができます。
  • 書式付きテキストリテラル (Python の F-strings に類似した機能) を使えば、中括弧内の変数や式の値を含むテキスト値を容易に記述することができます。
  • 新たに追加されたファイルシステム関数を使えば、ファイルパス、フォルダにあるファイルリスト、ファイルの追加、削除、コピー移動を行なうことができます (Analytica Enterprise 以上と ACP の機能)。

 

ACP Style ライブラリ

ACP (Analytica Cloud Platform) には、デスクトップ用の Analytica にはまだ装備されていない幾つかの便利なウェブブラウザのユーザーインターフェース機能が用意されています。これらの機能、すなわち、”ACP Styles” には、左上または左下にタブが付いたナビケーションスタイル、その左側に Outline ビュー (Desktop Analytica でも利用可能) 、および、ダイアグラム内のノードに対するドロップシャドウとベベル表示が含まれます。Tall ノードや Fame ノードの結果のテーブルやグラフでは、不確実性のビューメニュ、グラフまたはテーブルのトグルアイコン、および、ピボットインデックスを表示するか否か設定することができます。

新しい ACP Style Library を使えば、これらの機能やスタイルをを容易に設定したり実際に試すことができます。ACP Style Library をデスクトップ用 Analytica で作成したモデルにインポートします。Publish To Cloud ダイアログを使用して、作成したモデルを ACP で実行し、ACP Styles library を開きます。これらのスタイルを変更すると、作成したモデルに新しいスタイルが即座に適用されます。古い ACP1 用の ACP Style ライブラリでは、デスクトップ用 Analytica で一般的な例しか表示されないスタイルを選択する必要がありました。

ACP Style ライブラリは、File メニューの Add Library を使用して Analytica で配布されている標準ライブラリから入手できます。ただし、これらは継続的に改良が行なわれているため ACP Style Library ウィキページから最新バージョンをダウンロードすることをおすめします。

 

ダイアグラム

矢印

影響矢印 (influence arrows) を複数の線分にしたり、曲線になるよう設定できるようになりました。矢印をクリックしたときの編集モードには、矢印の中央に正方形と丸いハンドルが表示されます。正方形をドラッグすると、2つの直線の線分に分割されます。丸いハンドルをドラッグすると、矢印を曲線にすることができます。これらのハンドルは、線分間の「ウェイポイント」になります。

既存の各線分に表示される新しいグレーのハンドル~を使用すれば、新しい直線または曲線の線分を追加することができます。ウェイポイントを削除するには、ウェイポイントのいずれかを選択して、Arrow メニューから Remove way point’ または Remove all way points を選択します。


また、Arrow メニューを使えば、線分を曲線にするかどうかを変更したり、ダッシュスタイル、太さ、二重線を設定することができます。カラーを変更するには、矢印のいずれかを選択状態にしたあと (または Shift+クリックで複数の矢印を選択状態にしたあと)、表示されるカラーパレットからいずれの色を選択します。

従来と同様に、Diagram Style ダイアログを使用して、インデックスと関数 (デフォルトではオフ) や、モジュール間 (デフォルトではオン) に矢印を表示するか否かを制御したり、または、Node Style ダイアログを使用して全てのインプットや全てのアウトプットをノードに表示するか否かを制御することができます。Arrow メニューから Hide arrow または Show arrow を選択すれば、個別の矢印について表示・非表示を制御できます。

角が丸いフレーム

Text ノード、Frame ノード、Pictures、および、User Inputs と Outputs (表示されている場合) の境界の角が従来の四角から角が丸くなり、モダンで堅苦しくない外観になりました。これらのノードのデフォルトの角の半径は、ACP スタイルライブラリを使用して変更することができます (従来の四角形に設定するには半径を 0 に設定します)。

自動計算

Analytica では、通常、結果の値を表示するよう要求したときだけ変数の計算が行なわれます。また、あるインプットを変更すると、そのインプットに影響を受ける全てのユーザーアウトプットは [calc] ボタンに変わります。従って、インプットに応じて変わる結果については、いずれも再度クリックして、再計算を行なう必要があります。場合によっては、とくに ACP の場合、Diagram (又は ACP タブ) を見たときに、結果のテーブルとグラフが計算されて、自動的に表示される方が便利なときがあります。新しいライブラリ “Configure Proactive User Outputs” を使えば、作成した UI の事前に行う評価の挙動を容易に定義することができます。

大きくなったデフォルトのノードサイズ

新規モデルのデフォルトのノードサイズが 96×48 から 128×48 ピクセルに大きくなりました。
注意:デフォルトのノードサイズは、Diagram Style ダイアログを使用して設定することもできます。

 

グラフ

カスタムのグラフタイトル

  • グラフのタイトルをグラフ画像そのもののグリッド上に含めることができるようになりました。このタイトルを含めるには、Graph setup / Text の Graph title チェックボックスをクリックします。
  • ここから、タイトルに使用するフォント、サイズ、カラーを選択できます。
  • このタイトルをカスタマイズして、変数自身のタイトルとは異なるものにすることができます。
    • これを行なうには、グラフのタイトル上で右クリックして、Change graph title を選択します。これにより、Graph title expression attribute に移動して、カスタムのタイトルを入力することができます。
    • Graph title expression attribute は、式のひとつですので、独自に定義したタイトルを計算させることができます (例えば、不確実性の表示や現在のスライサー選択に基づいてタイトルを変更できます)。
    • OnGraphDraw で提供されるローカル情報とロールも、この式に提供されます。
    • シンプルなタイトルにしたい場合は、そのテキストが引用符で挟まれているかを確認してください。

ダッシュスタイルのロール

  • 新しいダッシュスタイル (点描) のロールとキーを使用すると、ラインカラーを使っていくつかの情報をあらわしたり、各種情報をダッシュスタイルのラインを使用してあらわすことができます。
  • このオプションを有効にするには、Graph setup dialog / Chart type / Line style settings の Separate dash style key チェックボックスを有効にします。
  • これを有効にすると、新しい Dash style のピボットコントロールが結果ウィンドウに表示されます。
  • この機能は、項目が5つ以下の短いインデックスをあらわすのに適しています。

1つの軸のラベルを非表示にする

  • 連続変数の確率密度の数値は、しばしば混乱を招きます。従って、密度軸のラベルを非表示にすると良いでしょう。
  • Graph Setup / Axis Ranges で、Hide labels チェックボックスをクリックすることで、任意の軸のラベルを非表示にすることができます。
  • この設定は、選択した時点のグラフの特定の次元の軸に関連付けられているので、ピボットや表示モードを変更しても、その他の軸は非表示になりません。

OnGraphClick

グラフをマウスでクリックしたときに評価される新しい式の属性 OnGraphClick を追加しました。クリックした対象に関する情報にアクセスし、クリックした内容に基づいてモデルに変数を設定するコードを作成できます。

新しいグリッドオプション

  • 新たに追加されたグリッドオプションは3つあります:Solid line mesh (従来および現在のデフォルトの dotted line mesh に加えて)、x-axis-only、y-axis-only です。
  • デフォルト設定のグリッドは、Solid line mesh に変わりました。
  • デフォルト設定のグリッドカラーは、0x9c9c9c から 0xe0e0e0 に若干明るくなりました。

新しい hover アイコン

  • シングルクリックで軸を対数スケールに切り替えたり、線形スケールに切り替えるための hover アイコンを新たに追加しました。

計算による軸タイトル

  • グラフを描画する際に、軸やキータイトルを動的に計算できるようになりました。例えば、得られた結果の複数スライサーの中から選択したアイテムに応じてタイトルを変えるようなものです。
  • この機能は、GraphFillerInfo インデックスに “Title” を追加することで有効になります。
  • 詳しくは、Using a computed axis title in a graph およびサンプルをご覧ください。

コピー/ペースト

  • 式の属性 (Definition 等) の内容を gmail のメッセージ等の他のアプリケーションにコピーやペーストする際、固定幅フォント、各行のインデント、構文の色分けが保持されるようになりました。

 

ファイルされたモジュールとライブラリ

ファイルされたモジュールを使用したモデルを開く場合や、ファイルされたライブラリを開く場合にファイルが見つからない場合、状況を分けて処理されるようになりました。

  • モデル内に “Missing module” (欠損モジュール) や “Missing library” (欠損ライブラリ) オブジェクトのプレースホルダーが保持される。
  • 欠損モジュール/ライブラリは、大きな亀裂があるモジュールやライブラリのように見せる。
  • ファイルされたモジュールをスキップするよう設定したときは、ファイルの読み込み中に2つの余計なエラーメッセージは表示されません。これらの原因となるノードの場所とサイズ属性は、欠損モジュールのオブジェクトにも適用されるからです。
  • 作成したモデルを保存する際にモジュールやライブラリに読み込まれていないファイルがある場合、新しいスキームでは、そのファイルがファイルされたモジュールやライブラリを使用することを忘れずに覚えています。
  • 欠損したモジュールのプレースホルダー上の hover アイコンを使えば、モデルを読み込んだ後に、欠損モジュールのファイルを探して正しく読み込むことができます。

 

  • 書式付きテキストリテラル (略称:F-strings) を追加しました。例えば:
    F”Golden ratio={(1+sqrt(5))/2}” → “Golden ratio=1.618”
  • コメントを中括弧 {} でネストできるようになりました。例えば、{ コメントの開始 {コメントの中身} その他のコメント } がある場合、このコメントは2番目の } に達するまでは終了しません。これにより、コメントを含むコードのブロックを一時的にコメントアウトすることが容易にできるようになります。従来は、最初の } に達したらコメントは終了していました。コメントのバランスがとれていないレガシーなモデルを読み込むと、モデルを壊さない場所に自動的に } が追加されてコメントが終了するようバランスがとられます。
  •  複数の戻り値の代入演算子でキャプチャ先を省略できるようになりました。これにより、一般的なパターンがより便利で簡潔になります。例えば、従来は以下のようなパターンが一般的でした:

    Local txt;
    (txt, Filename) := ReadTextFile(“”);
    txt
    ここで、Filename は ComputedBy として定義されます。3行目 (txt) は、割り当ての結果が最初のパラメータ値であるため、既に不要でした。Local 宣言も不要になったため、上記は以下のようにあらわすことができます:

    ( , Filename) := ReadTextFile(“”)

    完全な式の結果は、最初の戻り値で、2番目の戻り値は Filename に割り当てられます。
  •  これまで Choice コントロールにおけるアイテムの選択は代入演算子を利用して行なっていました。例えば:

    Select_fruit := “apple”

    しかし、All オプションを選択する簡単な方法がありませんでした。完全なインデックス値を割り当てる、全てのオプションの順序付きリストを割り当てる、または、テキスト “All” または “«All»” を割り当てることによって (それぞれ “All” または “«All»” を) 選択できるようになり、選択項目の一つではなくなります (MultiChoice でも同じことを行なえますが 6.0 の新機能ではありません)。

 

組み込み関数

ファイルシステム関数

  • ファイルの閲覧と操作を安全に行なうためのファイルシステムの各種関数を追加しました:FileFullPath, FilePathPart, FileSystemCopy, FileSystemDelete, FileSystemListing, FileSystemMove, FileSystemNewFolder.
  • これらの関数のうち全てのエディションで利用できるのは FileFullPath とFilePathPart です。これ以外は、Analytica Enterprise 以上のエディションと Analytica Cloud Platform で利用できます。
  • 同様の機能は、従来からある関数、例えば RunConsoleProcess や COM Integration を使っても可能ですが、セキュリティ上の理由から、作成したモデルをパブリックな ACP サーバーで実行する際は、これらの関数は無効になります。

 

新しい関数

  • 新たに追加された組み込み関数 HasImplicitDimension または HasIndex を使えば、特定のインデックスが配列にあるかどうかをテストすることができます。
  • 幾つかの新しい高度な数学関数が追加されました。Airy 関数と Bessel ゼロ関数です。

 

組み込み関数用の新しいパラメータ

  • CumMin と CumMax に O(n) アルゴリズムを使用したスライディングウィンドウオプションが追加されました。また、«passNull» と «reset» オプションの処理に対応しました。
  • ConsolePrint を呼び出す際に、複数の引数をリストできるようになりました。これらは、同じ行に区切りなしでプリントされます。また、パラメータのインデックスとの組み合わせもありません。
  • Dispatch 関数にオプションの «rollover» インデックスを追加しました。満たされていない需要や利用されていないキャパシティを次の期間に先送りできます。
  • DatePart に次の新しい項目を追加しました。DatePart( d, ‘Date’) は、日付と時間の date 部分を返します (time 部分は削除)。DatePart(d, ‘Time’) は、日付と時間の time 部分を返します (date 部分は削除)。また、Mod(d,1) で、d に date-time 数を指定すると、DatePart(d,’Time’) と同じ date-time 数を返すようになりました (従来は float を返していました)。
  • CanvasDrawPolygon の «x» または «y» に Null 値を指定すると、新しい区別されたポリゴンを開始するようになりました。
  • 定義メニューにセルフォーマット関数システムライブラリを追加しました。

 

データベース処理

  • DbQuery() と DbWrite() のバグを修正しました。主として DbWrite に影響するものです。クエリーを2つのセミコロンで分割し、それぞれの部分を独立したクエリとして送信する機能です。例: INSERT INTO Tab(X) Value(3);;INSERT INTO Tab(Y) Value(2)

    これによって2つのクエリーが個別に送信されます。データベースの中には、同じクエリーでシーケンシャルな命令が処理されないものもありますので、この機能はそれを回避する方法になります。同じコンテクストですべてのクエリーは実行する場合も関連する場合があります。特に SQL 変数を使用した複雑なクエリーでの分割にセミコロン1つが使用されるバグがあり、これが問題となっていました。この問題は解消され、セミコロン1つは同じクエリーの一部とされ、別々のクエリーに分割されることはありません。残念ながら、これにより、セミコロン1つを使用して分割をおこなっている一部の SQL クエリーが破損することがあります。このカテゴリの SQL 命令の殆どは、DbWrite() に対するものであるため、データを読み取るクエリーに影響を及ぼす可能性は殆どありません。

 

バッチ処理

Windows のコマンドラインやスクリプトからモデルをバッチ処理で実行できるようになりました。従って、Analytica を自動化されたワークフローの一部として実行できるようになります。従来は、Analytica Decision Engine (ADE) 製品を使用してこれを行なっていましたが、これからは Analytica だけでこれを実行することができます。詳しくは、Running a model in a command line workflow をご覧ください。

この機能に追加された主な機能は以下のとおりです:

  • Analytica コマンドラインへの /eval パラメータ。
  • Bye コマンド。Analytica プロセスの終了を自動化できます。
  • Bye コマンドのオプションのひとつを使用すると、モデルに変更が加えられてもモデルへの変更内容を保存せずに (または保存するかどうかを尋ねずに) 終了できます。
  • コマンドラインオプション /NoSplash を使えば、Analytica 起動時のスプラッシュスクリーンを無効にできます。これによって起動時の遅延が排除されます。

 

モデルとライブラリのサンプルデータ

Supply Chain

Business Examples フォルダーの “Beer Distribution Supply Chain.ana” モデルは、供給と生産の確率的な混乱を適用して、どちらの運用上の判断が受注処理の混乱を軽減できるかを評価します。

 

Boolean circuits

この新しいサンプルモデルの一部は、Analytica を使って自身の回路を描画したりシミュレーションの実行を楽しみながらブール回路について学習した7歳の人によって開発されたものです。AND ゲート、OR ゲート、NOT インバーターゲートを使用して自分で作成したブール回路を描画して、入力ビットを切り替えることで、0 と 1 がどのように回路を流れるかを確認できます。幼い子供たちにブール回路を教えるための良いモデルです。彼ら自身で feed-forward 回路を構築することができます。

 

Power law distribution library

べき乗分布 (Power law distribution) は、Analytica に新たに含まれるライブラリに実装されたものです。べき乗分布は、多くの事例で役立ちますが、おそらくより重要なのは、このライブラリで提供されるサンプルテンプレートです。これに従うことで、まだ組み込まれていないその他の分布が必要なときにそれを Analytica に追加できます。

 

New ACP Styles Library

最新の Analytica Cloud Platform リリースに対応するよう ACP Style ライブラリを完全に書き換えました。

 

Sparklines Library

新しい Sparkline Library を Libraries フォルダーに追加しました。

 

その他 Distribution

Distribution Variations Library に関数 Normal_p1_p2 を追加しました。この関数は、2つのパーセンタイルを指定して正規分布を定義するものです。

 

オプティマイザー

配列の制約条件に、intrinsic と extrinsic の両方のインデックスがある場合、Null 制約条件の位置を、各 extrinsic スライスの異なる (intrinsic) 座標に表示されるようになりました。従来は、Null 制約条件は extrinsic の各スライスの同じ座標に表示されることが想定されていました。例えば、 If b Then x

 

属性とオブジェクトウィンドウ

  • “Cloud Player Styles” や “AWP Styles” というタイトルであらわされていた属性は、 “AcpStyles” になりました。
  • Object ウィンドウには、構文カラーリングと表現アシスト機能があります。
    • Object Window で、行のヘッダ列を右クリックすると、そのオブジェクトで表示又は非表示にする属性を選択できます。
  • author 属性のデフォルトテキストが改善され、可能な場合は、ユーザーのファーストネームとラストネームが使用されます (Window のログイン名の代わりに)。この情報は、Analytica のインストール時にユーザー名を入力したときに検出されます。また、モデルを新規作成するときに使用されるデフォルトのテキストの Author 署名をカスタマイズできます。これを行なうには、Author 属性 (Object Window 又は Attribute ペイン内) に必要な変更を加えたあと、右クリックしてコンテクストメニューを表示します。新たに追加されたオプション Save author signature を選択します。これを行なったら、同じコンテクストメニューに Use saved author signature が表示されます。
  • 右クリックによるコンテクストメニューオプションで “apply computed cell formats to edit table” フラッグの設定 (設定解除) が容易になりました。
  • 式 (Expression) を入力する際、ローカルの次元が宣言されていれば、Expression Assist により、適切なコンテクストでローカル識別子のインデックス名称が提案されるようになりました。

 

数値形式とセルレベルの書式

  • 日付テンプレートで、D, DD, YY, YYYY の大文字を利用できるようになりました。従って、MM/dd/yyyy はもちろん、MM/DD/YYYY を利用できます。従来は、dd と yyyy には小文字しか認識されませんでした。
  • Cell format ダイアログで、テキスト入力オプションを Alignment タブから Entry タブに移動しました。
    • Entry 用のオプションは、データタイプごとにチェックボックスに分割しました。
    • Null と Identifiers (ハンドル) 用のデータタイプオプションを追加しました。
  • 数値書式の接尾辞で、G で Giga (109) が、u で micro (10-6) が表示されます (そしてこれが常に表示されます)。NumberFormat 属性 (item 18) に «GigaOrMuSuffixChars» フィールドを追加しました。これにより、接尾辞 B の使用で Giga (B=英語の billion) を、µ で micro (ギリシア文字のミュー) をあらわすことができます。もし、この設定を変更したい場合は、現在、Typescript ウィンドウからシステム変数 Sys_DefaultNumberFmt を変更する必要があります。正確な構文の参照と、これを構成するための UI を備えたライブラリについては、User Forum の Displaying B for billion, µ for micro をご覧ください。

 

その他

  • ウィンドウのフォーカスが外れたときに表示される非アクティブのスクロールバーの外観がモダンな仕様になりました。
  • ハイパーリンクをクリックしたとき、式を評価できるようになりました。これは、ShowWindow() の呼び出しで、例えば、特定の結果やダイアグラムへのジャンプ、または、既存のボタンを「押す」ためのボタン識別子になります。
  • タイトルから識別子を作成する場合、タイトル内の連続する複数の文字が識別子として有効でない場合に使用するアンダースコアは1つのみになりました。例えば、タイトルが “Taxes & Depreciation” の場合、自動的に生成される識別子は、Taxes_Depreciation ではなく、Taxes_Depreciation となります。
  • ボタンの right-mouse edit-mode コンテクストメニューに Run at load time (ロード時に実行) オプションを追加しました。ボタンに 32-bit の ProactivelyEvaluate を設定すると、モデルがロードされたときにボタンが実行されます。
  • VPN 接続でリモートドライブに保存する際、モデルファイルの保存が高速になりました。
  • システム変数に Sys_WarningsToIgnore を追加しました。
  • Analytica から Analytica User Forum へのアクセスが容易になりました。Help メニューに Analytica Q&A forum が新たに追加されました。Analytica について質問や提案がある場合はこちらをご利用ください。
  • あるノード (ダイアグラムウィンドウ内) でマウスを右クリックしたときのコンテクストメニューに Copy identifier を追加しました。
  • Publish To Cloud ダイアログに、Server コンボボックスを追加しました。稀なケースですが、公開されている ACP サーバー以外の ACP サーバーにアクセスできる場合、サーバーのドメインをコンボボックスに入力することで、公開先のサーバーを容易に選択できるようになります。

 

32-bit アプリケーションの終了と、”64″ ビットラベルの廃止

Analytica を含む殆どのソフトウェアが 32-bit アプリケーションだったのは昔のことです。我々が 64-bit 版を作成した当時は、様々な場所に「’64-bit」というラベルを使用していました。現在、われわれが作成しているのは 64-bit のみで、32-bit 版は廃止されました。従って、下記のアプリケーションのファイル名から「64-bit」という表記を削除しました。

  • インストーラ―のファイル名は AnaSetup«ver».exe になります。Ana64Setup«ver».exe ではありません。
  • 実行ファイルは、Analytica.exe と Ade.exe になります。Analytica64.exe と Ade64.exe ではありません。同様に、ADEW64.DLL は ADEW.DLL に、また、Analytica64UpdateCheck.exe は AnalyticaUpdateCheck.exe に変わります。
  • エディション名から “64-bit” 表記が無くなります。従って、”Analytica Enterprise 64-bit” ではなく、 “Analytica Enterprise” と表示されることになります。
  • ユーザーのレジストリハイブは HKCU/Software/Lumina Decision Systems/Analytica/6.0 になります。…/6.0×64 ではありません。
  • ライセンス名から 64 表記が無くなります。例えば、analytica64_enterprise_6_2 ではなく、analytica_enterprise_6_2 になります。

 

Analytica 5.4 の新機能

定義を分類(意味)で色付け

OnClick、OnChange、Check 属性内で、定義や式を書いたり、編集したりする時にエラーを見つけることがより簡単になりました。さまざまな名前と要素を区別するために色を使います。

  • グローバル変数とローカル変数、キーワード(IF, FOR, AND 等)、コメント、未定義の変数を区別するためにテキストに色を付けます。
  • コードエディタの慣用として、等幅フォント(タイプライターのようにすべての文字が同じ幅を持つ)を使います。
  • シンタックスエラーの場合は赤い波下線がひかれます。
カラースキーム、フォント、シンタックス通知を変更したり、元に戻したりすることができます。

 

モジュールの色の継承

モジュールノードは、親モジュールのものではなく、デフォルトのノードスタイルの色を継承するようになりました。親モジュールから色を継承する従来の動きに設定する場合は、Sys UseLegacyColors を参照してください。

複数選択(Multichoice)オプション

インデックスノードの expr プルダウンメニューに Multichoice が追加されました。これは1つ、複数、すべてのオプションを選択したいときに便利です。この機能は以前もありましたが、メニューには含まれていませんでした。

 

グラフ作成

カスタムのグラフ軸/キーのタイトル

変数(やインデックス)のタイトルの代わりに、グラフの各軸のタイトルやキーを修正、または隠すことができます。(編集モードで)変更したいグラフ上のタイトルや軸を右クリックし、Change axis title または Change key title を選択してください。ダイアログが開き、タイトルを編集したり、ブランクにして隠すことができます。例えば、タイトル Years(例:2010, 2020, 2030)にさらに ”Years” と冗長に表示されるような場合です。

ダイアログにはチェックボックスがあり、インデックスや変数を軸やキーとして使う各グラフに修正したタイトル(または隠したタイトル)を設定することができます。

 

軸/キーのタイトルの属性

Object ウィンドウ または Attribute パネル内の Axis/Key Title 属性を使って、変数やインデックスに対する軸やキーのタイトルで使うデフォルトではないテキストを表示、設定することができます。最初に Attribute パネルで表示する属性を設定する必要があります。これはその変数を使っているすべてのグラフに適用されます。しかし、上記で説明したタイトルで右クリックするよりも簡単です。

 

デフォルトの軸/キーのタイトルはどのように決まるのか

デフォルトのタイトルをどのように決めるかのルールがあります。インデックスや変数を使ってすべてのグラフの軸/キーのタイトルを変更した場合、デフォルトはこの変更したものに変わります。軸/キーのタイトルを変更していない場合は、デフォルトはインデックスまたは変数のタイトルです。あるいは、タイトルが空欄の時、デフォルトはインデックスまたは変数の識別子です。

しかし、上記のチェックボックスをチェックし、タイトルを空欄にした場合は、すべてのグラフに行った変更をリセットし、デフォルトはインデックスまたは変数のタイトルになります。タイトルが空欄の場合は、デフォルトはインデックスまたは変数の識別子になります。

ポップアップ”Use default axis title?”(またはkey title)は、デフォルトが何になるかを示します。次の3つのバリエーションの1つの文章が表示されます:

“Do you want to use the default axis title for Revenue, which is Annual revenue (global axis title override)?” – これは、デフォルトが、インデックス/変数の Revenue を使っているすべてのグラフで使われるように指定された軸タイトル ”Annual revenue” であることを示します。

“Do you want to use the default axis title for Revenue, which is Revenue (Title attribute)?” – これは、デフォルトが、インデックス/変数の Revenue のタイトル”Revenue”であることを示します。

“Do you want to use the default axis title for Revenue, which is Revenue (identifier)?” – これは、Revenue がタイトルを持たない、かつ、デフォルトがインデックス/変数の Revenue の識別子であることを示します。

超過確率

各結果に対する Uncertainty 表示 に新しく超過確率オプションが追加されました。不確定の変数の値が各値より大きくなる確率を示します。これは累積確率(CDF)の相補(1 – p)です。サイバーセキュリティ・リスクのようないくつかの分野では、多くの人が CDF より超過確率分布を好みます。

編集

  • 編集中に ESC を押すと、以前は赤のXを押して編集の変更をキャンセルするように動作していました。現在は、最初の押下が無視されるため、誤って変更をキャンセルすることはありません(以前と同様に、Expression Assist が表示されているとき、最初に押すと EA ポップアップが削除されます)。 ESC を続けて2回押すと、変更をキャンセルする前に尋ねられます。
  • ドラッグ中にテキスト選択がテキスト編集領域でのマウスドラッグに追従しなかった問題を修正しました。

テーブル

  • Shift+Space は、全行を含むように選択したセルを拡大するようになりました。
  • Shift+Space は、全列を含むように選択したセルを拡大するようになりました。

ビルトイン関数

  • UncertainLMH 分散が、デフォルトで Keelin SPT 分散ではなく、Hadlock-Bickel-Johnson Quantile Parameterized Distribution を使うようになりました。HBJ-QPD のメリットは、可能性のあるすべてのケースで実現可能な分散を見つけるということです。これはKeelin (metalog) 分散では行えないことがあります。これは、UncertainLMH、DensUncertainLMH、CumUncertainLMH、CumUncertainLMHInv 関数に影響します。
  • 新しいシステム変数、UncertainLMH_Method はこれらの関数で使われるデフォルトのアルゴリズムを選択することを可能にします。5.3との後方互換性のために、これを2に設定することができます。注記:小さな改善であるため、Keelin アルゴリズムを持つ DensUncertainLMH はほんの少しだけ正確であり、以前に比べ小数点9桁以下で数値が異なる可能性があります。
  • これらの関数に対して新しいオプションのパラメーター «method» を使うことで、どちらのアルゴリズム(HBJ-QPD または K-SPT)を使うかを選択することもできます。
  • AskMsgText と AskMsgNumber は、ダイアログにチェックボックスを表示するためのオプションが追加されました。質問に答えると同時にオプションをオン/オフを切り替えたいときに便利です。
  • Cdf に超過曲線を返すオプションが追加されました。
  • 本当は循環依存ではない2Dダイナミックループで表示される、疑わしい” dynamic-loop cyclic dependency(ダイナミックループ循環依存)”エラーメッセージを削除しました。2D ダイナミックループは、異なるダイナミックインデックス上の2つのダイナミックループが交差する場所のことです。そのため、ループ内のノードが2つのダイナミックインデックス上を繰り返さなければなりません(まれに発生します)。
  • Flatten が «condition» パラメーターを持つようになりました。平坦化された結果で «condition» を満たす項目のみ含むことが簡単になります。

新しい関数

  • COMEnumerate – 数えることができる COM オブジェクトの要素を加算します。

Mid と Prob の評価

変数を定義する最も外側の関数が Mid() または Sample() であるとき、定義がランダムな要素を含む場合に、中央値とサンプル値が同じであることを保証するために少し違う方法で評価します。外のレベルでの Mid() は、決定的に、この変数を中央モードでのみ評価することを意味します。Prob と mid の値は同じ mid 値を共有します。これは、定義が次のようなランダム・コンポーネントを持っているとき、以前のリリースと違う結果となります。

Mid(Random())
以前のバージョンでは、サンプル値を使う子ノードは、中央値で使われる子ノードとは違う値を表示しました。中央値とサンプル値の両方に同じ値を使うように指示する便利な方法はありませんでした。

  • 同じアイデアは Dynamic を呼び出す内部の記述にも適用されています。例えば、 Dynamic(0, Mid(Random()+Self[Time-1]))
  • もしこれまでの動作をさせたい場合は(同一のランダム・シーケンスを必要とする場合)、F12 を押してタイプスクリプト・ウィンドウを開き、 RandomLegacyRelease:50300 と入力してください。
  • 同様に、定義が外の関数として Sample() を持つ場合、Prob と Mid とも同じ Prob(サンプリングされた)値を返します。

その他

  • Number format で通貨を選択したとき、有限数に対して通貨シンボルを省略するようになりました。$INF の代わりに INF、$NAN の代わりに NAN を表示します。
  • 新しい属性 NodeBorderColor を使って黒以外の色でノードの境界色を設定できるようになりました。デフォルトの境界色を変更するにはクラスオブジェクトで設定することができます。これまでは、GUI で設定できなかったため、Typescript で行う必要がありました。

 

Analytica 5.3 の新機能

新ロゴ

Analytica 5.3 には、Analytica と Lumina の新しいロゴとアイコンが含まれており、新しく立ち上げた Web サイトと一致しています。新しいスプラッシュ画面は次の通りです。

 

ダイアグラムの色とスタイル

デフォルトの背景色

新しいモデルを作成すると、ダイアグラムのデフォルトの背景色は白になります。既存のモデルは、以前の背景色(通常はデフォルトの明るい灰色)を保持します。いつものように、新しいモデルまたは古いモデルの背景色は簡単に変更できます。最上位のモデルのダイアグラムに移動します。編集モードで、「Diagram」メニューから「Show Color palette」を選択し、好みの色を選択します。古いデフォルトの明るい灰色は、一番上の行の右から4番目です。

デフォルトのノードの色とスタイル

オブジェクトの各クラスに独自のノードカラースキームを定義することができます。また、境界線やフラット(非ベベル)ボタンなどを使いたくない場合のような、ノードのスタイルを変更することもできます。

  1. 「Outline」ウィンドウを開きます。
  2. 「System Libraries」を展開し、「Node style defaults」をダブルクリックして、そのダイアグラムを表示します。
  3. カラーパレットを開きます。
  4. 通常の方法で、各ノードクラスの色を変更します。各ノードを選択し、カラーパレットから色をクリックします。
  5. ノードの周囲にデフォルトの黒い境界線を表示したくない場合は、ノードを選択し、「Node Style」ダイアログを開いて、「Show borders」をオフにします。

「Node style defaults」ダイアグラムの変更は、誰かがすでにデフォルトの色またはスタイルをオーバーライドしていない限り、モデル内のクラスごとにすべてのノードに影響します。

Virdis カラースキームの例

  • デフォルトを継承するためにノードを復元するには、ノードの色またはスタイルをアクティブなデフォルトに設定します。すると、デフォルトの色またはスタイルから自動的に継承します。
  • テキストノードのデフォルトが、オフホワイトになったため、「fill color」ノードスタイルをオンにすると、それらを見ることができます。
  • 試すことができるいくつかのカラースキームの選択肢を実装しました。モデルを編集モードにして、「File」->「Add Library…」を選択し、「Node Styles」フォルダを開きます。「*.anaStyle」テンプレートの1つを選択し、「Open」ボタンを押します。「Defaults.anaStyle」を選択して、標準のデフォルトを復元できます。

 

クリップボード

Analyticaでは、大抵のWindowsアプリケーションと同様に、何かをコピー(ctrl+c)またはカット(ctrl+x)すると、クリップボードに入れられます。次にAnalyticaにペーストするか(ctrl+v)、別のアプリケーションがクリップボードからそれをペーストします。

Analyticaは常にこの標準スキームをサポートしていますが、現在2つの重要な改善点があります。

 

ダイアグラムのノードに対する Ctrl + X 操作

ダイアグラムからノードを切り取る(ctrl-x)と、(単に消えるのではなく)移動するようにマークされます。別のダイアグラムに貼り付けると、元のダイアグラムから消えます。これはより自然に感じられ、現在のWindowsファイルエクスプローラーの動作に似ています。

 

外部アプリケーションへのテキストコピーの WYSIWYG

テーブルからセルをカットまたはコピーすると、セルは完全な精度ではなく、選択した数値形式を含む形式を保持します。 Excel に貼り付けても、Excel は基礎となる XML スプレッドシート形式を完全な精度で使用するため、小数点以下は失われません。

以前のリリースで作成された OLE リンクは、下位互換性を維持するために引き続き完全な精度で転送されます。

属性ペインとオブジェクトウィンドウ

ハイパーリンク

  • 説明やその他のテキスト属性のハイパーリンクは、編集モードでも下線付きのアクティブなリンクとして表示されるようになりました。(以前は、編集モードでは HTML のようなマークアップとして表示され、ブラウズモードではリンクのように見えました)
  • ハイパーリンクを追加するには、説明(またはその他のテキスト属性)でリンクテキストを選択し、右マウスコンテキストメニューから[Add/Edit hyperlink]を選択します。マークアップ構文に煩わされる必要はありません。
  • ただし、HTML マークアップを表示する場合は、右マウスコンテキストメニューから[Toggole show markup]を選択します。

編集

  • 編集中に ESC を押すと、以前は赤のXを押して編集の変更をキャンセルするように動作していました。現在は、最初の押下が無視されるため、誤って変更をキャンセルすることはありません(以前と同様に、Expression Assist が表示されているとき、最初に押すと EA ポップアップが削除されます)。 ESC を続けて2回押すと、変更をキャンセルする前に尋ねられます。
  • ドラッグ中にテキスト選択がテキスト編集領域でのマウスドラッグに追従しなかった問題を修正しました。

再描画の速度

  • 低速のコンピューターでは、オブジェクトウィンドウが開くのに時間がかかり、多くのフラッシュと再描画が行われることがありました。これは大幅に改善されました。

属性ペインとオブジェクトウィンドウ

  • 歴史的に、ステップチャートには2つのデータポイントの中間点に遷移があります。現在は、間隔の開始(左)または終了(右)で遷移するオプションを持ちます。 Graph Setup で Step line type を選択すると、オプション「Where steps transition」がオプション Left、Mid、Right とともに表示されます。

ビルトイン関数

  • Unique()に新しい «condition» パラメーターが追加されました。
  • typescript コンソールに出力する新しい関数 ConsolePrint は、デバッグ時に役立ちます。
  • 新しいビルトイン関数 CumMin および CumMax を追加しました。
  • ParseCSV の利便性が向上しました。行または列のインデックスが ComputedBy インデックス(ParseCSV呼び出しを含む変数によって計算される)である場合、関数はデータからインデックス値を自動的に設定します。
  • URL パラメーターを関数 Error() に追加しました。
  • «datatype» パラメーターを COMArray に追加し、COM メソッドに渡される safe array のセルタイプを制御できるようにしました。
  • StepInterp 関数には、最も近い点を使用するオプションがあります。«leftLookup» パラメーターの名前は «use» に変更され、オプションは ’Left’、’Nearest’、’Right’ になりました。’Nearest’ オプションには、同店の場合にどちらを使うかを指定する派生 ’NearestL’ と ’NearestR’ があります。

 

Analytica 5.0 の新機能

画面のデザインの一部変更

新しいツールバーアイコンやダイアグラム内のポップアップ・コントロールにより、各ノードでよく使う操作により素早くアクセスできるようになりました。

 

計算をマルチスレッド化

コンピューターが複数のプロセッサやコアを持っているとき、マルチスレッドによりもっとも一般的な計算を並列処理します。

 

表形式のサポート

表形式に、テキストスタイル、サイズ、色、フォント、境界線、背景色、数字の形式、画像を設定できるようになりました。セル、ヘッダ、行、列、スライス、範囲でフォーマットを指定でき、表の表示とともにピボットできます。条件付きフォーマットでは、ヒートマップや他の強力な可視化を作成するためのスタイルや色を計算します。

 

新しい検索ダイアログ

虫眼鏡をクリックするか、Ctrl+F キーにより、強力になった検索を使うことができます。オブジェクトID、タイトル、説明、他のテキスト属性によってモデルを検索できます。また、オンラインのAnalutica Wiki ドキュメントも検索できます。

 

Analytica 4.6 の新機能

66%高速

Analytica 4.6 では、モデルの評価速度を上げるために、いくつかの大きな最適化を行いました。高速化の割合は各モデルの特性に依存します。9種類の大きなモデルを使った比較では、7% 遅くなるものから、4.52 倍早くなるものまでありました。平均すると 1.66 倍早くなっています。言い換えると、実行時間を約 40% 削減します。この平均からは 10 種類目のモデル (ダイナミックループをもつ繰り返しを使ったもの) を除いています。というのも、これは 94 倍も早くなっているためです。

 

ボタン、OnClick、OnChange イベント

Analytica Professional と Free 101 でもボタンを作成できるようになりました (これまではAnalytica Enterprise が必要でした) 。ボタン (または画像) をクリックすると、OnClick イベントが動作します。選択メニューやチェックボックスのようなユーザー入力変数を修正した時、OnChange イベントが動作します。OnClick や OnChange の属性には、グローバル変数への割当てを含む、任意の式を割り当てることができます。これらは前方互換を維持するための Script 属性を置き換えます。特別な Typescript 言語を使う Script とは異なり、OnClick や OnChange は標準の Analytica の表記に対応し、式のアシスト、入力/出力ナビゲーション、定義の他の機能を提供します。

 

インデックス値に合わせた色付け

カラーシリーズ・ダイアログ (グラフで色のついた線、棒、キーを右クリック) で、特定のグラフだけでなく、インデックス内の値に対応する色を設定することができます。これにより、例えば、各テクノロジーが同じ色を使うテクノロジー別インデックスをすべてのグラフに設定することができます。テクノロジーのサブセットが同じ色を使うようにインデックスを設定することも可能です。

カラーシリーズ・ダイアログ

 

グラフ作成

ウォーターフォール図、ヒートマップが追加され、グラフ上の変数名へのハイパーリンクの付加等が行えるようになりました。デフォルトでは、グラフは、それが全く意味を成さない限りは各軸にゼロが含まれます。意味を成さないとは、2010年から 2050年の結果をプロットする場合などで、この場合はゼロは表示されません。

 

他のアプリケーションとのインテグレーションするための COM

Analytica Enterprise と Optimizer が COM (Component Object Model) をサポートしました。これは、Microsoft Excel や他の Office プログラムを含む、他のアプリケーションにアクセスするために広く使われているモデルです。COM により、これらのアプリケーションにフル API アクセスを提供します。Analytica に新しい機能を追加するために、C++、VB、C#、その他の言語で独自の COM オブジェクトを作成することができます。複数のプロセッサやリモートサーバーで Analytica の計算を並列化する ADE を含む、並列計算をサポートするために COM を非同期に呼び出すことができます。

 

複数テーブル

この新しいテーブル形式は、1つのテーブルで編集可能で計算されたセル (スライス) を組み合わせることができ、ユーザーインターフェイスでは特に役立ちます。

 

開くウィンドウの最大数の制限

デフォルトでは、Analytica は8つまでのダイアグラム、オブジェクト、テーブル、グラフのウィンドウを表示することができます。9つ目を開こうとすると、最後の使用が最も古いウィンドウが閉じられます。これは大量のウィンドウを開くことができ、画面に圧倒されたり、動作が遅くなったりした、これまでの実装より、操作を簡単にします。Preferences ダイアログの Max open windows でウィンドウの数を設定することができます。

Preferences ダイアログ